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未来予測
何か、これからの技術についてを語る時、ひとは未来を語らない。現状だけを見て、このまま行くとこうなる、と現在地だけでそれを語る。前提条件は常に過小評価される。
未来についてを語る際、その技術の行き着く先についても考えなければならない。現状に対し「このまま行くと」という言葉は、その進化の速度(=指数関数的な伸び)を度外視してはならない。
AI否定論者たちは、現在地を持って、AIを断罪し続けている。そして、AIは人間の知性を超えないともいう。その甘い読み自体が、すでにAIよりも劣っているということにも気付かずに、自己のメタ認知の欠如=ダニング・クルーガー効果に溺れ続ける。
小説家になろうでは、SFジャンルの人気が極めて低い。これは読者層の「未来に対する想像力」が未発達、ないしは退化していることの示唆なのかもしれない。もちろん、投稿作品側の教養の程度も関係しているわけだが、けっこう深刻な問題だ。
日本がAI開発分野において、他国よりも大きく後れをとった原因も、案外、こういったところに現れているのかもしれない。だから、否定論者たちも海外ほど、本質的な議論ではなく、表面を舐めただけのヘイトで終わってしまっているのではあるまいか。
SFを読まない、書かない連中のAI論ほど、当てにならなぬものもない。




