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水滸前伝  作者: 橋邑 鴻
第九回  小将軍 神臂もて妖邪を排し 宋保義 宿魔の性を萌芽せしこと
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鴉声

鴉声(あせい)

烏の鳴き声。

 客間を出てすぐの場所で(きびす)を返せば、当然そこには客間の戸がある。


 戸の横には花栄が青州から持ち込んだ弓が立て掛けてあり、側には矢も置いていた。室に入った花栄は、()手繰(たく)るように弓を取り、矢筒から矢を二本抜き取って再び表に出る。


 花栄が男に接近し、その瞬間に男が宋江に傷を負わせて距離を取られれば、花栄は宋江の命を優先するしかない。しかし、弓であれば──



【縁起でもない話だが…】



 眼前で構えた弓に矢をつがえられれば、人の(さが)として矢を防ぐための盾を持ちたくなる。それが「為すべき事があり、こんな所で死ぬつもりはない者」であれば尚更の事だ。

 男にとって宋江には「象徴」としての利用価値があるのだろうが、そこへ盾としての価値が加われば、一層、宋江が危害を加えられる可能性は低くなる。


 仮に男が一か八かの賭けに出て逃亡を図ったとしても、そんな賭けは成立しない。


『裸に首から生肉をぶら下げ、腹を空かせた虎の前に放り出された者は、果たして生き延びる事ができるのか』


 そんな馬鹿げた賭けはない。結果など火を見るより明らかで、弓を構えた花栄の前で「盾」を手放すのも同じである。手放す方が悪い。

 宋江が無傷で解放されればそれで良し、万が一、宋江に危害が加えられるにしても、盾を手放す事に変わりはないのだから、その瞬間に男の身体を矢が貫く。


 それで宋江が命を落とす可能性も十分にある。故に花栄は「縁起でもない」というのだろう。が、花栄の判断は合理的、かつ正しい。

 こんな言い方をすると小将軍からはお叱りを受けるだろうが、直に飛び掛かろうが、弓を使おうが、宋江の負傷が前提であるならば、男の逃亡を阻止できる後者の方がより「お得」である。



【唯一、不安があるとすれば──】



 案の定、弓と矢を手にした花栄の姿を見るや、男は宋江の身体をくるりと反転させ、その背に隠れた。宋江は宋江でさしたる抵抗も見せず、虚ろな眼差しで宙の一点を見つめ、やはり何かをブツブツと呟いている。その首筋には背後から添えられ、朝焼けの空を鈍く映し出す紅い刃。


 それを気に掛けるでもなく、花栄は一旦、二本の矢を背の帯に差し、その内の一本を手に取ってつがえるや、ギリリと弦を引き絞る。

 しなる弓と張り詰めた弦は正に満月さながら、そのままピタリと宋江の眉間に狙いを定め、微動だにせず屹立するその様は、まるで地に根を張り巡らせた古樹のよう。


 花栄の腕をもってすれば、宋江に突き付けられた刃を矢で弾くくらいは造作もない。しかし、当てるだけでは意味がない。

 弾いた拍子に刃が皮膚を裂けば、場所が場所だけに致命傷ともなり得る。男の出方次第では最悪、それを考える事もあろうが、今はまだそんな一か八かに賭ける時ではない。


 と──


「気の早いお方だ。今暫くお待ちいただくよう申し上げた筈ですが?」


 宋江の背で男は語る。


「痴れ言を()かすな。今すぐ宋哥(宋江)を放せ」

「ええ。貴方様が構えを解き、そこから動かぬと約して下さるのなら今すぐにでも」

「ふざけるな」


「どちらかと言えば」などという枕詞が必要ないほどには、高いか低いかで言えば背の低い宋江であるが、出張った腹のおかげで、背の割に横幅も広い。

 対して男は見るからに瘦せぎすである。花栄が最初に客間を出た瞬間の光景を思い返せば、背は僅かに宋江より高かったはずも、今は膝なり腰なりを折ったものか、いずれにせよ男の姿は完全に宋江の体躯で隠されていて、花栄からはただ風に踊る白髪が、宋江の身体越しに覗くのみ。


 矢の狙いを男に直接、向けられないものの、しかし、花栄にとってそれは幸いでもあった。


 男と視線を交わさずに済む。


 ただでさえ宋江を質に取られて不愉快極まるところへ、思い出すのも虫酸が走るような、不快極まる視線まで浴び続けるとなれば、いかに弓の名手と江湖に名高い花栄とて、手元が狂う可能性もある。


「ふざけてなどおりませんよ。宋押司(宋江)から伺いましたが、貴方様とはそれはそれは親しい間柄とか。その貴方様が日頃の友誼に背いて押司に弓を向けるとは…いかに手前が背後に潜んでいるとはいえ、随分と義に(もと)る事をなさる」

