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34-4・レース対決~祖父は昭兵衛~引継がれたバイク

 2台が周回ラインを通過。仲間達はジャンヌを応援する。


(麻由・・・まだ諦めず、茨の道を往く気なのか?誰に似たやら、頑固な・・・

 考えたら当たり前か。

 例え、ワシが優しい子に育てたつもりでも、

 尊と隼人の血を受け継いでいるんだからな。

 いや、ワシが育てた為に、優しさで戦おうとする。

 有り得ない・・・が、見てみたい)


 麻由の言葉、仲間達の言葉、先刻のジャンヌの言葉が、アポロの脳裏で何度となく繰り返される。

 アポロの全身が僅かに粒子化をする。麻由の“昭兵衛を思う心”がアポロへの霊力供給をしているが、同時に麻由の“皆と共にいたい気持ち”が霊力供給を妨げている。


「いや・・・それだけではあるまい」


 アポロ(昭兵衛)は、麻由の仲間達の事を認め始めていた。「託しても良いのではないか」と思い始めていた。切り札まで使わなければオーバーテイクできなかったジャンヌの強さ。麻由の為にバルキリーすら利用した、仲間達の大胆さ。アポロ(昭兵衛)は、心の何処かで「老兵は消え去るのみ」と考え始めていた。


「ぐぅぅっっ!!」


 再び、アポロの全身が粒子化して蒸発する。一瞬、視界が歪んでコースが見えなくなる。


「・・・ここまでか」


 アポロはマスクの下で穏やかな表情を浮かべ、、ハスラーⅢをブレーキングで減速させ、追い付いてきたユニコーンと並走してジャンヌを見つめる。


「君の勝ちだ、麻由を頼む」

「なにっ!?」


 言いたい事を伝え、減速しながらジャンヌを見送り、マシンをコースアウトさせて停車する。


「すまんな、尊、隼人。ワシの思念は、もう限界だ。

 ワシには麻由を止める事は出来なかった。

 ワシは、直にオマエ達のところへ行く。

 共に、麻由が生き抜く事を願いながら見守ろう」


 全身の粒子化は止まらず、視野は鮮明と暗曇を交互に繰り返す。全部を納得したわけではないが、認めてしまったものは仕方が無い。麻由から取り上げたHスマホを取り出して見つめた後、マスクの下で穏やかな表情をして顔を上げ、自分に喰らい付いて諦めさせてくれたジャンヌの走行を眺めようとする。・・・だが。


「なにっ!?バカな!?」


 先行をしたと思っていたジャンヌが、10mほど離れたコース上にマシンを止め、アポロを見つめている。


「貴殿はそれで良いのか!?」

「なんだと!?」

「残り2周半!最後まで走れを言っているのだ!」

「君は何を!?」

「貴殿の麻由殿への想いは、

 『勝負を途中で投げ出す程度の重みしか無いのか?』と聞いている!

 貴殿はそれで『麻由殿を私に託した』と胸を張って言えるのですか!?

 意思を強く持って、ご自身の念で、実体化を維持できるはずです!」

「き、君という娘は・・・」

「私は、貴殿の、麻由殿に対する全ての想いを託されたいのです!

 それを、私をこの世に留めてくれたマユユへの恩返しにしたい!」

「その為に・・・この老骨をコキ使うというのか?」

「はいっ!共に遺恨を残さぬ為に!」

「まさか・・・君のような少女に精神論で叱咤されるとはな。

 これでは、どちらが挑戦者か解らない」

「生憎ですが、私は15世紀生まれ。貴殿より500歳以上も歳上です」

「ふっ!違いない。」


 アポロ(昭兵衛)は、もう解っていた。少しでも姑息さのある者なら、アポロの試合放棄を喜んだだろう。納得せずに「最後まで戦う」と言い放ったジャンヌは、麻由を利用するような卑劣な人物ではない。本気で麻由の事を大切にしている。もう、昭兵衛の心は晴れ渡ってしまった。もう、「麻由が心配」という念では、この世は留まれない。

 しかし、アポロ(昭兵衛)の粒子化は止まり実体を維持している。昭兵衛は、このレースに勝っても負けても、麻由を託すと決めていた。バイク乗りとしての最後のレースにジャンヌを選び、「最後まで戦い抜きたい」と言う強い想いで念を繋ぐ。


「真っ直ぐで純粋すぎる心・・・麻由と同じだな」

「褒め言葉としていただきます」

「残り2周半。先行するのはワシ。

 君にとっては、決して有利な状況ではない。それで良いんだな?」

「無論だ!」

「ならばっ!」

「勝負です!」


 ハスラーⅢをリスタートさせてコースに戻るアポロ。アポロの先行を見送ってからユニコーンバイクを走らせるジャンヌ。2台は、そのままの位置関係で周回ラインを通過して残り2周になる。

