八月二日
「さて365日限定放送局。
二日目の放送です」
「二日目というか12時に色々発表するからな。メインMCは4時間交代でアシスタントは2時間交代で回してるんだよ。
で12時のMCが二回目の登場のハイブリがお届けしてやるよ。」
「なげやりですね。
もう疲れましたか?
それはさておき、現在の状況を確認します。
現在826/1000名となっています。
昨日捕縛されている方も生きているので脱落者に含まれません。
ちなみに、捕縛されたのは38名です。
つまりは、174名が今日の12時までの24時間で脱落されました。
今現在も確認されていないだけで増えているかもしれないです。」
「過酷なサバイバルみたいだな、森から脱出出来てないのも居るんだろうな。」
「面白い状況報告は1000人の内、宿で休んだのはジョン・スミスさん只一人という情報があります。
さすが生き残り最有力候補と言ったところでしょうか。」
「うわぁ、皆、宿無しかよ、ホントにサバイバルだな。」
「それとですね、視聴者様からのご要望で11時間じゃ全然見れてないとの事で。
これからの10日間は4時間事に何人かのグループになってる方々を重点的にモニターしていこうと思っています。」
「メインMCは4時間ずっと同じグループを見るってことだな。明日は違うグループか。」
「そうなるでしょうね。これからの4時間はこちらのグループのジョシアさんの主観でお送りします。」
「名前だけか。ジョシア、男か女かもわからないな。」
『皆頑張れ。少し休憩もしたし。今日は暗くなるまで、このまま進もう。』
森の中を進んでいる映像が流れる。
「今、話してるのは、このグループのリーダーっぽい男の人はマイク・パーソンさんです。」
『今日も森の中で野宿は嫌だぜ。』
「この声がジョシアですね。どうやら女性のようですね。」
「女性って言うかたまに見える腕がたくましいんだが…、言葉遣いもたくましいぞ。」
「そうですね。でも声は女性ですよ。」
『ジョシアさん、殿をしてくれるのはありがたいですが、蹴ったり押したりして急かすのはやめてください。』
「だいぶ先の細い男の子ですね。ジョシアさんのいじられキャラでしょうか。
この男の子はハーガン、完全に名前負けですね。」
『ハーガン、お前が遅いと今追われてる狼に追いつかれるんだぞ。
この世界に来るまでの間の地獄を忘れたのか。1000人にまでの7日間を。』
「ハーガンかいい名前じゃねぇか。1年後には逞しくなってるさ。」
『忘れるわけないじゃないですか。っていうか、今狼に追われてるんですか。」
「因みに、この七日間は現実時間の3時間で行われた仮想空間での事を言っています。
そこで選別されて1000人にまで絞られてこの世界に来ています。」
「サワよ、説明ご苦労。これは戦闘の予感だな。」
「ハイブリさん喜んでますね。」
「もちろんだろ、戦闘を生き残るのを見たくて皆この番組に期待してるんだぜ。」
「かなり過激な発言ですね。否定はできませんが。」
『すぐ近くにいるんですか?』
『いや、仲間を集めつつ来てるみたいだ。』
『じゃあどうして僕たちは歩き続けてるんですか。攻撃されちゃいますよ。』
『今は歩きながら、戦える場所を探してるか。マイクが気づいてないかのどっちかだな。
でも、まだ攻撃はしてこないさ、危なくなったら私が声を掛けるさ。』
「いや~いいですねぇ昨日はこんな会話もあまりなく進む方と捕まっちゃう人を担当しちゃいましたからね。
会話のある映像を見れるのは安心します。」
「それはそうだが、狼に勝てるのか、勝てそうなのはジョシカ?だけじゃねえか。」
「ハイブリさんジョシアですよ。女子か?ってハイブリさんの疑問じゃないですか。」
「またオヤジギャグか、サワ、そんなことばっかり言ってるとスポンサー様が怒るぞ。」
『来た。やばい。』
「ひどいで」
すよ。まで言えずにハイブリが口を挟む。