「貴様が俺と宋哥の友誼を語るな」

「とは申せ、手前は貴方様の事を何ほども知りませんからな。押司から聞いた話を語れぬとなれば、他に何を語ったものか。もしや、このまま延々と無言で睨み合うおつもりか?」

「チッ、屁理屈を並べおって…」


 悪態を零す花栄は、しかし、正にそれを危惧していた。


 矢をつがえ、弓を構え、弦を引き、放つ。


 その挙動を花栄はこれまでに何百、何千、いや、下手をすれば万を超えて繰り返し、今では神業と呼べるほどの技量を誇るまでになった。花栄自身、立っている事もままならないような暴風雨の中だとか、月明かりすらない闇夜の中だとか、ともかくよほどの悪条件でもなければ、放った矢が狙いを外す事はないと確信しているほどである。


 だが、それはその挙動を一連の動作としてこなしてこその話だ。そして、すでに花栄は弓を構えてしまっている。


 他ならぬ花栄が体調の全快を感じているくらいであるから、この程度の言葉を交わしたくらいで力尽きる事はないにせよ、弦を引き絞った状態で制止し続けていれば、体力──なかんずく腕力と握力の消耗は避けようがない。


 首筋の刃を狙うにしろ、宋江の陰から男の身体が覗いた瞬間を狙うにしろ、求められるのは極めて精密な一射である。一瞬の好機を逃さぬために構えを取った花栄の判断は正しいが、半日、一日とまでは言わずとも、無為に時間を浪費していては、やはり手元が狂う可能性もある。矢を射るタイミングは早ければ早いほど良い。


「では、押司から語っていただこうか」

「…何だと!?」

「手前が何を語ろうと、貴方様は耳を傾けるおつもりがない御様子。しかし、親しい押司の言となれば、その『つもり』も生まれましょう。さあ、押司。存分に曝け出すが良い。持って生まれたその本性を。そして、存分に語ると良い。内に秘めたその想いを!」


 あらぬ方向へ向けられていた宋江の視線が、この日、初めて花栄の視線と交わった。


 義兄(あに)を質に取られた憤りと、その義兄(あに)に向けて弓を構える苦しさが交錯する弟の表情とは対照的に、義兄(あに)の面持ちは──


 無。


 喜びもなく、怒りもなく、哀しみもなく、楽しみもなく…


 およそ一切の感情が削げ落ち、まるで精巧な人形か何かのような面のまま、僅かに小首を傾げると、


「…賢弟(花栄)、何をしている?」


 胸が痛む。


 その痛みに危うく弓を下ろしそうになった花栄を押し止めたのは、言うまでもなく宋江の異常極まる様相である。

 感情の抜け落ちた表情、生気のない視線は言うに及ばず、何にも増してその無機質かつ無意味な問いに、花栄は愕然とした。


「何をしている」も何もない。

 己の背後に得体の知れぬ男が潜み、己の首筋に男の手から伸びる刃を当てられ、己に向けてこの世で最も信頼する義弟が弓を構えているのだ。


 理由など誰がどう見ても現然歴々、明々白々である。

「己を助けるため」でなければ何だと言うのか。


 すでに宋江は精神に異常をきたしている。少なくとも、考えるまでもなく、真っ先に思い浮かぶはずの正答を導き出せないほどには、正常な判断力が奪われている。

 宋江の一言はその事実を十分すぎるほどに証していた。


「宋哥、気を確かに持って下さい!」

「何を言っているんだ、賢弟。私は至って正気だ。それよりも…私の問いに答えんか」

「…?」

「何をしているのか、と聞いたであろう。義兄(あに)である私に向けて弓を引くとは…貴様こそ正気か?」


 吐き捨てるように発せられた言葉と共に、宋江の双眸に感情と呼べるものが浮かぶ。

 この世のものとは思えないほど冷淡で、心の底から湧き出たような侮蔑の色が。


 無論、そこには昨日までの宋江が花栄に向けていた親愛の念は、欠片も入っていない。


「…まあ、良い。これからは私の手足となり、趙官家(今上帝・徽宗を始めとする帝室)を悉く弑し、この世から滅し尽くすまで私と共に歩んでいくのだ。寧ろ義兄(あに)に弓引くその不義、叛心こそ、私の求めるものでもある」

「趙官家…!?宋哥、何を言ってる!?」

「義も忠も、仁も孝も、そんなものは大事の前に露ほどの価値も持たん。そんなものを後生大事に抱えているから、贓官(ぞうかん)どもを世に蔓延(はびこ)らせ、国を腐らせる。そんな下らんものに(かかずら)っているからこそ、蔓延る贓官(ぞうかん)も討てず、腐った世を変える事が出来んのだ!」


