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雪 草稿


   雪 草稿



 私は 過去を

 捨てて 行く

 あの 真っ白な

 世界の 中へ

 私の 生まれた

 あの 真っ白な

 世界の 中へと

 私は 帰っていた

 気が つけば

 帰って いた

 あの 真っ白な

 世界の 中から

 ここには 夢が

 満ち 溢れていた

 あの 真っ白な

 世界で 見たよな

 夢の 世界

 が あった

 そして 春に

 もう 一度

 私は

 何故だか 

 あの 場所に

 立って いた

 あの 時

 捨てた 私の

 過去が

 雪に 包まれ

 私を 待って

 いた

 恐れ る

 私を 乗り越えて

 私は 私を

 抱きしめ

 雪に (いだ)かれ

 私を 離れた

 私が

 一つの 過去が

 輝いて いた

 私は 私を

 抱きしめて

 こいつと 一緒(とも)

 暮らして 行こう

 と 想った

 雪が 降ったら

 また 来よう

 来年も また

 来年も

 私の 中の

 私を また

 見つけ よう

 雪は ふるふる

 そして 積もって

 ゆく

 やがて 来る

 春の 為に

 全てを 包み

 無に する

 為に……

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