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社畜が悪役令嬢に転生しましたが、悪役令嬢として働きたくないため魔王を倒す  作者: 虎ノ介
五英傑への道のり

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領主会議

手紙を見直してみると『領主会議の知らせ』に書いてある。

「セラム、領主会議って何か知ってる?」

「私は知りませんね、多分もう一人の私は知ってると思いますが、、、」

「いや、それはいいよ。」

一時王族として過ごしていたセラムが知らない会議?

「取り敢えず手紙を読んでみましょう、ミラ様。」

「そうだね。」手紙の封を破くと黒く薄汚れた大量の魔力が溢れ、俺達を包み込んだ。


『何だこれ!?』息が出来ない。

急いで魔力の制限を少し解かないと!!

蝶の髪飾りの羽が一つ消えた、すると魔力は安定し手紙の中に消えていった。

羽が少しずつ髪飾りに戻っていった。

さっきのはどういう事だ!?手紙を取ってもう一度読み直そうとするが

さっきまで何か書いてあった部分は黒く塗りつぶされている。

「クソ!!」取り敢えずセラムの安否の確認だ。


すると何やら手紙に白色の文字が浮かび上がってきた。

『セフリター領の領主が変わったことを認識しました。

これより領主会議へと転送を開始します。』

するとさっきとは打って変わって綺麗で澄んだ魔力が俺達を飲み込んだ。


『転送が完了しました。』

目を開けたが周りが真っ暗で何も見えない。

ここは、裏世界か!?

すると暗闇にランタンが現れ、こちらに近寄ってきた。

ランタンの灯り照らされて倒れているセラムが見えた。

良かった、セラムも一緒にいるみたいだな。

セラムのほっぺを叩いて起こした。

「ミラ様、ここは何処ですか?魔力に吸い込まれたところまでは覚えていますが、、、」

「ここは裏世界だよ。」


にしても領主会議って言いながら五英傑にはバレない様に裏世界を使ってる所を

考えると大分危ない会議のようだな。

NPCに積まれているAI達も何かこの世界の違和感に気付いてこういう会議を発足したのか?

「取り敢えずミラ様、このランタンについて行きましょう。」

怪しげな灯りのランタンが行く方へ俺達は歩き出した。


何分間歩くと奥の方に光っている扉が見えて来た。

「あれに入るんでしょうか?」

「多分そうだと思うけど、、、」ランタンは扉に向かってどんどん進んでいく。

扉の目の前まで行ってみると大分扉が大きい事が分かった。

ランタンが扉に数回触れると扉は重々しい音を上げて開き始めた。

扉の中には転送する時に包まれた魔力が渦を巻いている。

「これに入るのか、、、」

少しためらっているとランタンが背中を叩いてきた。

どうやら早く入れと言っているようだ、しょうがない入ってみるか。

一応魔力を少しだけ開放していこう。


扉の中に入るとまた転送されたように魔力に包まれたが

さっきと違ってそこまで長い時間包まれるわけでは無かった。

扉から出ると眼下には町が広がっていた。

ここは空中!?やっぱりさっきの扉は罠だったのか?

するとまた俺達が落ちるであろう場所に扉が現れた。

だがさっきと違ってその扉は光輝いているわけではなく

どちらかと言うとブラックホールの様に周囲の光を飲み込むようなどす黒い色をしていた。

扉の中に入ると次はさっき包まれた魔力と違う魔力に包まれた。


気が付くと俺はアニメ会社のオフィスの椅子の上に座っていた。

ここは俺が転生する前に働いていた会社!?

周りを見渡すと横にはセラムが座っていた。

俺の体を見るとまだミラの体のままだ、この事から考えると

ここはまだアビスの塔の世界の中だ!!

すると後ろから肩に手をかけられ話しかけられた。


「ほぉ~、君が新しいセフリター領の領主か。

ネローに聞いた通り可愛い女の子じゃないか。」

急いでその手をはねのけた、振り返ると口ひげを生やした少し青い男性が立っていた。

「貴方、手は大丈夫?」

「手はもちろん大丈夫だが?そちらの方こそ肩は大丈夫なのかね?」

肩を見てみると服の表面が少し溶けていた。

ちゃんと魔力で強化しているはずなのに何で!?

「体には異常は無いけど、服は無事じゃないわ。」

「ほう、私に触れられても平気なのを見ると大分強い神が憑いているのだな。」

「あら貴方も神が憑いているの?」

「もちろん、普通の領主は全員憑いているものだ。

だが問題は私の神に耐えられるほどお前の神は強いようだ。」


確かにネローにも神様が憑いてったけ?

「貴方はどこの領主なの?」

「我は南の国カグツチ領の領主、名はセントリアヌ・カグツチだ!!」

「それじゃあ貴方は門番みたいに火の神が憑いてるの?」

そう言えばアグニが憑いてた門番も私に触れても大丈夫だったけ?

「あのような、下賤な者と一緒にするな、だが火の神が憑いてる所では同じだ。」

大分プライドが高いんだな、、、


セントリアヌと話していると何やら放送が聞こえて来た。

『これより、第二十一回めの領主会議を始める!!』

するとデスクは大きな丸形のテーブルになり、ディスプレイ達は空中に浮いた。

座っている椅子も動き出しテーブルを囲み始めた。

すると空中にまたあの扉が出現し、大量の資料がテーブル降ってきた。

周りを見るといつの間にか椅子には各領地の領主が座っていた。

読んでくれてありがとうございました

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