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プロローグ
今日も家事を一通り終え、居間のソファでくつろぎながら、横に座っている嫁の頭を撫でていた。
嫁は目を細め、喉からゴロゴロという猫ような声を出している。
可愛い……自分の嫁はこんなにも可愛いのだろうか。 いや、実際は嫁関係なく可愛いのだが……。
「秋夜〜もっと……」
「はいはい」
「……素っ気ない」
「ごめんごめん」
かつては高校のカーストトップと言われていた彼女も、いまでは俺の嫁で撫でられている手に頭を少し押し付け、甘えてくる。
俺が少しでも面倒くさそうな返事をしただけで、すぐに「素っ気ない」と言う。
これはそんな、俺が彼女と関係が変化した、あの日からの物語である。




