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異世界で収納魔法しか使えないけど頑張る‼︎  作者: トキ
第五章 魔法国メイカー

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第六十七話 到着

 

 

  俺達はフレアに乗って高速で飛行していた。

 


  「おい、あれがメイカーか?」



  フレアの視線の先には、高い防壁に囲まれた、広大な街が広がっていた。王国の王都とは比べ物になら無いぐらい巨大で、反対側の防壁と離れすぎていて、何とか見えるぐらいの距離だ。

 

 

  「うん、そうだよ、もうちょっと近付いたらその場で滞空して貰える?姿を隠す魔法使うから」


  「分かった」



  フレアは言われた通りに行動した。


 

  「ステルス、これで良し、あんまり長い時間は保たないから、すぐに下に降りて人化してね」



  フレアは、地上に降りると、俺達を背中から降ろして、人の姿になった。するとステルスの効果が切れて、俺達の姿が見えた。



  「まさか、こんなに早くついちゃうなんて」


  「サーラが、グレート・プロテクトを使えたおかげで、もっとスピードを出す事が出来たからだな」


  今の時刻は午後の2時頃だろう、約半日でつくなんて、フレアの速度がいかに無茶苦茶かが分かる。



  「それじゃあ、中に入ろうか」


  「そうだな」








  俺達はサーラに続いて、メイカーに入る門に向かった。中に入る順番待ちの列に並んで、門番にギルドカードを見せて、中に入った。


  「王国とは全然雰囲気が違うな」


  「そうですね、こっちは高い建物が多いですね」


  中は、先の尖った背の高い塔の様な建物がいくつもあり、色々な所の煙突から煙が上がっている。



  「この街は、魔道具開発と魔法の事しか考えて無い様な奴らばっかりだよ、まあ私は居心地がいいんだけどね」

 

  サーラが笑いながらそう言ってきた。


  「そうなのか、所でこれからどうするんだ?」


  「魔道具の修理をお願いしちゃいたいかな、


  「それじゃあ、その用事を済ませちゃうか」



  俺達はサーラの後についていった。


  「なあ、魔法国メイカーっていうのは、この街の事を言うのか?それとも王国みたいにいくつも街とか村があるのか?」



  俺は気になった事をきいた。



  「この街がメイカーっていう国なんだよ、他に街とか村はなくて、魔法国メイカーの国民の人は、全員がこの街で暮らしてるんだよ」



  俺の質問にサーラご答えた。

 


  「なるほどな、他の国はどんな感じなんだ?」


  「 王国と帝国と獣王国は村とか街がいくつもあって、魔法国メイカーと商業国家メルラルは、1つの街が国になってるんだよ」



  サーラが質問に答えてくれた。



  「なるほどな、よくわかった」


  俺は頷きながら答えた。俺達はサーラの後に続いて、やがて1つの建物にたどり着いた、

 

 


  「コル爺〜、また魔道具の修理頼みに来たよ〜」



  サーラが建物の中に入って、大きな声で呼びかける。建物の中は広くて、色々な物が転がっていて、設計図のような物も落ちていて作業場のような場所だ。



  「ん?おおサーラか、久しぶりじゃな」


  「久しぶり〜」


  すると、奥から1人の人間のお爺さんが出て来た。


  「ん?そっちの奴らは誰じゃ?」

 

  「付き添いで一緒に来てもらったレン君達だよ」



 

 




  俺達は、それぞれ自己紹介をした。


  「なるほど、お主が狂戦士リオンじゃったか、それに他の者もその歳で、そのランクまで上がっているのは凄いのう、儂はコルシムという、サーラにはコル爺と呼ばれてるが、まあ好きに呼んでもらって構わん」


  「それで、コル爺、魔道具作って欲しいんだよね」



  すると、サーラがコル爺にそう言った。



  「それは、いつもの結界の魔道具の、状態確認の為の魔道具、でいいのかの?」


  「そうそう」


  サーラが頷きながら答える。


  「分かった、用意をしておく、だが少し時間がかかるかも知れんのう、今、新しい魔道具を開発しているのじゃが、中々上手く行かなくてのう、息抜きには丁度いいかも知れんが」


  「新しい魔道具?」



  俺はコル爺に問いかけた。



  「そうじゃ、じゃが失敗続きでのう、どうじゃ?少し見て行くか?」


  「ああ、見てみたいな」



  俺はコル爺にそう言った。



  「それじゃあ、儂の後をついてくるんじゃ。中に置いてあるものは動かさないようにのう」


  「分かった」


  コル爺は、俺の返事を聞くと、建物の奥に向かって行った、俺達もコル爺の後に続いて行った。





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