番外編 理由
男が災厄の種を蒔く理由です。
「お前、何やってんだ?」「んー?特には何もー」
…僕は未だにコイツの性格が分からない。
出逢って7年目なのだが…………何なんだ…
「今は、パズルゲームと見せかけて、RPGだと思わせて、パズルゲームを作っているのデス。はい」
「…じゃあパズルゲームでいいだろうが」
「にゃは」
「にゃは、じゃねぇ」
…本ッ当に分からない。
「と見せかけてRPGなのデス」
「知るかッ!」
「むー」
…何なんだッ…!
「…はぁ」
「ため息つくと幸せが逃げるよ〜」
「誰のせいだと思ってやがる」
「さぁ?」
「貴様じゃボケぇぇぇッッッ!!」
「と見せかけて」
「黙れぇッ!」
「みゅー…」
…しょんぼりしてやがる…僕の、せい?
…うー、いや確かにコイツのおかげでモテるようになったけどさー(関係無い)
「キシャャャャャーーーーーッッッッッ!!!!!」「ぐぼぁっ!」
噛まれたッ!
ものすごい勢いで噛まれたッ!
「痛ぇぞ畜生!」
「キシャャャャャーーーーーッッッッッ!!!!!」「痛ってぇぇぇ!!!!!ド畜生めぇ!」
頭、凹んだ気がする…
でも、この平和は、ある日を境に、一転する。
「…おい、嘘だろ…なぁ…」
大親友が、死んだ。
自殺だ。
「…もしかして、あの子じゃない?」
「あ…確かに、あの子、死んだ方がいいぞテメェ!って言ってたそうだよ…」
「あの子が…」
「殺した…」
この日から、僕は冤罪の殺人者になった。
こんな、
こんな…大親友が死んで…そして、僕が疑われるなんて…
こんな…
こんな…
こんな世の中…
滅んじまえ。




