表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の隣の席の女子は人気ネット小説家  作者: アツシルック
2/8

神田 暁の隣の女子

僕は神田かんだ あかつき、16歳、足立区の西新井駅最寄駅にする、東西新井高校に今年入学した一年生だ。

見た目は普通の耳まで伸びた髪に、眉毛辺りまで伸びた前髪に、顔は当たり障りもない平凡な顔で、正直人の記憶に残りずらい、影の薄い、その他大勢のような男子高校生だ。

僕の趣味は小説投稿サイト『小説家をやろう』に作品書いて投稿する事で、小学生の頃からやっていた、そのため殆どの時間を執筆活動に費やしていたため、友達もおらず、高校入学してすぐ一人窓際の席で孤立していた。


「まぁ友達なんかいらんけど、話しかけられるのも面倒くさいし」

そうブツブツと独り言を言いながら、今書いている小説をスマホで進めていると。


「初めまして、 隣の席になった山崎やまざき あやです、よろしくね!」

僕の隣の席の子が来たのだろう、明るく、元気で、良い香りがする……だがなんだろうこの小説に出てくるようなあざとい挨拶の仕方、何か裏があるんじゃないかと疑ぐりながら僕も返事をした。


「えぅあっ……よろしく……」

僕は恥ずかしさからか、彼女の顔もまともに見れずに返事に応え、そのままスマホを弄り続けた。


「あっ! あなたも『小説家をやろう』を利用してるの? 作家さん? 私も好きでね使っているの、楽しい作品多いよね」

彼女、山崎 綾は僕のスマホを覗き、突然横から話しかけて来た、僕は驚き直ぐにスマホを伏せると。


「えっ!? あっ……うん」

僕は驚き彼女の方に振り向き言葉を失った、隣の席の子はメチャクチャ可愛く、美人だったからだ。


「ご、ごめんなさい、つい画面にいつも私も利用してる画面が映っていたから……」

彼女は僕がスマホをとっさに伏せた事で嫌がられたと思ったのか、さっきまでの明るかった表情が曇り少し落ち込んだ顔をしていた。


「あっ……ぼ、僕の方こそごめん……つい見られたのが恥ずかしくて、嫌な思いしたなら謝るよ、ごめん……」

僕は彼女に深々と頭を下げると。


「ううん……私こそごめん……」

彼女は謝る僕を見て、さっきの悲しい顔からまた明るい笑顔に戻り。


「ねぇ良かったら君の名前を教えてよ、友達になりましょ?」

彼女は少し顔を赤くして、少しハニカミながら照れ臭そうに言う。


「えっ、あっ、ぼ、僕は神田…神田 暁……よろしくね」

久々に人と話し、それも女子と話す事でメチャクチャ緊張していた。


「それだけ、もっと暁の事知りたいな」

「えっ、う〜ん……特に話す事ないから、ごめんね山崎さん」

僕は苦笑いしながら言うと。


「綾……綾だよ私の名前は」

「えっ? うん、さっき聞いたから知ってるよけど」

僕が首をかしげて聞くと。


「違う、綾って呼んでよ暁、友達でしょ」

「あっ、う、うん……分かった、なるべくそれで呼ぶようには気をつける……」

そんなやり取りをしていると朝のホームルームが始まり会話は一旦終わった。


僕のこれが、とんでもない隣の席の彼女との初めての出会いであった。









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