 義に篤く、忠は重く、仁は深く、孝に厚い。

 世に語られる宋江の人物評は、およそこの四点に集約される。


 この世に生を受けてから、ずっと寝食を共にしてきた訳でもない。そして世に満ちる噂が宛てにならない事は百も承知している。

 それでも、やはり出会ってから今に至るまで、花栄が抱く宋江の印象もまた、およそその四点と言っていい。


 その宋江が宋江である所以を、目の前の宋江は無用の長物だと切り捨てる。

 眼前の現実は、花栄の認識を遥かに超えて切迫していると知らしめた。



【「判断力が奪われてる」どころではない。

 思考が汚染されてしまってる。それも極めて深刻なほどに。


 早く手を打たなければ、取り返しのつかない事になるかもしれん…】



「賢弟、光栄に思え。貴様には私の尖兵として、誰よりも立ち塞がる者を屠り、築かれた陣を()とし、城を落とし、国を倒し、遂には『建国の英雄』と、万世にまで語り継がれる栄誉を授けてやる。共に新たな世の創造者として、栄耀栄華を極めようではないか」

「宋哥、目を覚ませ!」

「ふふ、聞こえるであろう?塗炭の苦しみに喘ぐ民の声が。皆、待っておるのだ。この腐った世を変える者の出現を。万民の救世主たる私を…ふふ」

「宋哥っ!!」

「ふふ…私にはそれが為せる…ふふふ…いや、私にしか出来ん。私こそは…ふふ」


 口元を醜く歪め、再び虚空に視線を泳がせ、宋江は嗤う。

 その双眸にどんな画が映し出されているものか、花栄には推し量るべくもない。


「ふぅ…だから申し上げたではありませんか。今暫くお待ちいただくように、と」

「貴様…っ!!」

「会話も満足に続かんようでは使い物になりませんからな。貴方様の横槍がなければ、今頃は史上比類なく、永劫比肩する者なき梟雄が生まれていたものを」


 恐ろしい、と花栄は思う。


 人一人を容易く操る男が、ではない。

 宋江の口から吐き出された、誰がどう聞いても「不義不忠の極み」と呼んで一片の差し障りもない生き方が、酷く魅力的に思えたからだ。


 無論、花栄は生まれてこの方、ただの一度もそんな想いを抱いた事はなく、この先も決して抱く事はないと固く信じている。もし、同じ言葉を別の口から投げ掛けられようものなら、仮に相手が宋清であっても、宋忠であっても、いや、たとえ花毅であったとしても、花栄には激昂する自信がある。

 それがなぜ、ただ宋江の口を通して指し示されたというだけで、花栄の信条とは対極に位置するようなその生き方に、堪らない魅力を覚えるのか。


 それこそが宋江の本性なのだ、と男は言う。



【馬鹿な!いくら宋哥に人を惹き付ける力があるからといって、こんな豺狼が吐いた如き妄言で、人を蠱惑する事など出来る訳がない。絶対に何か絡繰りがある筈だ。


 道術の類いか…?いや、待てよ…】



「…貴様、道士ではないな?」

「何故、そう思われるので?」

「今朝は一度も『貧道(わたし)』と言っておらん」

「…!ふ、ふふ…」


 堪え切れずに洩れ出た吐息は嘲笑へ変わり、やがて呵呵と大笑する声が宋家の庭に響く。


「何がおかしい」

「いや、何…よもや貴方様が『烏の雌雄を判ぜられる』お方であったとは思いませんでしたのでな」

「…っ!!貴様…俺を愚弄するか!」

「では、伺うが…貴方様の理屈では貴賤風体に関わらず、ただ己を『(わたし)』(※1)と称しさえすれば、誰しもが帝室の末席に加えられるという事になりますが?或いは『治下(わたし)』(※2)と称するだけで、誰もが貴方様の任地に住まう者となり、或いはまた『洒家(わたし)』(※3)と称すれば、誰もが関西(かんせい)(※4)に生まれ落ちた事になる。これを嗤わずにおられましょうや」

「チッ…」


 男の言葉に花栄は言葉もない。


 古人は言う。

(とも)(われ)が聖なりと()うも、誰が烏の雌雄を知らんや』(※5)と。


 世間には「ただ己一人こそが正しいのであって、己と相容れない主義主張は全て誤りである」と声高に唱える者の何と多い事か。しかし、世の(あまね)く事柄に真理が一つしかないのかと言えば、必ずしもそうとは限らないのだから、(いたずら)に正邪善悪を論じたところで意味がない。

