表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機巧魔術師の異聞奇譚  作者: 桜木紫苑
序章 異世界召喚
44/222

第44話 ブルガリアの戦い

機巧暦2139年12月・オスマン帝国バルカン半島ギリシャ



「侵略者は追い出せェェェェェ!!」



「尊皇攘夷だァァァァァァァ!!」



「外国人は出ていけェェェェ!! ここは俺たちの土地だ!

!」



榊原康介は一個師団《2万》の兵力をバルカン半島にいる仲間の保護という名目で上陸させる。しかしギリシャ政府(親オスマン帝国派)と民衆は侵略行為と見なし正規軍七個師団《14万》と民衆から編成された義勇軍三個師団《6万》を迎撃に向かわせた。



ギリシャ政府は完全に親大日本帝国・欧州本部派と親オスマン帝国派で真っ二つに割れた。



親オスマン帝国派・・・・王、王妃、貴族院、海軍大臣、陸軍大臣 



親大日本帝国・欧州本部派・・・・・王太子、外務大臣、衆議院



当初の大日本帝国・欧州本部は警戒部隊だけ送って傍観するのみとしていたが親大日本帝国・欧州本部派が親オスマン帝国派にギリシャを追い出されたことを聞くと欧州本部は親オスマン帝国派打倒を決意し榊原康介に攻撃を命じ今に至る。



榊原康介は逃げてきたブルガリア、ギリシャ王太子と外務大臣、衆議院の議員を匿うと王太子を旗頭に南バルカン戦線を設立。



その後、榊原康介はギリシャのクレタ島を通りアテネから上陸すると昼間の行軍を避け夜間に行軍しギリシャとブルガリアの国境付近に到着するとそこから一気に強行軍で親オスマン帝国派の拠点があるブルガリアのソフィアを強襲した。



「城門を壊せェェェェェ!!」 



「城門の守りが堅くて近寄れません!!」



「ならば城壁に梯子をかけて登れ!!」



さすがは首都ソフィア・・・・・・鉄壁の守りに榊原軍は攻めあぐねる。この頃、榊原軍は国境付近で兵士を増やし一個師団《2万》から十二個師団《24万》にまで増えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