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専門医

「血管にはこれがいい」

「腎臓にはこれがわるい」


世に無限に存在する「健康の常識」。

専門医たちが語る、各臓器に良いもの、悪いもの。

これらはしばしば効果が相反したりもするわけだが、「専門医」になればなるほど、他臓器への配慮にも欠ける。


昔、何かで聞いた知識を信じ、ずっとそれを繰り返してきたことによって、ダメージを受けるというケースもある。そして身体を壊す頃には、もうその専門医とやらの姿形もなくなっている。


これからは、メリット・デメリットはAIにこそ訊くべきだろう。医者でも追えない「最新の知見」をすぐに照会してくれるのだから、人間よりもよほど信頼性がある。医者にしても格好つけることより、患者の目の前でAIを利用し、ちゃんと確認すべきだ。自分の知識が古ければ、古いほど。


患者の中には「どう調べていいのかも分からない」という人間もいるのだから、それだけでも十分に医者としての価値があるだろう。

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