表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/61

31話 杖の検証

 

 

朝になった。

いつもの流れから手早く準備を済ませると―。


出かける前にSPを確認することに。


ふむ。現在は2ポイントか。



昨日の狩りの途中、5匹目で毛牛から1ポイント貰えたことを確認した。

そして―。

30匹狩った昨日の最後から

今確認したところ、更に1ポイント増えている。



ということは、5匹目と30匹目でSPが貰えた耳馬と同じパターンかな。

大蜥蜴(おおとかげ)は50匹目で獲得したばかりだし違うはずだ。


よしよし。順調だな。

この調子で狩って、SPを獲得していこう。


とりあえず今の所、新たなスキルの取得はいいか―。






さて。

今日はやりたいことがある。

前からやろうと思っていた杖の検証だ。


その後に職業変更もして、魔法職も試してみることにする。



昨日一日で、魔物の強さは大体分かったからな。

俺の感覚では、アーレの村周辺の森と大して差は感じなかった。

若干、草原の方が強いくらいか―。


うん。

これなら剣士から変更しても大丈夫だと判断した。




それじゃ早速、出かけるか―。


この部屋から出たい、と念じて。

しばらくすると周囲は草原のものへと変わった―。




☆ ☆ ☆



よし―。


ここ、第一エリアに戻ってきた俺は魔法関連の検証をするべく。

手ごろな相手を探していく。


まずは今のまま。

杖なしの剣装備のまま魔法を試すことにする。



お。こいつでいいか―。


「ファイアーボール!」


俺の放った火球は大蜥蜴に目掛けて飛んでいく。

すると、一撃でそれを葬った。


ふむ。

魔力を込めない方のファイアーボールだったが―。

まあ、こんなものだろ。




さて。いよいよ杖の検証だ。


俺は次の獲物に狙いを定めると―。

それに杖を向け、火球の魔法を放った。


すると、さっきよりも僅かに大きい火球が大蜥蜴に襲い掛かり。

同じく一撃で倒した。


うーん。


威力は上がっているな。

どちらも一撃だったが、火球の大きさが異なっていた。

杖の威力上昇は確かなようだ。



魔法の発動スピードはというと。

特に変わらない――かな。



その後、もう一度剣に持ち替えて魔法を放つ。

更に杖にして放つ、と繰り返したが結果は変わらなかった。

これで、今日は4回魔法を使ったな。



次に―。

シャープネスをかけて魔法を試してみることに。

その効果は攻撃力+20%だ。

これが魔法にも効果があるかどうか。


だが、今までの感じから言うと――。



――。



うん。

やっぱりだめだな。

杖は赤い光に覆われたのだが、火球の大きさは変わらなかった。


それでも大蜥蜴は一撃だが。



今まで剣にシャープネスをかけて火球を放っても、威力は同じだったので予想できたことだ。

この杖で殴れば、打撃での攻撃力は増してそうだが。


まあ。杖が壊れそうなので、やめておく。




更に、3匹の大蜥蜴を探して。

同じように火球を放っていく―。


だめだな。やはりシャープネスは魔法には効果がない。

そして、これで今日の魔法使用回数は9回だ。



よし。

今までは一日7回しか魔法を使えなかったから――2回増えてるな。

そしてもう1度火球を放とうとしたが、今度は発動しなかった。


2回、剣を持ったまま魔法を使って。

あとの7回は杖を装備した状態だ――。



それで回数が2増えたなら、魔力消費減少の効果も確かにある。

犬耳の店長は火魔法と相性がいいと言っていたが―。

その効果もこの結果に含まれているのかね。


ふむ。

まあとにかく、この赤い宝石の杖の効果は確かなようだ。



しかし。剣を装備できないデメリットを考えると、微妙なんだよな・・・。

遠距離攻撃に専念したいときに、杖を装備すればいいか―。


もっと回数が増えればいいのだが。



☆ ☆ ☆



そして―。

今度は、第二エリアで試してみることに。

俺は緑ポーションを飲むと、魔力を回復してから毛牛にも魔法を試していく。


すると―。


毛牛は魔法に弱いのだろうか。

杖を装備したファイアーボールで、ほぼ瀕死の状態だ。



昨日剣で戦った俺の感覚では―、

毛牛は耳馬よりも少し強いくらいだった。

いくら杖を装備していても、これはダメージを受けすぎだろう。


当然だが、魔力を込めた方では一撃で沈んだ。


うん。

これで杖を装備して魔力を込めた火球も使ったな――。

結果、こっちも威力が上がることが確認できた。



その後もう一度、緑ポーションを飲んだ俺は。

今までの結果が正しいかどうか、更に検証を深めていくのだった。





【異世界の各種アイテム①】

<ギルドカード>

総合ギルドに登録すると貰える。身分証になる。

倒した魔物と数が記録される。


<ギルドの謎の箱>

アーティファクトっぽい何か。

触れると適正職が分かり、職に就くことができる。


<水晶>

盗賊発見器。光らないと盗賊。

村や町の入り口、ギルドに設置されていた。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