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プロローグ

 日本文化及び日本語使用が公認の小島に住む元日本人『流離国民』。

 彼らは、この流離国家で日本政府の支援を受けて衣食住に困らず移民された。


 その5年後――。

 政府援助が途切れて孤立化し、流離法を制定させた孤国。

 そこの『法』は、警察能力私設団のガードベルトで仕切ってきた。仕切られた特別郷里の『シンフィールド』は、流離法で行き来を禁じた。

 ガードベルトが流離国とシンフィールドの境界線の見張りを重要視したお陰で、迷子が境界線で迷えば、ガードベルトの流離法で流離労働されてしまうらしい。

 だからか、流離国で生まれたその国民の子は、一人では境界線までの範囲を歩かないような標語を作り、我国の掟を謳った。

 しかし、年々と迷子は増え続けた。シンフィールドの入国を許す『お招き』に遭って、シンフィールドの住民戸籍手続きをおこなったのだった。


 お招きに遭う子供は、シンフィールド住民として、平和な争いのない生活を送っていった。

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