 ジャンヌは、ハスラーⅢのテイルを見つめながら考える。アポロは、基本的には、手本に忠実なライディングをしている。コーナーにはアウト側から入る。特殊テクニックを使ったのは、大木の幹を利用した進路変更&加速と、意図的に後輪を滑らせたタイヤアタックのコンボのみ。あんな荒技を連発できるわけが無い。


 狭い道に対してオーバースペックなマシンで走ってるのは同じ。ならば舗装路の走行に適した構造のユニコーンが有利。アポロのスリップで余力を貯め、アポロがアウトにマシンを振ると同時に余力を解放してインに飛び込んで、ブレーキはギリギリまで我慢すれば、アウトからインに来るアポロを、アウトに押し出せる。


 2台とも緩いコーナーは可能な限り直線的に突っ切りってクリア!タイトなカーブが迫ってきた!ジャンヌはアポロにスリップに入ったまま、アポロがマシンをアウトに振るタイミングを待つ!しかし、アポロはハスラーⅢの進路をアウトに動かさない!インコースのままコーナーに突入をする!


「私の策を読み、インからアウトにラインを取って

 コーナリングをするつもりか!?

 だが、車体がアウトに出れば同じ事だ!」


 ジャンヌはユニコーンバイクを限界まで傾けて、スピードを殺さないままコーナリングしようとして驚いた!アポロのハスラーⅢが、全く同じコーナリングでコーナーを抜けたのだ!


「なにぃっ!?」

「ふっ!ハスラーⅢはワシの手足も同然!

 これで、君のテクニックでは、ワシの前は走れまい!」

「・・・くっ!やはり、強い!」


 アウトから抜こうとすれば、また後輪を当てられる。そして、インは閉められたまま。直線ではブロックをされてしまう。これでは、いくらスリップストリームを利用しても、抜く事が出来ない。


「だが・・・まだ終わったわけではない!あと1周あるっ!!」


 ハスラーⅢとユニコーンバイクが、テール・トゥ・ノーズの状態で、エギゾーストノイズの2重奏を奏でながら周回ラインを通過!ファイナルラップに突入して、仲間達はテンション最高潮で応援をする!

 此処に来てなお、アポロのポテンシャルは揺るがない!むしろこれまで以上に集中しており、まるで隙が無い!相変わらず、タイトなコーナーではインを塞がれてしまい、ジャンヌはハスラーⅢの後塵を眺める事しか出来ない!


「コース上のライン取りが出来ぬのならばっ!」


 先刻にアポロが離れ業を披露した急コーナーが近付く!ジャンヌは勝負に出る決意をした!アポロのスリップストリームから抜け出してアウトコースからハスラーⅢに追い付いてサイド・バイ・サイド!


「打つ手無しで、アウトから仕掛けるか!?

 だが、それならば、再びタイヤを当てて君のライディングバランスを崩すのみ!

 此処でコースアウトをしたら、ゴールラインを待たずに勝敗は決するぞ!」


 コーナーに突っ込み、車体を傾けつつブレーキに手を掛けて、後輪を滑らせる準備をするアポロ!だが、ジャンヌはそのままの勢いでコーナーに突っ込んでいく!


「バカなっ!それではオーバースピードだ!!」

「おぉぉぉぉぉっっっっっっっっっっ!!!」

「なにぃっっっ!!?」


バウウウウウウウウンッ!!! 

 ユニコーンバイクは、舗装路と芝生の境目の段差を利用してジャンプ!コースの外側に立つ大木に突っ込んでいく!


「ジャンヌゥゥッッッッ!!!」

「ジャンヌさん、勝ってぇぇっっ!!!」


 このジャンヌの選択には、観戦していた仲間達も驚いた!麻由と真奈が叫ぶ!


「ワシのマネをする気か!?君のバイクのパワーでは無理だ!」

「おぉぉぉぉぉっっっっっっっっっっ!!!」


 ジャンヌはマシンの姿勢を強引に変え、空中で水平に寝かせつつコーナー出口に鼻先を向け、大木に後輪が触れた瞬間にアクセル全開!幹を蹴ったバイクは、滑空状態でハスラーⅢを追い抜いた!そして、車体1つ半ほどのアドバンテージを広げて、コース上に着地!そのまま次のコーナーを征する!


「1回見ただけでワシのテクニックを・・・しかも、ワシよりも効果的に・・・。

 車体が軽い分、滑空速度が速かった?

 スリップストリームを利用した為に、加速力があった?

