割と急な、あとがき
初めまして、あるいはお久しぶり溝野重賀です。
人生初のあとがきです。
色々ありますが、簡潔にいきます。
『日和見主義だった俺が揉めすぎる演劇部で全国大会を目指したら青春すぎた』の小説家になろうでの投稿をここまでとさせて頂きます。
要は打ち切りです。
そして10月いっぱいでなろうでの作品を削除します。
ここからは理由の説明とかになりますので、興味のない方は読まなくても大丈夫です。
まず最大の理由は読まれないから、評価されないからです。
これには様々な意見があることでしょうが、私の個人的な判断と投稿している他サイトとの比較でこのような考えに至りました。
なぜなら小説家になろうには、『青春』のジャンルがなく、恋愛要素のない青春ものが辿り着くヒューマンドラマのジャンルは無法地帯と化しているからです。このことについてはX(Twitter)にて既に報告していて、たくさんの方から反響をいただきました。
さきほど評価されないからと述べましたが、この作品はありがたいことにブクマ36件、評価者19名の総合評価254ptを頂き、感想12件とレビュー2件もあります。
このこと自体は私の誇りです。
言っていることが矛盾しているように聞こえるかもですが、誇りであると同時に今私の執筆活動の足枷にもなっていると考えています。
web物書きなら分かるかもしれませんが、私は毎日暇さえあれば投稿しているサイトでPV(どれだけ読まれたか)を確認しています。1pvついているか気にして、10pvいけば嬉しいし、一気読みがあれば狂喜乱舞します。
でも、それは裏を返せば目の前の数字に囚われているとも捉えることが出来ます。
読まれれば、評価されれば嬉しいのは当然なのですが、読まれないことに億劫になったりするのは精神上よくないとも思っています。
何より最近、数字に囚われて物語と真正面から向き合えなくなっている時があるように感じる日が増えてきました。
なので私は、投稿サイトを減らすことにしました。いわゆる断捨離なのかもしれません。
もちろん断腸の思いはあります。いまなお作品の削除には抵抗があり、嫌だなと思う気持ちが心のどこかにあります。
それでもこの結論に至ったのは、私が物書きとして、書籍を出して成し遂げたいことがあるからです。
そのため、戦える場所で戦い、そして上を目指すためにここまで『日和見主義だった俺が揉めすぎる演劇部で全国大会を目指したら青春すぎた』を読んでくださった皆様には感謝を述べながら、なろうではここで幕引きとさせていただきます。
誠に勝手ではございますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、この広いweb小説の世界で再び出会うことを願いまして、ここで一度の別れを。
さようなら。