「うるさい。戦闘が始まるぞ。」
『マイク、狼だ。戦える様にしろ。』
「ジョシアさんは男前ですね。」
「映像にはまだ狼が出てこないな。ジョシアはそのままで男共は前にも出ないでジョシアの後ろかよ。」
『ジョシアさん、どっちから来るか教えてください。』
「そうでもないですよ。ハーガンさんが前に出ましたよ。」
「男の子はそうでなくっちゃな。」
『右から3、左から2だ、私とハーガンで右を叩く。そっちの3人は左から2匹を頼む。』
「マイクさん、ジョシアさん、ハーガンさん以外にも人いたんですねぇ。」
「映像見てなかったのか。最初から5人のグループだったろうが。」
「でも、一言も話さなかったし。」
「話せなかったんだろ、今もオサンとオバンは肩で息してるぞ。
きっと夫婦だろうな、こんなんがなんで1000人に選ばれてこのグループに居るんだろうな。」
『マイク、そっちは2匹だ、こっちが3匹を倒す間、時間を稼いでくれればいい。』
「ジョシアは的確な判断だな。オサンとオバンが戦えないのがわかってるから、マイクに無理は言わず牽制だけさせようとしてるな。」
「そうですね。ジョシアさんは狼3匹倒せるってことですね。」
『来ました。』
「ハーガンさんが右から来る一匹に向かっていきます。」
『無理はするな、怪我したら治せないし、消毒も出来ないんだからな。』
「ジョシアは冷静だねぇ、おっと、ジョシア。一番右から来る狼を避けながら体を回転させるぅ~。
避けた狼の頭をそのまま右腕でロックして、体は回転する。
逆手に持ったナイフを上から振り下ろす。」
『ふんっ。』
「とっそこにはもう一匹の狼の頭が~~~~。
狼の眉間より上辺りにナイフが刺さると同時に体を落とす。
その体重を利用して。右腕で頭をロックされた狼の首を折る。」
ボッギッィ
画面からも盛大に折れる音が聞こえる。
「こんなこと出来るものなんですかね。アクション映画見てるみたいですよ。」
「それが出来るから。1000人に残れたんだろうが。」
「ハイブリさんが興奮しております。あああ、ハーガンさんが。」
ハーガンは1匹、相手に苦戦していた。
「さすがに1000人全員が戦闘出来るわけじゃないみたいだな。」
『ハーガン、その調子だ。怪我さえしなければ勝ちだ。』
「ジョシアさんがハーガンさんに声を掛けながらナイフを投げました。」
「ナイフは狼のところに、ジョシアはそのまま、マイクのところに向かったな。」
「ハーガンさんが狼を倒しましたよ。」
「ジョシアは上手いな。ハーガンの攻撃を避けられないようにナイフを投げて牽制、ハーガンはナイフを刺して仕留める。
狩りを成功させたら自信にも繋がる。」
「それだけじゃないですよね。ハーガンさんを信じてないと出来ないと思いますよ。」
『ナイフをくれ。』
「オサンさんとオバンさんからナイフを受け取りましたね。」
「さすがに素手じゃきついと思ったんじゃないか。」
「さっきは1匹を素手で倒してましたけど。」
『マイク無事か。』
『助かる。対人戦なら少しは心得があるけど、狼とは戦った経験がなくてな。』
『私だって経験はないぞ、対人戦も魔物との戦いもこの間が始めてだ。』
『そりゃあ、そうだよな、泣き言ばかりは言ってられないな。』
「いいねぇ。マイクは皮切られてるが。1匹の狼の前足に一本ナイフが刺さってる。いい勝負じゃねぇか。」
「ナイフを一本、マイクさんに渡してますね。ジョシアさんが二本のナイフを持っていったのはこの為だったんですね。」
「そうみたいだな。ジョシアって何者だよ。周りも見えてるし、戦闘も出来るし。こいつも有力候補なんじゃないか。」
「そうですね、しかもあっさり終わりましたよ。
怪我したほうをマイクさんが担当して、ジョシアさんが無傷の1匹を相手にして一撃で終わらせましたね。」
『終わったな。急いで血抜きして内臓と骨をここに置いてく。
