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  作者: 戯言遣いの弟子
4/4

有難う

…遂に最終回!

…短っ!

「ひっ…はぁっはぁっ…!何で…?」

掠れ声で男は喋る。

男は逃げる。

蜘蛛から逃げながら。

“人を食い、巨大化しながら追う”蜘蛛から逃げながら。

「だから、言っただろ?後悔するって」

「う…五月蝿い…ひっ!」ずしゃっ

と、男は転ける。

男の目の前まで蜘蛛が迫る。

“一キロ先を三秒”で。

「い…いやだぁ!」

男は泣き崩れた声で叫ぶ。すると、蜘蛛の動きは止まる。

「…え…………?」

「…ほら、やっぱり生きたいんだ」

少年は解らう。

「う…ぁ…?」

「…いや、活きたいのか…この世界で誰も。だぁーれも。自分を必要としてくれない。そんな世の中、潰れてしまえ。と、思ったんだろう?…前に僕が言った言葉、覚えてる?…ほら、『思うだけじゃダメ。想わなくちゃ。』だよ。…あれの意味、解った?………口、無いの?…アレはね、ただ壊れろ。じゃなくて、自分も壊れなくちゃ。って意味なんだ。解った?」

「………ぁぁ」

男は、消え入りそうな声で言う。

「ぉれはゎかった…ぉれが、ゎるかったんだ…」

「…うん」

「…ぃま、ゎかった。きみは…君は…」

「じゃあ、僕は消えるね」少年は微笑った。

「君は…!」

「さらば」

「“死神”………、なんだ…!」

少年は、…否。

死神は……消える。

「ッ…!」

「はなはゆはよさやさかあたやひわまかさはわかや」瞬間。

都会のざわめきが、蘇る。「…まさかっ…!」

そう。

今までの映像は、偽物だった。

「…はっ…!面白いこと、しやがる…!」

そう。まさに。

“戯言”

だ。

「…そんじゃ、今度は……奇跡の種と…」

男は消える。

「未來の種を、蒔きますか…」


……………………

…………

……

「ねぇ、知ってる?」

「何々?」

「あの、“種”伝説!」

「知ってる知ってる!あの、種を蒔いてる人を見たら幸せになる でしょ!」

「そうそう!…実はね、あたし、昨日見ちゃったの!」

「えー!いいなー!」

「でしょでしょ!でね、話しかけちゃった!」

「え!?…それで?」

「あのね、何をしているんですかって話しかけたね!」

「せれで、静羅、何ていわれたの?」

「するとね…」


「種を…蒔いているんだ。」

…最後の静羅ちゃんは、次回の主人公です。


有難う〜!

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