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2章:禁忌魔法(ここまで2章)

アーク

「ふぃ~。やぁーっと帰って来たぜぇ」

アティナ

「1週間ですからねぇ。

流石に久しぶりって感じがします」

ハーティー

「後はギルドに報告すれば終了だ。

最後の仕事だ、皆頑張れ」

エリー

「はぁ~い」

トルク

「……馬車って使っちゃダメなんですか?」

オズマ

「基本的には、な。魔物が出るからな。

いちいち下りたりするのは面倒だし、

万が一馬が死ぬと管理者の人に何言われるかわからん」

トルク

「……今までよく出かけたりとかできてますね」

オズマ

「昔は時空魔法でワープができたからな」

トルク

「……禁忌魔法様様ですね」

オズマ

「全くだ」

アリス

「……」

アリス

「帰って、来た」




シフォン

「ネクロマンサーねぇ……。

私もああいう魔法は習得してみたいものですよ」

シフォン

「倫理観とかそういうのを抜きにすると、

ホント色々なことができるのでね。

それが楽しくてやってる人もいると思いますよ」

シフォン

「現状は御覧の通りですけどね。

ようするにやりすぎていたということです。

こればっかりは先人様を恨むしかないですねぇ」


ハーティー

「シフォン、帰って来たぞ」

シフォン

「お帰りなさい皆さん。

どうでしたか、オリヘリアスは」

エリー

「どうもこうもないですよ!

大変だったんですから!」

シフォン

「ありゃ、なんかあったようですね」

シフォン

「よかったら聞いてもいいですか?」

ハーティー

「もちろん。そのために来たんだ」

カズキ

「俺達はシフォンにオリヘリアスで出会った

ネクロマンサーについて話をした」

シフォン

「ネクロマンサー!?

それって禁忌魔法じゃないですか!」

ハーティー

「ああ。だから倒してきた」

シフォン

「倒して来たって……」

シフォン

「まぁ、それは当然ですか。死霊ですもんね」

オズマ

「ちなみにお前は今回の事をどう思う?」

シフォン

「どう思うと言われてもですね。

なんと言ったらいいか……」

シフォン

「そうですね。単純に現存していたことに驚いていますかね。

禁忌魔法に登録されている以上、伝授もできないはずですから」

オズマ

「だよな……」

シフォン

「でも今後も禁忌魔法の生き残りみたいなのが出る、

というのはないと思いますよ。

今回は相手がネクロマンサーだから起きた事かと」

オズマ

「俺もそう思っている。

しかし、禁忌魔法を国民がどう思っているか気になったんでな。

これから色々調べて見ようかと思う」

シフォン

「復活しないかどうかって?

