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神威  作者: 猫と日だまり
3/14

挨拶を交わします。

むう・・・


最近大筋の話は出来てても上手く文に出来ないorz



そんなこんなでゆっくり更新でかつ文おかしいですが、楽しんでいただければ幸いです・・・

 ふと目が覚めた葉月が最初に見たのは、自分をまじまじと覗き込む一人の少女だった。幼さの残るその顔は、しかし冷徹な目をしていてそのギャップにビクリとする。


「・・・・・どちら様?」


「この国の巫女・・・と言えば分かるかしら?」


「・・・・・ここは?」


「あら、貴女は眠りについた場所から動いてないわよ?」


 そういう巫女・・・ミラーラは、フッと笑うとベッドから離れ、扉に背もたれる。


「はじめまして、救世主さん。お名前はなんと言うの?」


「ふぇ・・・?きゅうせいしゅ?」

「ええ、貴女は紛れもなく救世主よ。ああ、あと、どの道貴女はこの世界を救ってくれないと元の世界に帰れないわよ?」


「え・・・ちょっとまって・・・私今寝起きだから頭こんがらがってる・・・」


 葉月はふらふらと立ち上がると、備え付けの洗面所で顔を洗う。日本のような水道が通っているらしく、冷たく透明な水だった。

 葉月は小さい頃からの弓道の練習からか、朝顔を洗うことが日課となっていて、今では自己暗示と同じ効果でもって頭の中をクリアにしてくれる。


「ふぅ・・・で、なんですって?」


 ごそごそとタオルを探しながら尋ねると、ミラーラは少し驚いたような呆れたような表情でもって答えた。


「私に背を背けながら話しかける人なんて始めて見たわ。いえ、それが悪いというわけではないのだけれどね。」


 そう言いつつ苦笑交じりに自分の持っていたハンカチを葉月に手渡す。


「ありがとー」

「いえ。で、貴女の名前は?」

「私は清白葉月。貴女はミラーラ・・・よね?巫女様の。」


「ええ。で、葉月がこの世界を救ってくれないと、貴女も困るし私も困る。ついでに世界も滅びちゃうって言ったの。」

「うん、把握した。取り敢えず日本語みたいね。」

「あら?そこは既にここの見張りの兵士から聞いたのではなくて?」

「いやぁ、そりゃ聞いてるけど・・・私が救世主・・・ってねえ・・・」


 頭をぼりぼりと掻きながら答えた葉月。


「第一、私が救わないと帰れないってどんな理屈よ?私は来たくてここに来たわけじゃないのに。」

「今、私たち巫女の力が弱まっているの。」

「・・・それが?」


「亜空間転移をしなきゃ帰れないのだけれど、そんな高度な術は巫女全員の状態が完全でかつ一時間ほど高速詠唱をして始めて可能になるわ。まあ、前巫女のスートゥク様なら難なくやってしまうのでしょうけれど。」

「それは・・・どうして?」

「彼女は特別な能力を持っていたの。異能・・・というべきでしょうか。貴女がここに来てしまったのもスートゥク様のせいなのでしょうけれどね。」

「その巫女さん、今はどうしてるの?」


 尋ねてすぐにしまった!と思った。ミラーラの表情は、とても苦しげに歪んでいたからだ。


「彼女は・・・母は、自分の力を使って、この世界に融けたわ。」

「・・・お母さんだったの。ごめんなさい。けれど、融けた・・・って?」


「気にしないで。母のおかげでまだこの世界が壊れずにいるし、日本・・・地球も壊れずにすんでいるの。」

「つまり・・・どういうことなの?」


 ミラーラは一度水道の水を机のコップに汲み飲むと、一度深呼吸をしてからこの世界の現状を語った。


 曰く、この世界は日本で言う八百万の神々であるということ。神が起こした奇跡と呼ばれる諸現象は、実はこの世界の住民が日本に干渉して起こしていたということ。しかし、今ではこの世界の力が、地球全体の環境破壊により弱まりつつあるということ。


「本当なら、先の世界大戦でこの世界諸共滅びるはずだった。そして、この世界がなくなれば、日本・・・果ては地球全体が危ない。」

「え!?でも、なんで?私はフツウに暮らしてたけど?」

「それを救ったのが・・・母なの。」


 スートゥクは自身の持つ魔力と、その異能を使って日本に残っている魔力を直接この世界につなぎ、世界を救おうとした。だが、土地に残る魔力をすべて世界に繋ぐとなると、その体では魔力の内包量に無理があり、それを解決するためにスートゥクは世界と同化したという。


「うん・・・事情は分かったわ。それで、二つほど質問があるんだけど。」

「なんでも聞いて頂戴。」

「うん。魔力って・・・なに?」


 ああ。とかうん。とか言いながら、伝えにくそうに答える。


「貴女の想像しているものと大して変わらないはずよ。ちなみにその力の元となっているのは、生命力・・・みたいなモノかしら。」

「ああ・・・ドラゴン○ールでいう元○玉・・・みたいなのか。」


「・・・ええ、多分そんなもの。他には?」

「ええとね、日本人にとってみれば貴女たちは神様・・・なんだよね?」

「そうねえ・・・厳密に言えば、精霊・・・ってところかしら。人によって感じ方は様々だと思うわ。何か願い事を聞き入れたりするわけではないし、そもそもそんなことできやしないし。」


「成る程・・・さっぱり分からん。けどそれ信じないとどうしようもなさそうね・・・あ、あと一個質問。」

「はい、どうぞ。」

「どうやってここに入ったの?鍵してた・・・よね?」


「・・・・・・・・ヒミツ///」


ああああああああ・・・・・


作者は今文才のなさに打ちひしがれてますが・・・


今回のとか意味わかんないですよね・・・

まあ、大目に見てくださいww


それっぽいものだと思ってくれれば・・・



質問あればしてください。分かりやすく書き直しますorz

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