日記
6/13
曇り
天気は快晴。何気ない日々の中を、僕は今日も過ごしていた。
成績はすこぶる悪く、友達も少ないけれど、それでも毎日楽しくやれている。
お嬢様団体は時雨が大怪我を負わせたみたいで、いつの間にか消えていた。人を殺したっていうのも、ただの虚言だったらしい。
大変な事にはなってなくてよかった。時雨が大怪我を負わせたって聞いた時はヒヤリとしたけれど、謎の現象としか捉えられなかったようだ。
恨みを買った人間の呪い、とでも思っていると聞いたけど、どうなんだろう。
……ともあれ、今日はここまで。
「……ふぅ、日記に書くことも無くなってきたなぁ」
ノートの上にペンを置いて閉じる。栞代わりだ。リビングに移動して時計を確認してみると、時刻は既に十二時を回っていた。日付が変わる頃に日記書いてるってどうなんだ。
当然時雨も寝てしまっていて、今は僕一人だ。なんだか寂しい。
「……さっさと寝るか」
電気を消すと、今まで分の疲れが一気に出た気がした。やっぱり疲れてたみたいだ。
今夜くらいはゆっくり寝よう。僕は時雨の寝ているベッドの横に身体を倒し、目を閉じた。
「おやすみ」
一言だけ呟いて。




