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異世界で収納魔法しか使えないけど頑張る‼︎  作者: トキ
第四章 エルフの里

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第六十二話 特訓

 


  <リアナ視点>



  「ハイ・ヒール」



  すると、スピードラビットはすぐに気絶から目を覚ましたが、氷で動きを封じられている為動く事は出来ない。すぐにスピードラビットはレーナの回復魔法で溶けて死んだ。



  「すごい‼︎回復魔法にこんな使い方があったんだ‼︎よく見つけたね‼︎」



  サーラはまたテンションが上がってるわね。



  「落ち着いて下さいサーラさん、それとこれを見つけたのは、私ではなくてレンさんです、私はレンさんに教わったので」


  「へぇ〜レン君が」



  サーラはそれを聞いて感心している。一応落ち着いたみたいね。



  「それでサーラさん、何かアドバイスなどありますか?」



  するとサーラは説明を始めた。



  「うん、まずは私の手の傷を治した時と同じ事かな、レーナちゃんは別に魔物を跡形も無く、倒したいわけじゃないんでしょ?」


  「それは勿論です」



  レーナは頷いて答えた。



  「それなら、魔法を使う部分を絞ればいいんじゃないかな、例えば相手の肩の部分だけに絞れば、魔法の威力は上がるから、すぐに溶かして腕を切断出来るんじゃない?わざわざ体全部を溶かす必要はないんだし、それこそ首だけを狙えば一発じゃない?」



  なるほど、確かにそれなら威力も上がって、時間もかからなそうね。



  「なるほど、でも離れた相手の一部を狙うのは難しそうですね」


  「そこはやっぱり魔力制御が重要だから、魔石に魔力を入れる特訓で魔力の調節を覚えたら、次は魔力制御もやるから、そこで出来るようにすればいいよ」



  私は気になったことがあったので聞いてみた。



  「そういえば前に、私とレーナの魔法は無駄な魔力を使ってるって言ってたけど、具体的にはどういう事なの?」



  サーラは少し考えるそぶりを見せてから答えた。


 

  「う〜ん、なんて言えばいいのかな、魔力が流れてるって事かな」


  「流れてる?」



  サーラは説明始めた。



  「そう、例えばフロスト・アローの矢を1本作るのに10の魔力を使うとするでしょ?本当なら10の魔力で足りるんだけど、魔力制御が甘いと周りに流れたり、魔力がしっかりと纏まらなかったりして、15、20と必要な魔力が増えちゃうんだよ」


  「なるほど、よく分かったわ、ありがとう」



  私はサーラに礼を言った。



  「いえいえ、あっ、ゴブリンみっけ、アース・バインド」



  サーラは3体のゴブリンを見つけると、すぐに魔法を発動して、ゴブリン足元の地面から土が伸びて動きを封じた。



  「じゃあ、レーナちゃんさっき私が言ったみたいにやってみて、首だけを狙って、今の魔力制御でも近くでやれば出来ると思うから」


  「分かりました」




  レーナは言われた通りに、ゴブリンの目の前まで行くと、1体のゴブリンの首の前まで手を伸ばして、魔法を発動した。



  「ハイ・ヒール」


 

すると、ゴブリンの首の部分だけが光だし、すぐに溶け始めてゴブリンの頭がずり落ちた。


 

  「凄いわね、今までよりも全然早いじゃない」


  「はい、自分でも驚いてます」



  レーナも驚いていたようだ。




  「じゃあ、残りは倒しちゃうね、レーナちゃんも連続してじゃ疲れちゃうし、まだ特訓はあるからね、アース・ニードル」



 

  すると、ゴブリンを拘束していた土から、太い針が伸びてゴブリンを串刺しにした。


 


  「それじゃあ家に帰って続きしようか」


  私達は家に向かって移動を開始した。






 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 

  <レン視点>


  「よし、今日の所はこのへんで終わりにしよう」


  「疲れたあぁ〜」




  俺は地面に大の字に寝転がった。



  「だらしないぞレン、この程度でへばって」

 

  「どの程度だよ‼︎途中から2対1になってただろ‼︎」



  俺はフレアに勢いよく反論した。




  「いい訓練になっただろ?手加減はしてるから問題ない」


  「サーラ達も終わったみたいだね」



  リオンが見ている方を見ると、離れた場所にいたリアナ達がこっちに向かってきていた。



  「そっちも終わったみたいね」


  「ああ、ついさっきな、リアナ達は途中いなくなってたけど、どこ行ってたんだ?」



俺の疑問にリアナは答えた。


 

「森でサーラに、レーナの回復魔法を見せてたのよ、あの溶かすやつ」


  「ああ、なるほどな」



  リアナが俺の質問に答えた。



  「それじゃあ、ご飯にしよっか私お腹すいちゃった」

 

  「そうだな」



  俺達は揃って家の中に入って行った。



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