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青く燃える惑星の君が  作者: 千反田 情
4/5

えすtrange

4話です。ちょっと久しぶりです。よろしくです

帰り道…急に雨が降ってきた。僕は焦りもせず、傘もささずに歩いた。帰路を辿っていたはずなのに最寄り駅にいた。最寄り駅には殆ど人がいなかった。終電に乗り、どこか遠くに行くことにした。

「あしたのバイトは休も」

ボソッと誰もいない駅のホームで吐き出す。誰もいない。本当に、誰も。

地球は今日も当たり前のように回っているのか。僕もそれに乗っかって回っているのか。そう思うとなんだか虚しくなった。そんなことを思っていると後ろから声をかけられた。

「どこへ行くんだい?行くあてもないのに。」

この声は…彼だ。

「目的がない旅なら俺の住んでた惑星に行こうよ。あそこは今となっちゃ終わってるけど住めば都さ。」

またおかしなことを言ってやがる。

「おいおい。終わった街でさえ住めば都って…」

「そうかな?君にはすごくマッチすると思うんだけどねえ」

マッチって…ってか惑星ってなんだ?隣町のことでも言ってるのか?

「あのよ。さっき喫茶店でも言っていたが、惑星とはなんのことだ。」

「え?そのまんまの意味だよ?この青い星、地球外の星さ。」

本当なのか…?

「それは…火星とか、月とか、そういうことだな?」

「そう!まさに!どーする?行く?行かない?」

よく考えろ。僕。よくよく考えてみたら社会に出て1ヶ月で会社から弾かれた時点で僕はもう詰んでたかもしれない。もういっそのことコイツのことを信じてみるか…?

「んん。考える時間が欲しい。今日は母の誕生日なんだ。3日後のこの時間、この場所で落ち合わないか。もし30分待って来なかったら帰っていいから。な?」

「分かった。楽しみにしてるよ。」

僕はそれから駅のホームを出てボロアパートに帰った。そういえば雨は止んでいた。自分の部屋には灯なんてついていない。ボロアパートのドアを開けてもおかえりと言ってくれる人は誰もいない。また、虚しい気持ちになった。

次話が最終話となる予定です、どうか御手柔らかによろしくお願いします。では。

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