毛皮に解体した肉をもっすぐに離れるぞ』
「マイクさんの判断は的確ですね。」
「そうか?内臓そのまま置いてくとか、疫病の原因にならないか?」
『ハーガン、狼の骨、大たい骨だけ集めといてくれ。蔦みたいのを見つけたら即席の槍にする。』
『わかりました。』
「骨の槍か、考えたな。」
「サバイバルな感じですね」
無事解体を終えて。ジョシア達は歩き続けた。
365日限定放送局は続く。
二日目のジョン・スミスは。
「うおぉ、朝なのにオレが元気無いなんて。これは一大事だ。」
毎日元気なはずのオレが元気が無い。
まだ19歳だぞ。
ある仮説を立ててみた
朝起きてすぐ考えたのが、戦いのことだった。
三大欲求が食欲。睡眠。戦闘。になっている可能性がある。
戦うのに躊躇がなかったし。
人間本体ではなく、記憶で作られた俺だ。
なんらかの伝達ミスで俺は戦闘狂にされたようだ。
という訳で気にせずに朝飯を食べた。
「美味かったです。今日は冒険者になって稼いできます。今日も泊まりますんでよろしくお願いします。」
「おう、がんばって来い。」
宿屋を出て一回伸びをしてから歩き出した。
「ようし。今日は冒険者になろう。」
ギルドの場所は聞いてたので、すぐに見つかった。
西部の酒場みたいだなってのが第一印象だ。
入ってすぐに見えたのが掲示板だ。
入って左にはバーカウンターに右側には事務員みたいな人が居るカウンターだ。
「すみません、登録したいんですが。どちらですればいいですか?」
窓口の人に聞きたかったが忙しそうなので並んでる、冒険者に聞いてみた。
「登録に来たのか。登録は依頼受付が今開いてるから。そこの職員に聞いてみな。」
「ありがとうございます。」
意外と親切に教えてくれた。
依頼受付の窓口に声を掛けた。
「すみません、登録ってどうしたらいいですか?」
「はいはい。登録ね、これにサインして。これ読んでおいて。読めなかったら昼位に暇だからもう一度来て。」
字を見たら何故か読めた。
「読めるんで大丈夫です。」
サインをした。
サインも手が勝手に動いてちゃんと書けてた。
ここら辺も弄られてるのか。
内容を読んでみると
貨幣について
ブロンズ カッパー シルバー ゴールド プラチナ の順で表記
1b
100b 1c
10000b 100c 1s
100000b 1000c 10s 1g
10000000b 100000c 1000s 100g 1p
シルバー以上の貨幣を見たこと無い人の為の表記です。
わかる人は飛ばしてください。
ブロンズカードから普通は始まりますが、この村は村仕事を冒険者に頼みません。
鉄のアイアンカードから始まります。
サインを書いてもらった紙は、最新式で出身村や出身国などが名前を書くだけで出てきます。
カードには魔法がかかっています。
アイアンになる実力がない場合死にます。
注意してください。
アイアンは冒険の初心者として扱われます。
アイアンの上の銅のカッパーカードになります。
カッパーカードは一人前の冒険者という扱いになります。
カッパーの上が銀のシルバーカードです。
シルバーは一流扱いになります。
更にシルバーの上がゴールドカードとプラチナカードとブラックカードがあるみたいですが。
この村には関係ありません。
気にしなくていいです。
次に任務失敗ですがブロンズの段階ではギルドが依頼主に補填します。
ですがこの村にはブロンズは無いので気をつけてください。
アイアンから失敗した場合はご自分でお支払い下さい。
依頼主に報酬の半分をギルドへの迷惑料で報酬の5倍を支払ってもらいます。
疑問に思ってくれて構いませんが、そういう仕組みなので従わない場合ギルドカード剥奪です。
以上で説明を終わりです。
依頼は責任を持って受けてください。
渡された紙にはこう書かれていた。
金の単位がわかったぞ50bが高い宿屋ってことは50bは1万円くらいってことか?
