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一途  作者: とい
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いちよう

そう言ってまたパソコンを見せた。


そこにはお母さんの姿があった。


しずか元気?


ごめんね。1人にして寂しかったでしょ。


何これ、どういう事。


人は生き返らないけど、記憶が無くなるわけじゃない。思い出も今まであった事はこれから一生無くならない。


これは君のお母さんじゃないけど。


お母さんの記憶を持ったAIだ。


私は母親では無いAIと話した。


最初は信じれなかったけど、そこに居たのは確かにお母さんな気がした。


そして泣いた。


それから1週間後、私は学校に行くのが楽しくなっていた。


友達も出来た。


ちなみに、母AIは物凄くコスパが悪くあの1回きり話せていない。



かずら、と、ひろ。


それでしずかさんとは、ちゃんと話せたの?


母親の事は話したよ。


それじゃあ、君自身の事は?


話してない。


ずっと話さないつもりなの?


いや、バレるまでは、待つ。


自分から話したほうがいいんじゃない?


いちよう、友達なんだろ。


しずかさんの母親を殺したのは、君の、


黙れよ。


お前だって、いちよう、僕の友達だろ。



過去終わり現代。


どうしてしずかさんは何も話してくれないんだ。


どうしたら良いんだ。


もう諦めろよいつまで言ってんだよ。


事件から1年が経っていました。


いやなんか。手応えみたいな感じてるんだよね。


なんか最近何も話さないけど話しかけるとちょっと嬉しそうにしてる気がする。


あーそー。 それはなんかこわいよ。








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