表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マリオット  作者: 古村あきら
ピンキー
106/109

第102話

 時計が十一時を打った。窓から見える外は真っ暗で、木の枝すら見えない。目が冴えてしまった彩羽は、もう一つ気になることを仲村に訊いてみたくなった。

「白い髪の妖精?」

「そんな言い伝えはありますか」

 そう尋ねた彩羽の顔を見て、仲村は小さく笑った。

「それなら、あの人に訊いてみたらどうかな」

 視線の先に顔を向けた彩羽は息を呑んだ。ドアの上枠をくぐるように頭を下げ、のっそりと入ってきたのは、あの日彩羽が双眼鏡の中に見た男だった。厳つい風貌、鋭い眼差し。そして、実物はもっと大きく見えた。

 白衣姿のその男は仲村に軽く会釈した後、涼太に向かい「よう」と手を上げた。

「ドクター」

 涼太がそう声を掛けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