 それも分からず、ただ自らを「聖」として正義を振りかざす者達など、ギャーギャーと無為に喚き散らすしか能がない、そこら辺の烏と同じである、と揶揄すると共に、野の烏の鳴き声を聞いたぐらいで、その烏の雌雄はおろか、何ほどの事が分かる訳でもないのに、なぜ、そんな世に(かまびす)しい烏ども(・・・)の方は、鳴き声を耳にしただけで「人となり」を知った気になり、盲信する事ができるのか、信じる価値も論じる価値もないような鴉声(・・)に疑念の一つも抱かず、頭から信じ込むのは愚か極まりない、正気の沙汰ではない、と戒めている言葉だ。


 (いわ)んや得体の知れぬ男の言葉をや、である。


 昨夜、花栄は「得体の知れぬ者を信用するな」と宋清に警告を発し、それを男が知る由もないとはいえ、蓋を開けてみれば、偉そうに講釈を垂れていた当の本人こそ、男が発した「貧道」の一言を鵜呑みにし、勝手に道士と思い込んでいたというのだから、これほど皮肉の効いた言葉はない。


「道士でないと言うのなら何者だ?答えろ」

「事ここに至って、手前の素性などどうでも宜しかろう。寧ろ貴方様の強靭なる心身の方が余程、興味深い」

「また下らん世辞か。黙れ」

「何が世辞なものか。押司の言が貴方様の心にはまるで響いておらぬ御様子。一体その胸の内には、どれほど篤い忠義の志が詰まっておるのか…いや、そもそも手前の忠告を容れずして、ここに今、こうして貴方様が健在であるという事実の方に驚くべきか。何とも強靭な肉体をお持ちだ。驚嘆に値する」

「貴様の忠告だと?」

「いつぞやに申し上げたではありませんか。進むべき道を(あやま)たれぬように、と。為にと、手前もその背を押して差し上げた筈ですがな。貴方様が現れた時は、てっきり手前の忠告を容れていただいものだとばかり思っておったのですが…」

「下らん、何をほざくか!あんな戯れ言を──」


 激昂し掛かった花栄は、ふと何かに思い当たり、男の言葉を咀嚼する。



【「俺の背を押した」とは何だ?そういえば、あの時もそんな事を…


 俺がされた事といえば、精々朝廷への反旗を(そそのか)されたくらいなものだ。しかし、普通に考えれば、あの程度の言葉を並べ立てたところで、拒絶される事は最初から目に見えてた筈だ。それを以て「背を押した」と?


 いや、違う。宋哥の様子は明らかに異常だ。

 宋哥があの男の誘いに乗るとも思えんし、そもそもただ言葉で唆されたくらいで、こんな状態になる訳がない。


 俺はこの男に何をされた?この男は宋哥に何をしたんだ?


 俺が今しがた客間を出た時、この男は宋哥と向き合い、目を合わせていた。俺はあの時、顔を合わせて二言三言と交わし──


 下りる必要もない馬を何故か下り、誘う必要もない同道を何故か申し出た!


 この男の視線には妖しげな力がある、という事か。それこそ「相手を意のままに操れる」といった類いの。それなら今の宋哥の様子も頷ける。

 宋哥に忠義の心が無いとは思わんが、結果的にはこの男の視線に抗う事が出来なかった。そして俺はその術に抗い、今に至った。


 それが驚嘆に値するのだとこの男は言う。今、俺が健全であるという、ただそれだけの事が。

 それはつまり、この男の術に抗えば──】



 思い当たる節は無論ある。

 体力にはそれなりに自信がありながら、思い当たる節もないまま突然の不調に襲われ、忘れ掛けていた「爽快」という感覚を、花栄が久方ぶりに味わったのは正に今朝だ。


 ここ数日の謎が解けた花栄の顔にみるみると険しさが宿り、そして──


「貴様の仕業かっ!!!!」

※1「孤」

王侯や帝室の一族など、身分の高い者が用いる一人称。『水滸伝』作中では、即位前の徽宗が第2回で一度だけ用いている。秦の始皇帝以降、皇帝の一人称に「朕」が定着したため、皇帝は用いない。

※2「治下」

「(為政者などの)統治下」という意味と共に「その統治下に住む者」という謙遜の意を込めて、住人が為政者、統治者と会話する際などに一人称として用いられる。「『水滸伝』の第5回や第50回で用いられている」というコメントを用意していたら、残念ながらどちらも前者の意だった──というのは内緒の話。

※3「洒家」

関西(※4)地方の一人称。方言にあたりますが、現代ではあまり用いられないようです。『水滸伝』作中でも関西出身者が度々使用しています。ちなみに「酒家」ではありませんので。蛇足ですが。

※4「関西」

「山東」や「中原」同様、地域を表す言葉。「函谷関(かんこくかん)(或いは潼関(どうかん))の西」。およそ現在の陝西省、甘粛省一帯を指す。

※5「具に予が聖なりと曰うも、誰が烏の雌雄を知らんや」

『詩経(小雅 正月)』。原文は『具曰予聖、誰知烏之雌雄』。訓読、意味は本文の通り。

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