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城 / 捕虜 / 誠意 / カード / 傘

《 お題 》

『終わりだね』を最初に使ってSSを書いてください。


【城】

終わりだね。燃え落ちる城を眼下に見下ろし、貴方はどこかほっとした様に呟かれた。闇に尖る針葉樹林の彼方に更に濃い黒炎が幾つも立ち上がり、朗々とした焔が辺りを照らす灯となる。これで僕も只人だ、漏れる言葉に歯噛みするのは私の方。只人どころか追われる身だというのに貴方は何処か嬉しそうだ。





《 お題 》

『大人しくして』を最初に使ってSSを書いてください。


【捕虜】

「大人しくして」縛られた両手両足ではどうにも出来ず、ダン、ダンと陸の上の魚の様に身体を反らせて床に叩きつけ暴れていた俺の耳元で、彼女は小声で囁いた。「助けてあげる」その言葉に俺はピタリと動きを止める。「一緒に連れて行ってくれるなら」まだ幼いその声に戸惑いながら、俺は闇の中頷いた。





《 お題 》

『愛したかった』をお題にして140文字SSを書いてください。


【誠意】

僕の決死の告白に返って来たのは「愛したかったよ」という一言。知っていたから、それでいいと思った。僕を愛そうと、してくれたのだと解った事が嬉しかった。貴方の胸を占める誰かが生涯結ばれえぬ相手であっても、貴方は想い続けるのだろう。一途に真っ直ぐに。僕はそんな貴方に惹かれたのだから。





《 お題 》

「深夜の学校」で登場人物が「浮気する」、「トランプ」という単語を使ったお話を考えて下さい。


【カード】

閉じ込められた深夜の学校でペアを組む。ここから出られるのは二人だけ。校内に散らばるトランプを集め、役を作るポーカーゲーム。組む相手で勝敗が決まる。「おい、浮気するなよ」組んだ相手が睨む。まだ手札5枚すら揃ってない癖に。見つけなければ。一枚でも多く強いカードと、強い役を持つ相手を。





《 お題 》

〔ありふれたさよなら〕です。

〔三人称視点禁止〕かつ〔動物の登場必須〕で書いてみましょう。



【傘】

しっとりと霧雨に霞む宵の口だった。柔らかくふにゃふにゃとしたダンボール箱から、僕は泣いている彼女を見上げる。「ごめんね」散歩の途中で何度か見かけた、ありふれたさよなら。僕の上に開かれた赤い傘、こんなものいらないよ。風邪ひくよ。鼻先で押し戻す。僕もお別れに一声掛けた。また会おうね。






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