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スーパーロボット・オブ・ザ・クトゥリュー・サーガ  作者: 田中鉈
『スーパーロボット・オブ・ザ・クトゥリュー』第三部
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第三部-開幕 『フィーング・オブ・ラウ』

 はたしてボクはどうして生きているのだろうか?

 ボクは生まれたときから孤児院にいる記憶しか残っていない。

 意地悪な職員たちや先輩、ひたすら暗い顔をするだけの後輩たちに、ひたすらいらない知識ばかりを詰め込んでくる先生たちにどす黒い顔をした金持ちたち

 後輩は次々と金持ちたちに買われていき、先輩たちは残って行く。

 それはボクも例外では無かった

 生まれつき、目つきが悪く男勝りな性格

 言動は汚く、お世辞にも印象はよくなかった。


 なので、ボクはほとんど同じ毎日を繰り返していた。

 朝六時に起こされ、ミサをする。

 六時半には朝ご飯を食べて、七時までにはベッドを整える。

 その後、職員たちの見回りがある。

 そして八時から十三時まで勉強

 昼飯を食べた後は十六時まで勉強

 そして自由時間が十八時まである。

 十八時からは夕飯、二十時には風呂に入り二二時には消灯

 そして、朝の六時に起こされる。

 外出するには許可証を貰わなくてはいけないし、宿題なんかも全て終わらせなくてはいけない。

 三度の飯は冷えて、マズイ

 でも文句を言うと取り上げられるので食べるしかない。

 神様なんて信じていないのに、「アーメン」とか何とか言わなくちゃいけない。

 年上の人は強く、何を言われても、何をされても文句を言ってはいけない。


 そんな毎日

 そんな毎日を、記憶の残っている限り十年間

 実際のところ十五年間


 ボクは生きてきた。

 否、死んでいたといってもいいかもしれない。

 ちょっとした刺激はあった。

しかし、ほんの一瞬しかない刺激では十年分の退屈を消し去ることはできなかった。

 つまり、生きているのか死んでいるのか、はっきりしない十五年間だったのだ。

 だから、ボクは

 ボクは……


 生きている証が欲しかった!!


 そんなある日のことだ、『アトラク―ナクア』が現れたのは


 突然、襲撃された孤児院

 吹き飛ぶ人や死体

 燃える建物、揺れる大地

 そして、現れた巨神

 それにボクが乗った時

 初めて敵を叩き潰した時

 ボクは思ったんだ


 今、

 ボクは


 生きている!!


 


何か孤児院ってミサやってる雰囲気しかない


でも、ミサというと荒川河川敷しか思い出せない。

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