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100 勇者様とハンバーガー(その10)

6枚切りの食パンを包丁でさらに半分にする


例えるなら12枚切り?



そしてちょっと軽く焼く





一枚の片面にはバター塗った後で、マヨネーズとからしをさらに上に塗る


もう一枚の片面はトマトソースとからしを塗る



そして千切りにしたキャベツを軽くフライパンで炒め、最後に塩コショウで味付け


キャベツを炒めている隣で目玉焼きを焼く



そんでもってキャベツと目玉焼きをパンで挟んで出来上がり




「いただきます」


すべての食材に感謝して実食です




「ちょっとまった~~っ!それオレのじゃね~~~っ?」


勇者様からいきなりのダメ出しがきた




いやあんた、一度もオーダーしてないじゃん(笑)




「オレ、ハンバーガー食べたいって言ったよね!?」


勇者様が叫んでいる


いやだから、パン、いやバンズか、それがないから作れないって言ったじゃん




「オレ、腹ペコだって判っているよね?!」


なにその某秘密組織の作戦部長的、いや、日本人的な『こちらの事情を察してね』の世界





「金貨一枚?なにソレ?」


ハンバーガーでなくてもいい、つまり先ほどの簡単なサンドイッチでもいいから作ってくれと言われたので前払いを要求した


そしたら驚いた後、値切られた





『だったら100円で食べれるところを見つけて食べろや』


そう言ってやったら黙ったね




大体ハンバーガーが100円ってのはいろんな人が損をして初めて成り立つ金額だってばよ!


酪農家だとか農家だとか、解体業者だとか、加工工場の人だとかイロイロ




簡単に言うと『みんなが少しづつ不幸になる世界(笑)』


どこかの吸血鬼とアロハのおっさんの世界と同じだよ


得をするのは踏みにじられた人の怨嗟をしらない食べるだけの人だってばよ!




思わずハゲの召使の妖精のように腕を組んで怒ったね










あ、勇者様が泣きだした・・・

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