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一途  作者: とい
16/19

タイムマシン

深層心理記憶の奥の奥。


どれだけ封印しても蘇ってくる。


自分が何者なのか。


忘れたいのに。


思い出す。


俺は生まれてから今まで、ずっと考えていて、この世界で何ができるのか分からずにいた。


ある時偶然、タイムマシーンを作ってしまった。


もちろん作りたいと思っていた事だけれど、実際出来てしまうとは思っていなかった。


それから世界中を回った。


俺はまだ子供で知らない事に溢れていたから。


色々な事を知りたくて試しては、戻ってを繰り返して人生を数え切れないほど体験してきた。


そしていつの間にか1000年の頭脳とか?言われるようになっていた。


どうせ戻す世界だからと思い色々無茶をした。


自分のしたい事を全てやった。


多分楽しかったんだと思う。


すごく長い時間のはずなのに今となっては一瞬だったと思う。


自分の事は好き勝手やった。やり尽くした僕に出来ないことなど、もう、無いかもしれない。


少しだけ無気力になった。


自分から離れようと思った。少しだけ誰かの事を見るようにした。


すると楽しかったはずの世界が酷いものだと気づいた。


大勢の人が不安を抱えながら生きていた。


そんなはずは無いこの世界は素晴らしい。


でも、毎日人が死んでいる少ない日でも10万人の人が死んでいた。


時間があるから数えた。


断片的ではあるけどその全ての人の死に触れた。


助けたいと思った。


俺にはその力があると思った。


それからまた、とてつもない時間がたった。


結果僕に全部救う事は出来なかった。


誰かなら助けれるでも、全ては無理だ。


一度今日誰が死ぬのか見てから、昨日に戻って助けるそれをずっと繰り返した。


たった1日さえ進めずにいる。


なんでこんな無理なことをやろうと思ったんだろう。


俺は馬鹿だったのか?


諦めよう。俺にはどうしても出来ない。


それから何日か経って俺は変わらず同じ1日を繰り返してる。


やっぱり死ぬと分かって見捨てられない助けたい。


分身 浮遊 重力 速度とかいろいろと超能力じみた事を出来るようにした。


それだけの時間があった。


誰か人に頼れたら良かったけど。


邪魔されたら厄介だ。今の所この時代においてタイムマシンを作れるのは俺だけだから。


どうにか1日を進んだその次も色々ありながら1日ずつ進んできた。


するとある時変な事が起きた。


今までは助けること自体はさほど難しくなかった。病気なら治療をして殺人なら食い止めて、事故も同じで食い止めて助けてきた。


自殺とかも止めた。何度もそうしてきた。なのに1人だけ必ず死ぬ人がいた。何度やっても死んだその度に死に方が変化していた。


そしてある可能性を思いつく。


俺と同じでタイムマシンを使ってる奴がいるこの人を殺すためにいろんな世界で邪魔をしてる?


もしそうなら俺が進めた時間も全て書き換えられる。

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