考え過ぎじゃないですかねぇ……」

ハーティー

「とにかく、私達がオリヘリアスで体験したのはそういう事だった。

事実をありのまま書いてくれ」

シフォン

「わかりました。まぁそれが仕事ですからね。

それについては全く同意ですよ」

シフォン

「しかしホント、新学期が始まったばかりだというのに

とんでもないことが起こるものですねぇ。

次は何が起こるんだか」

オズマ

「やめてくれ。この流れだと悪い方にしか思えん」

シフォン

「やだなぁ、私はいつだって皆さんの安寧を願ってますよ。

ポジティブシンキングです」

オズマ

「ふっ……そう思いたいものだ」

オズマ

「でもまぁ確かに、禁忌魔法と言っても今となっては

日常では勉強するとき以外聞きもしない言葉だ。

何か起きない限り普通の日常を過ごすことになるだろう」

オズマ

「(そう、何か起きない限りは、な)」

ハーティー

「じゃあそういうことだから。シフォン、後は頼んだぞ。

また近いうちに寄ると思うから話の続きはその時にな」

シフォン

「はい。ありがとうございましたー」


シフォン

「……」

シフォン

「どうなることやら、ですね」



アティナ

「後は寮に戻るだけですね」

カズキ

「腹減った」

アーク

「俺も」

エリー

「二人とも。そんな小学生みたいなことを(ぐぅ~……)」

エリー

「あっ……」

オズマ

「……」

アーク

「ふっ……(ニヤニヤ)」

エリー

「しょ、ショートケーキが食べたいなぁ。

疲れたから甘いものをとらないとね」

アティナ

「そ、そうだね……」

ハーティー

「なるべく早く歩こう。

一度ゆっくりして落ち着かなければな」

オズマ

「ああ」

アーク

「よし、そうと決まればダッシュだあああ!」

カズキ

「あ、待てアーク!抜け駆けは許さないからな!」

トルク

「……お二人は元気ですね」

アリス

「ご飯食べられるから……」

トルク

「……納得」



アーク

「帰って来たぞー!」

カズキ

「待つ人いないけど、おかえりなさいって感じだな」

アティナ

「そうだねー」

エリー

「このあと何するかってもう決めてたりするんですか?」

ハーティー

「いや、ない。2、3日は休もうと思っている」

エリー

「そうですか」

エリー

「でもよかった、またすぐにどこかに

出かけるんじゃないかと心配で……」

ハーティー

「すぐではないがどこかには出かけるぞ」

エリー

「えぇ……。そんなぁ……」

ハーティー

「安心してくれ。2、3日で帰ってくる依頼を選ぶよ」

エリー

「ぜひそうしてください……。

ああいうのはたまにでいいです……」

オズマ

「元々人気がない依頼なんだ、

来ること自体あまりないからしばらくは大丈夫だろう」

オズマ

「それに、今回は依頼の残りを受けたが、

次は新しく入ったのをすぐに受けるつもりだからな」

オズマ

「だからあまり長く休憩は出来ないが、

良い依頼を受けることが出来るだろうさ」

トルク

「しかし、生徒同士中が悪いって言ってたのに、

幽霊の事があったせいか変に敵視されることなかったですね。

むしろ感謝されましたし」

オズマ

「俺達が行くまではまともに話さえしてないんだ。

おちょくられるのが嫌で我慢してたんだろうな」

トルク

「幽霊よりもそっちの方が嫌なんですか……」

オズマ

「だから言ったろ?エストリアもオリヘリアスも

国代表の看板を掲げてるからプライドが高いって」

トルク

「非常によくわかりました……」

ハーティー

「あんな学校ばかりじゃないからな。

そのうちいい生徒に出会えるはずさ」

エリー

「もうすぐ第二エストリア学園とかに改名しそうだけどね」

ハーティー

「それは言うな……。

その方がお互いにとって都合が良いのは確かだが」

アティナ

「もしそうなったらそうなったらで、

色々設備とか増えて大変そう……」

ハーティー

「こればっかりは生徒のやる気がある事にかけるしかない。

多少厳しくなったぐらいで折れるような

心の持ち主じゃあないはずだからな」

アリス

「信じて待つ。大事なコト」

ハーティー

「そういうことだ」

ハーティー

「さぁ、今日はもう寝よう。

休みの日なんだからゆっくり羽を伸ばすんだぞ」

エリー

「はーい」

オズマ

「……」

カズキ

「?」

ハーティー

「ああそうそう、依頼の更新がいつなのかはわからない。

だから毎日私やオズマが確認しに行く。

更新していたらその時点で休み終了だと思ってくれ」

トルク

「わかりました」

アーク

「いやぁ、リウルさんの料理うまかったなぁ。

久々にたらふく食べたよ」

カズキ

「全くだ。これならすぐに寝れそうだ」

エリー

「よくあんなに食えるわねあの二人……」

アティナ

「男の子なんだから仕方ないよエリーちゃん……」

エリー

「憎たらしいけど羨ましい。

あたしなんてすぐ太っちゃうから我慢してるのに……」

アティナ

「い、今も十分痩せてるよ?」

エリー

「それじゃあ足りないのよ。

あの二人と比べて筋肉ついてないんだから」

アティナ

「筋肉つけたいんだ……」

エリー

「脂肪をごまかすためにね。

それに、その方が健康的に見えるじゃない?」

アティナ

「そうだね……」

エリー

「だから今回の依頼はいい運動になったと思ってるの。

休みの日は久々に身体を動かしたいと思うわ」

エリー

「どう、アティナ。あなたもやる?」

アティナ

「遠慮しておくよ……。

元々運動が苦手で癒しの魔法とか勉強してるんだもん……」

エリー

「そういえばそうだったわね……」

エリー

「仕方ないわね、一人でやりますか!」

アティナ

「頑張ってー」

エリー

「ケーキ。作っといてよね」

アティナ

「うん、まかせて!」

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