↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で収納魔法しか使えないけど頑張る‼︎  作者: トキ
第六章 帝国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/214

第八十六話 帝国の街

新年明けましておめでとうございます。

区切り良く帝国編が始まりました。

これからも投稿していくのでよろしくお願いします。

ブックマークや評価もして頂けると有り難いです。

 



  帝国には2時間もかからずに、到着した。

 雲の切れ間から見えた地上には、壁に囲まれた1つ街があった。ここは、帝国のどちらかと言うと王国よりの場所にある街らしい。王国の街のカルダムよりは小さいが、それでも大きめの街である。



  「それじゃあ、コル爺から貰ったこの魔導具を使うぞ、ていうかこれ名前とかないのか?」


  「説明の紙が入ってるって、言ってたから書いてあるんじゃない?」



  リアナがそう言って、その隣でレーナが収納袋から紙を取り出した。



  「ありました、えーと、お札型の魔導具、あったこれの事ですね、名前は魔法登録札ですね」



  レーナは、紙を見ながら魔導具の名前を読み上げた。



  「そのまんまだな」


  「多分この収納袋に入っているのは、全部コル爺が作った魔導具なんじゃないかい?コル爺って名前とかこだわら無さそうだしね」



  俺の言葉にリオンがそう言った。確かにコル爺は名前や見た目よりも、性能を重視しそうだしな。



  「お前達早くしろ、いくら雲の上とは言え、ずっとここにいれば、気がつく奴がいるかもしれない」


 

  フレアがその場で飛びながら、声をかけてきた。話し込んでたが、まだ空の上だったな。



  「悪いフレア、今準備する、ステルス」



  俺はフレアから預かっていた、収納袋からサーラにステルスを込めて貰った魔法登録札を取り出し、フレアに貼り付けて発動した。その後、自分の分の魔法登録札を取り出し、自分にもステルスをかけた。リアナ達も自分にステルスをかけ終わった様だ。



  「フレア、準備が完了した、街に入る門のすぐ近くに降りられるか?せっかく隠れて国に入れても街に入る所でバレたら意味がないからな、ステルスの効果が切れる前に街の中に入ろう。フレアは着地して俺らを降ろしたら、すぐに人化して街に入ってくれ、俺達同士も姿は見えないから、あそこの他よりも少し高い、白い壁の建物の裏に集合な」


  「着地の時に、翼で起こる風を、不審に思われるかもしれないが、まあ大丈夫だろ、降りるぞ」



  フレアはそう言うと、降下を開始した。

 街に近づき、街の姿がはっきり見えた辺りで、俺は集合場所を言っておく事にした。


 

  「あそこにある、他の建物よりも高い、白い壁の建物の裏に集合な」



  俺は門の近めにある建物を指定した。俺のその言葉に、リアナ達は頷き、フレアも返事をしてきた。

 地面付近では。フレアが起こした風をうけて、門の近くにいた街に入ろうとしていた人や門兵が、不思議そうにしていたが、バレずに地面に降りる事が出来た。






 俺はフレアから、降りてそのまま門を通り街の中に入り、集合場所の家の裏にたどり着いた。



  「きゃっ」


  「うおっ」



  まだステルスの効果はきれておらず、そのまま集合場所に行ったら、誰かとぶつかってしまった、姿は見えないが、すぐにレーナの小さい悲鳴が聞こえたので、レーナにぶつかったようだ。



  「すまん、レーナ」


  「いえ、大丈夫です」


  家の裏には誰もいなかった為、今ここにいるのは、俺達だけだ。少しすると、ステルスの効果がきれて、みんなの姿が見えた。



  「全員無事に街に入れたみたいだな」


  「それで?これからどうするんだ?」


 

  フレアがそう聞いてきた。


 

  「まずは、情報を集めよう、帝国の街がどういう、状況なのかわかないからな、聞いてる話しでは、権力者が幅を利かせてるらしいが」


  「分かった、それじゃあ手分けして、情報を集めるかい?」


 

  俺の言葉を聞いたリオンが、そう言ってきた。



  「そうだな、流石に1人じゃ何かあった時に困るから、二手に別れよう」


  「それなら、我はレンと一緒に行こう」


  「私もレンさんと一緒がいいです」



  すると、フレアとレーナがすぐにそう言ってきた。


  「あっ……、じゃあ、私はリオンと行くわ」


 

  少し遅れてリアナがそう言った、これで二手に別れられたな。



  「よかったのかい?リアナもレンと一緒がいいんじゃないの?」


  「私は、別に……」



  リアナとリオンが何かコソコソと話している。



  「どうした?何かあったか?」


  「いや、大丈夫よ」



  俺の問いにリアナがそう言った。まあそう言うなら、大丈夫なんだろう。



  「よし、それじゃあ、このメンバーで情報収集をして、2時間後にまたここに戻ってこよう」


 

  俺は全員の顔を見回しながら、そう言った。



  「あと、一応このローブを着て、顔を隠しておこう、リアナは顔が知られてるかもしれないからな」



  俺は収納魔法に仕舞ってあった、メイカーで買った、燻んだ緑色のただのローブを5つ取り出し、全員に渡した。



  「俺達は東の方を見に行く」


  「じゃあ私達は西側に行くわ」



  俺達は、二手に別れて街で情報収集を開始した。



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。