100bで1c、100cで1s、10sで1g、100g、で1p、だな
1gは10万bだから5000万円くらいか、ってことは俺は今贋金の金貨1000枚持ってるってことは、50億円くらい持ってるのか。
「やばいね。」
俺、贋金とはいえ、そんなに持ってたのか。
気を取り直して、依頼の掲示板を見た。
アイアン カッパー シルバーの3種類に依頼が別けられていた。
アイアンを見ると
狼の討伐依頼。4頭、300b
って書かれてた。
常時ある依頼で事後報告可って書いてあるな。
これ終わらせれば宿屋に金返せるな。
「そうだ。」
贋金を使おう。
確か注意書きに都会で使うとばれるみたいに書いてあったから、ここで防具買っていこう。
防具屋を探して歩いてると村の門に着いてしまった。
「まっいいか、門番に聞いてみよう。」
門番に近づいて、
「すみません。防具を買いたいんですが、何処に売ってるか知りませんか?」
「なんだ、防具?今この村には無いぞ、この間馬鹿な冒険者が武器屋の主人を斬っちまってな。
鍛冶屋も武器屋も町に逃げちまった。
町から来る馬車や行商人は後1週間は来ないぞ。」
「そんな。」
武器屋も鍛冶屋も居ない村があるなんて、そんな馬鹿な。
「服屋はこの村育ちだからまだ残ってるぞ、たぶん材料を持っていけば作ってくれるんじゃないか。」
「本当ですか。狼狩ってきます。」
「おう、気をつけろよ。開門だ。」
「言ってきます。」
俺は村を出て狼を探した。
服屋に頼むのか。金掛かりそうだな。
「周りを警戒しながら歩くって、大変だな。」
森に入ってしばらくして思い出した。
「そうだ、俺にはアレがあるじゃん。」
カードを出した。
魔物を出した。
しかも狼系の魔物だ。
名前はわかんないけど。
「スキルに、同属召集、同属隷属ってのがあったよな。呼び集めてくれ。」
狼系の魔物が吠える。
もう一枚もカードから魔物を出して。
「お前は集まった狼を狩ってくれ。」
出したのはでっかい猪みたいな魔物だ。
魔物が吠えたことでわらわら狼が集まってきた。
「まあ踏めば終わるだろ。」
結果は狼が36匹、狼の魔物と思われるのが8頭居て、
狼系の魔物が止めてる間に、猪が首を踏んで殺していった。
「大量だな。ありがとうな。」
そう魔物達に言うとカードに戻っていった。
カードにはギーガルLv4、使用回数4回、スキル:同属召集、同属隷属
ギーファLv11、使用回数2回、スキル:無し
お~なんかカッコイイな。
カードに名前ちゃんとあったんだな。
でも、他のカード見ても名前が書いてなかった。
この世界で召喚したら名前が出てきたって事か、
じゃあこの世界で付けられた名前があるってことだな。
俺はそんなことを考えてたら血の臭いで現実に引き戻された。
「あ~解体しないと駄目かぁ、その前に死体漁りしよう。カード化したら素材にならないし。報酬もたぶんでないよな。証明部位とかあるんだっけ?」
いやいや、切り分けてると。
「さすがに、気づかないうちに解体のスキルとか持ってないよな。解体なんつって。」
肉が見事に解体された。
「うわっ、本当に解体された。肉が肉の部位に合わせて解体されてる。」
ちょっと現実離れした光景にビックリしたが、気にしないほうがいいと思って。
アイテム袋に全部詰め込んで帰ることにした。
「ずいぶん早いな。もう依頼終わらせたのか?」
門番に帰りが早いのでびっくりされた。
「いや~狼1匹狩ったら沢山来ちゃいまして逃げてきました。」
苦しい言い訳だ。
「知らないのか、狼は群れで行動するから。1匹居たら最低4匹は居ると思えって言われてるんだ。
だから依頼も4匹からなんだ。」
「そうだったんですか。知りませんでした。勉強になりました。」
「入ってすぐそこに井戸があるから手を洗ってから宿に戻れよ。あの井戸は飲料用じゃないがあまり汚すなよ。」
