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部屋 / クリスマス / 準備 / 噂 / 鎧

お題

『青空』と『白い』を使って140字SSを書きましょう!


よく出るワード


【部屋】

引っ越して来たのは真っ白い漆喰壁の窓のない部屋だった。何もなかった。僕はぐるりと部屋を見廻した。青いペンキを買って来た。所々塗り残しながら、僕は壁をペンキで埋める。青く。青く。白く透けるのは霧のような雲だ。壁を塗り終え天井に取り掛かる。僕だけの青空の中で、僕は鳥に生まれ変わる。





お題

『全部ください』を最初に使ってSSを書いてください。


【クリスマス】

全部ください、と男は売れ残りの花束を抱えるその小さな娘に、銀貨を一枚差し出した。ほろほろと天から落ちてくる砂糖菓子のような雪の中、その子が寒そうに手を擦っていたから。お釣りがありません。娘は首を振る。じゃあ、明日の分も。花束を取りあげ銀貨を握らす。早くお帰り。クリスマスだからね。





お題

「朝の会議室」で登場人物が「奪う」、「ほくろ」という単語を使ったお話を考えて下さい。


朝のシリーズ追加


【準備】

朝の会議室、僕は冷や汗をかきPCの前で格闘中。直に始まるってのにパスワードが解らない。確か星座の名前だった。僕の手柄を奪い取り横取りしたあいつ。天罰覿面急病だ。それなのに発表ファイルを引き出せない! ほくろだらけの課長が僕をちらと見る。答えは課長の頬にあった。北斗七星。大熊座だ!





お題

『箝口令』をお題にして140文字SSを書いてください。



難しい…


【噂】

箝口令を敷いた処で何になる? 彼は嘲るように笑って言った。皆事実を知っている。誰の目にも解る単純な事実。隠した処で幾らでも染み出る。その裏の真実なぞ誰も知らない。だからこその箝口令。禁止すればするほど染み出る嘘が真実を覆い隠してくれるから。真実を知るのは僕たち二人だけでいい。





お題

〔きみのつめたさ〕です。

〔一人称(私、僕等)の使用禁止〕かつ〔「女性」の描写必須〕で書いてみましょう。



きみの…てことは語っているのは一人称?


【鎧】

きみの言葉、その態度に周りはいつも唖然としてしまう。本当のきみはこんなにも温かで柔らかいのに。花のように可憐な容姿で毒を吐くきみ。きみのつめたさは見せかけでしかないのに。わざと誤解を招くきみの頑なさは何故なの? きみの心の鎧を脱がせて、本来の心に見合う花のようなドレスで飾りたい。





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