 それとも・・・彼女が奇跡を引き寄せた・・・のか?」


 アポロ(昭兵衛)は、呆然とした表情でユニコーンバイクのテイルを眺めていた。尊の喪失でレースへの熱意を失い、隼人の喪失でバイクへの熱意も冷めていった。 

 最初は、悪友達を麻由から遠ざける為に、レースに付き合って、軽く捻って終わらせるつもりだった。だが今、久しぶりに熱い気持ちを取り戻している。最後のレースに相応しい相手に巡り会えた事に心から感謝をしている。まだまだ荒削りだが、とても熱く、とても強いライバルだ。


「なぁ、尊。オマエの愛車、勝ち負けに関係無く彼女に託しても文句は無いよな。

 オマエの孫娘を『友』と呼んで守ってくれる熱き女ライダーに」


 マスクの下で笑みを浮かべ、アクセルを捻ってマシンを加速させる。ハスラーⅢがユニコーンバイクのスリップストリームに入り、ラストチャンスを狙う!勝負は最終コーナー!直前で、ハスラーⅢがスリップストリームから出て、アウトコースに車体を振る!

 ブレーキングの我慢比べ!アポロは、ジャンヌに先に減速をさせて、アウト側からインを奪取して、アウト・イン・アウトでスピードを殺さずにコーナーを抜けたい!ジャンヌはインを抑えて、アポロをアウトコースに押し出したい!


「うおぉぉぉっっっっ!!」×2


 ジャンヌは、ギリギリまでブレーキ我慢しながらユニコーンを突っ込ませてインを死守!インを奪えなかったアポロの駆るハスラーⅢがアウト側に膨らんで減速!


「ジャンヌっっ!!!」 「昭兵衛殿っっ!!!」


 ジャンヌは、クリッピングポイント(コーナーの頂点)で目一杯にユニコーンバイクと身体を倒す!オーバースピードで、リアが滑ったのでカウンターステアを当てて修正!パワースライド(ドリフト)でリアタイヤを滑らせながら曲がり、鼻先がコーナー出口を向いた瞬間にアクセルを開放!高々とフロントを持ち上げてウイリーしながら、コーナーを脱出した!


 仲間達が見守る中、ホームストレートに、2台のマシンが帰ってきた!アポロは「もう、直線の先の芝生に突っ込んでも構わん」って気持ちでアクセルを開け、ジャンヌはユニコーンのポテンシャルを信じて走らせる!

 ほんの数cmって差で、ユニコーンが先にゴールラインを通過した!


 2台とも停まりきれずに直線の突き当りで段差を乗り越えて芝生へ突っ込む。ジャンヌはユニコーンをバイクから馬に変形させて着地し、アポロはハスラーⅢを強引に捻じ伏せて着地。共に転倒は免れた。


 仲間達が歓声を上げながらジャンヌに駆け寄って行く。変身解除したジャンヌは、精も根も尽き果てた様子でユニコーンのハンドルに突っ伏して肩で息してた。


「ゃったぁ~~~~~~~~~~っ!!!!ジャンヌすげぇ~っ!!!!」

「ジャンヌのバイクテクには、マジで驚いた」

「ジャンヌ・・・ありがとうございました」


 麻由はジャンヌを労いながら涙ぐんでいる。アポロは、ハスラーⅢを降りてゆっくり歩み寄ってきてジャンヌを称賛する。


「見事だ・・・君と戦えたことを誇りに思う」

「それは、私も同じです。貴殿は強かった」

「そう言ってもらえるよ嬉しいよ」


 アポロは、しばしの無言になり、振り返ってハスラーⅢを見つめる。そして、再び口を開いた。


「・・・なぁ、ジャンヌくん」

「何でしょうか?」

「ワシが召されれば、ハスラーⅢの主人は不在になる。

 君に任せたいのだが、どうかね?」

「・・・えっ?」

「いや、言い直そう。是非、君に引き継いで欲しい」

「し、しかし、そのバイクはっ!?」

「君のようなライダーに乗ってもらえれば、アイツ(ハスラーⅢ)も喜ぶだろう。

 50年前の骨董品だが、ワシが手がけたマシンだ。性能とパワーは保証するぞ」

「解りました。貴殿がそう言ってくださるのなら、ありがたく頂戴する。

 貴殿など足元にも及ばないほどに、乗りこなしてご覧に入れましょう」

「ふんっ!小憎たらしいことを言ってくれるじゃないか。だが、期待しているよ。

 ・・・それからもう一つ」


 アポロには、ハスラーⅢ以外にも、もう一つ渡さなければならない物がある。変身を解除して昭兵衛の姿に戻り、Hスマホを取り出してジャンヌに差し出した。


「君が勝者だ。君から麻由に返してくれ」


 しかしジャンヌは、今度は受け取らず、麻由に視線を移して微笑んだ。


「お断りします。

 そして、貴殿が私を勝者と讃えてくれるのなら、勝者の権限で指示をします。

 ご自身の手で、マユユに返して、腹に秘めたことを打ち明けて下さい」

「ふんっ!いまわに際の老人に厳しい勝者だな。

 ・・・だが、それが正解に違いない」


 昭兵衛は踵を返し、麻由に向けてHスマホを差し出した。歩み寄った麻由は、無言で見つめてから手を伸ばして受け取る。何度も使ったアイテムだが、まるで初めて手にする気分だ。握り締めて感触を確かめてポケットにしまい、昭兵衛を見つめた。別れた時は大きく見えたが、再会したら身長がほぼ同じになってる。