あそこの井戸は村の中で一番下に流れてる井戸ってことかな。
まあ汚せば疫病の原因になるだろうからな。
意外と確りしてるのかも。
「わかりました。ありがとうございます。」
俺は井戸で手も血のついてる所も洗って宿屋に向かった。
「はやいな、依頼失敗か?」
宿屋のおじさんはビックリしていた。
「終わらせましたよ。昼食食べに来ました。食べたらギルドで報酬貰ってきますよ。」
昼食ついでにさっきの解体について調べたかったので宿屋に足を運んだ。
「昼食って貴族かよ。皆、朝と夕方しか食わないぞ。まあ朝って言ってもこのくらいの時間の奴も居るが、お前さんは朝もう食ったろ。」
「お金はギルドの報酬が出たら払いますから、お願いします。
俺、動くとすぐおなか減っちゃう体質なんですよ。」
ここは二食が常識なのか、知らなかった。
昨日は夜しか食べなかったし。
「難儀な体質だな。わかったよ出してやるから。報酬貰ったらちゃんと請求するからな。
言ったろ、今は食糧難なんだよ。」
「それじゃあこれ使いますか?」
アイテム袋から狼の肉を10頭分くらい出した。
「それは、収納袋なのか、最低でも10gくらいするんだろ、実は金もち…ってそうだよな1gしか持ってなくて、小さい金が無くて困ってる奴だったな、そのくらいの金はあるのか。」
なんか納得された、収納袋ってのがあるのか、最低でも10gってことは高いのもあるのか。
いいことを聞いた。
「狼の肉だけど食える?」
「煮込めば食えないことは無いな、あまり美味くないが背に腹はかえられんしな。
それだけ煮込むのに3日くらい掛かるから、狼の肉は3日後に出してやるよ。
昨日の宿代で手を打ってやるよ。」
「いえいえ、滞納分でいいですよ。まずい肉じゃタダ同然でしょうし。
そのうちもっと美味い肉持ってきますよ。」
「じゃあ鹿や猪とあと兎のどれか居たら頼む。馬でもいいが馬はガースが連れてる事が多い危険だから気をつけろ。あとガーファやギーファにも気をつけろ、あいつらはでかい。」
ガーファ、ギーファは猪でいいんだよな。
「ガースってあったことないんですがどんなのですか?」
察するに馬なんだろうけど。
「ガースは馬の魔物だガースは馬を連れて群れるんだ。反対にギースやグースは群れないんだ。」
グースって鳥にいたような。
あれとは違ってこっちだと馬の魔物ってことか
「あれ、ギース、グースってなんですか?」
「そんなことも知らないのか。
種族別でガー、ギー、グーって上位種になると名前が変わるんだ。
ガーガルやガーファ、ガースより上位種をギーガル、ギーファ、ギースって感じで名前が変わるんだ。
常識だぞ、覚えとけよ。」
「すみません、常識なんですね、覚えておきます。」
「じゃあ飯だすから少し待ってろ。」
「はい。」
俺はステータスを見ることにした。
ステータス沢山ありすぎ。
ステータス
名前:ジョン・スミス
性別:男
職業:盗賊
心 :Lv87
技 :Lv40
体 :Lv43
魔力:42012人魔力
筋力平均:320kg
動体視力:動物並み
頭の回転:並
咄嗟の判断力:結構早い
取得スキル一覧
死体漁りLv412
多段ジャンプLv37
壁走りLv13
影踏みLv8
タッチバリアLv4
カード召喚系Lv143…
格闘技術Lv45
剣術Lv50
棒術Lv30
魔術Lv120
召喚術Lv230
・
・
・
解体術Lv100:肉屋Lv20、魚屋Lv130、料理人Lv150
・
・
・
「あった。」
肉屋だけレベルが低いのは最近の肉が基本機械でやってるからだろうな。
魚屋と料理人は自分の手でやらないといけないから。
これで解体のスキルの謎は解けたな。
ステータスには謎が一杯だったが
42012人魔力ってなんだ1馬力とかみたいな単位か、1人魔力がわからないからすごさがわからないだろ。
カード召喚系になって種類減ってるし、統一化って事なのか?
