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樹氷 草稿
樹氷 草稿
この道は 何時から
此処に あるの
だろう
この道は 何処から
始まり
何処へと 続くのか
あの日
その 道に
三つの 屍を
見た
鴉達ちは 羽根を
バタつかせ
寄り 添いて
肉叢を 喰らい
ついば啄み そ?
白々と した
闇の中 暗闇の中
次第に 降りしきる 降りしきり
白き 魔物
やがては 一面
真っ青に 氷つき 真っ青
覆われた 大地は
悲しみの 底
木々に 凍てついた
キラキラ キラキラ
樹氷は 燃え立ち
天へと 昇っりて 昇ってった
ゆくモノ達ち
この道は 何処かへと
続き 何処へと
還るのか
見詰め合う 草稿
見詰め 合う
見詰め 合う
優しさ 見詰め
合う
虚しさ 見詰め
合う
悲しみ 見詰め
合う
悲しき 悲しみ これしさ?
自分と 自分
鏡の 中に
自分の 中に
水の 中に
意識の 中に
見詰め 合う
心と 心と
夢と 見詰め
合う
自然と 見詰め
合う
人と 見詰め
合う
自分と 見詰め
合う