「正直な話、まだ心配だ。

 ・・・だが自分で選んだ道ならば、自信を持って進みなさい」

「・・・お爺ちゃん」

「正義の系譜は受け継がれていると言うことだな」

「・・・え?おじいちゃん、何の話?」

「オマエは、隼人の娘。そして、隼人の本当の父は、本条尊。

 おまえが平和を愛する心は、尊から受け継がれたもの。

 ワシは、麻由から『お爺ちゃん』と呼ばれる資格は無いと言うことだ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 麻由は、驚いた表情で昭兵衛を見た後、俯いてしまう。「嘘だ」と叫びたいが、バルキリーから「アポロの血統」と目の敵にされた理由が納得できてしまう。「多分、本当のことなんだろう」と何となく解る。

 だが、麻由は眼にいっぱいの涙を浮かべ、懸命に笑顔を作って顔を上げて昭兵衛を見つめた。


「私は本条麻由ではありません、葛城麻由です。

 私は、私が葛城麻由って事を誇ります。

 昭兵衛お爺ちゃんの孫って事を、ずっと誇ります。

 おじいちゃん・・・ずっと、私のおじいちゃんでいてくれて、ありがとう」

「・・・麻由っ!」


 昭兵衛の目から涙が溢れ出す。麻由は、天の才能と正義の血を受け継ぎ、そして、昭兵衛に育てられた心を持った、紛れもない“昭兵衛の孫”だった。


「ありがとう、麻由」

「おじいちゃん!」


 愛孫の姿を嬉しそうに眺める昭兵衛の身体が、淡い光に包まれた。差し出された麻由の手を握り締め、続いて愉怪な仲間達を眺めて微笑む。


「安心しろ、じいさん。麻由だけ傷つくなんて無い。皆一緒だ」

「そぅそぅっ!!笑ぅのも泣くのも、皆で一緒だょっ!!」


 天を見上げる昭兵衛。昭兵衛の目にだけ古い友人が見えている。尊が迎えに来てくれたようだ。


(おやっさん。アンタにばっかり背負わせちまって、すまなかったな)

「フン!急かすな無粋な奴だ。ワシは、最愛の孫娘と語らっている最中なんだぞ」

(おやっさんが心配しなくても、友人達の任せておけば大丈夫さ。

 なんたって、俺の血を引いた、おやっさんの自慢の孫なんだからな)

「ふっ!そりゃそうだ。・・・困ったな、ワシのやる事が無くなっちまった」

(はははっ・・・そう言う事さ)


 昭兵衛は満足そうな笑みを浮かべ、麻由と愉怪な仲間達に見送られながら、天に向けて上昇していく。

 麻由は大粒の涙を流しつつも笑顔で手を振る。紅葉とバルミィは両手を振り、美穂とジャンヌと真奈は静かに見送った。

 やがて、その気配は完全に消えた。ハスラーⅢのシートの上に、黒焦げのサマナーホルダが残されている。


「おじいちゃん、ばいばい」


 麻由は涙を拭い、しばらく無言で夜空を見上げていたが、ジャンヌに肩を叩かれて、仲間達に向き直って笑顔を見せる。




―数日後・田木モータース―


 良く晴れた日。麻由とジャンヌが工場に顔を出している。ジャンヌがスズキ・TS250ハスラーⅢ型を引き継いだものの保管場所が無く、また、ユニコーンバイクとは違って免許が無ければ運転できない為、しばらくは田木に預かってもらうことにした。


「へぇ~・・・ジャンヌちゃん、教習所に行くんだ?」

「うむ、マユユの費用を工面していただいて、通うことになりました」

「せっかく素敵なバイクを手に入れたのに、

 飾っているだけでは勿体ないですからね」

「まぁ、メンテナンスのことは俺に任せておけ。

 しかし・・・今になって、尊のハスラーⅢに再会できるとは思わなかった。

 一体、何処にあったんだ?」


 田木の質問に対して、麻由とジャンヌは、互いに眼を見て微笑み、「『祖父を良く知る人』から譲り受けた」と答える。

 工場内の事務机の上には「本条がハスラーⅢに跨がって、両脇に昭兵衛と田木が写った写真」の隣に、「ジャンヌがハスラーⅢに跨がって、両脇に麻由と田木が写った写真」が飾られている。

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