それでもステータスに書いてあった数は膨大だったぞ。
ステータスに驚きながら昼食を終わらせてギルドに向かった。
ギルドの中に入ったがガラガラだった。
依頼の所に行って、狼の依頼を探した。
狼の魔物はたぶんガーガルだと思うからガーガルの依頼も持って依頼の窓口に向かった。
「すみません、依頼お願いします。」
「依頼受けるのね。気をつけてね、今から行く人は少ないからもう少し早く行くほうがいいわよ。」
勘違いされた。
アイテム袋から討伐部位を出した。
「依頼の完了をお願いします。」
「あら、そうだったの。はい。えーっと狼が、耳72個で36頭分ね、討伐依頼で言うと9回分ね。
ガーガルが耳16個で8頭分ね、討伐依頼8回分ね。」
「はい。」
「狼が300bの…だから、えーっと、27cに、ガーガルが30cだから、8回分で、2s40cで合計が、2s67cですね。」
この間、なんと4分。
恐るべし異世界。
計算だけでこんなに時間が掛かるとは。
だから、いつも込んでるのかこの窓口。
ガーガル討伐依頼1頭30c×8は美味しいな。
狼はあんなに安いのに、一気に小金持ちだな。
1000人に絞るところじゃそんなに強くなかった、魔物はこっちだと強いのかな?
それともあれと同じくらいなのかな?
検証して死んだら嫌だから、出来ないし。
トントンっと肩を叩かれた。
「ねぇちょっと、聞いてる?これが報酬で、毛皮とかの買取カウンターはこの隣の窓口よ。」
「あっすみません、お金が思ってたより手に入って浮かれてました。」
恥ずかしい、舞い上がってた。
そそくさと隣の買い取りカウンターに向かった。
「これの買取お願いします。」
狼の毛皮、狼の肉、ガーガルの毛皮と肉を置いた。
「え~と、狼が36頭分で、毛皮が1個1cで今取引されてますので36cです。
ガーガルの毛皮が1頭8cで8頭分で64cです。
ガーガルの肉が1頭4cで8頭で32c
狼の肉が26頭分で2cでどうですか?
肉は今高めで買い取ってますので合計で1s34cです。」
こっちの人は計算が早かった。
さっきの人が遅いだけか。
今日の稼ぎは4s1cだ。
結構稼いだんじゃね。
意気揚々と宿に帰った。
「ニコニコと気持ち悪いな。狼10頭じゃ大した金じゃないだろう。」
10頭分の肉を渡しただけでそれが狩った全てなんて言ってないのに。
まあいっか、説明するのも面倒だし。
「まあそうなんだけどね。初めて稼いだ金だからね。」
「お坊ちゃんめ。」
この世界に来て初めて稼いだ金なんだよ、家は金持ちじゃないよ。
アパートだし、このご時勢なのに壁は砂壁だし、薄いし。
まあ説明してもしょうがないし。
「これで泊まれるだけヨロシク。」
20c渡した。
「これ返すぞ、あとウチは飯代は別だからな、そこから飯代も獲るぞ、1食10gだぞ。」
飯代も掛かるのか、それは知らなかった。
まあ20c、昨日の分も入れて後24日くらいは泊まれるだろ、村出て行くかもしれないし。
「もう今日は部屋で休むよ。」
異世界2日目が終わった。
読んでいただきありがとうございます




