壊走
コンリット金にはグレネードランチャー4つと肩武器にビーム兵器がついてる。
瞬間火力と耐久性はある。弾切れ早めなのでトリガーハッピーな奴にはもの足りんだろうな。
潜水艦はどうにもならんし戦艦3隻が邪魔だ。ゲーコン部屋を潰せばコントロールを失い戦艦の動きは止まるだろうがどこかわからないので素直に砲台を潰していこう。
弾幕をくぐり抜け主砲の砲身にグレネードランチャーをブッパしていく。すると折れてふっとんだ砲身が別の戦艦に刺さり動きが止まった。どうやらゲーコン部屋に直撃したようだ。ラッキーすぎる。
あと一隻‥。と思ってきたら死にかけのオゴポゴの主砲が戦艦を撃ち抜いた。危うく巻き添えになるところだった。
オゴポゴももう終わりだ。とりあえず今は弾薬を撃ち尽くしたら散り散りに逃げるしかない。ゲリラ戦をしてるうちに月から連絡の途絶えたオゴポゴの救援に来るだろう。多分‥。
数時間後‥
森の奥地まで逃げてこれた。洞窟を見つけたのでここで休むことにする。相田たちは無事でいるだろうか。
気がつくと草原に寝転んでいた。のどかな風景だ。なぜか体が動かない。相田が斧をもって立っている。
「理威人くん、来世はハイソな生き物になって生まれてきてね」
そういうと俺の首に斧を振り下ろした。
「あああああっ!」
洞窟内に声が響く。なんだ夢か‥。相田に殺されるようなことはしてないはずだ。
「‥チュウ‥」
何か声が聞こえる。人の声だ。五人くらいか。
洞窟の奥から近づいてくる。
ヤバい‥クローン兵士かと思っていると、それはクローン兵士よりヤバいものだった。
「クラブッ‥!クラッブッ‥!クラブカツドウ!クラブカツドウチュウゥゥッ!」
人の頭が5個付いたカニの化け物だ!
何がクラブ活動中だ!やはり学者は頭がおかしい。ダッシュで逃げろ!