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水滸前伝  作者: 橋邑 鴻
第八回  晁保正 東渓村に天王と成りて 宋時雨 行客の老叟に魅入らるること
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閑話休題「宋(北宋)朝行政区画(2)」

前々回の閑話休題の続きです。

従って前々回同様、仮に内容に誤りがあっても、そっと胸に秘めて笑い飛ばして(ry

 花宝燕(以下「花」):……


 宋清(以下「宋」):えぇ~、何で俺ぇ~?こういうのは兄さんがやればいいのに…あれ?小妹(花宝燕)じゃん。久しぶり~。


 花:…はぁ。


 宋:(うっわ、めっちゃ機嫌悪そう…)えっと、聞こえなかったかな。小妹、久しぶり。


 花:…あら、義小兄様(おにいさま)(宋清)ではありませんか。どうも、お久しぶりでございますわね。


 宋:うん、久しぶり…


 花:……


 宋:……


 花:可愛い義妹と久しぶりに会ったというのに、他に何かないんですか!?


 宋:え?いや、何か怒ってらっしゃるみたいだし、あんまり話し掛けない方が宜しいのかと思いまして。


 花:敬語!?さっきまでのタメ口は何処へ行ったんですか?


 宋:ええっ!?俺…いや、手前みたいな者がタメ口で話し掛けて宜しいんですか!?!?


 花:あーもう!兄様(花栄)と同い年なんですから、いいに決まってるじゃありませんか!義妹を相手にあんまりみっともない真似をしないで下さいまし。シャンとして下さい、シャンと!


 宋:う、うん。そ、それで、小妹は何でここに?


 花:そんなの私が教えて欲しいですよ!折角、父様の長ったらしい講義と、作者の想像を聞かされる時間から解放されたと思ってたのにー!


 宋:えっと…お気の毒さま?


 花:っていうか、義小兄様こそどうしたんです?こんな堅苦しい話の時は、てっきり真面目将軍が真面目ヅラをぶら下げて、しゃしゃってくると思ってましたのに。


 宋:真面目将軍?


 花:あ、いえ…


 宋:…?ホントは大郎(花栄)が呼ばれる予定だったみたいなんだけどさ。ちょっと体調を崩して寝込んじゃってたから、俺がピンチヒッターで…って、ああ!真面目将軍って──


 花:えっ!?兄様、寝込んでるんですか!?


 宋:うん。宋家村(ウチ)に着いて、暫くしてからね。もうだいぶ調子良くなってきたみたいだけど。


 花:ヤッベ、まさかあんな適当に作った藁人形にそんな威力があるなんて…ってゆーか、宝燕ってば道術的な才能も鬼ヤバみ?コレ、マジで作者に言って、早いトコ本編に出してもらわないと。


 宋:藁人…え??


 花:あー、いえいえ、何でもありません。お気になさらずに。


 宋:…そう?ってゆーか、小妹も大変だね。『水滸伝』じゃ一言も喋ってないし、こっちに至ってはセリフどころか、本編に登場すらしてないってのに、こんな時だけ、ぶへらっ!!……っ!?!?


 花:それは禁句…ゲフン…頬に虫が付いてましたわ、義小兄様。


 宋:ええぇ~~…いやいやいや、いくら何でもいきなりビンタは──


 花:ビンタじゃありません、虫を取って差し上げたんですぅ。こんなに可愛い義妹の言葉を聞いてないとか、マジでイミフなんですけど?今後はちゃんと一字一句、洩らさず聞いてて下さいまし。


 宋:聞いてたよ!自分だって「早く本編に出たい」って言ってたじゃん!?


 花:さあ?とんと記憶にございませんね。全く、久しぶりに会って少しは男らしくなられたのかと思えば、細かい事をネチネチネチネチと…全然、変わってないんですのね。本編でも注意されてましたでしょう?「細かい事をいつまでも言うな」って。


 宋:コレ絶対、細かくないよね!?!?


 花:そうですか?あら、また虫が…


 宋:ヒィッ!!!!


 花:と・に・か・く!余計な話は要りませんから本題に入って下さいまし。早く終われるかどうかは義小兄様に懸かってるんですから、とっとと終わらせてとっとと帰りましょう!



(ぐん)


 宋:はぁ…じゃあ、頑張ろうかな。


 花:「郡」?また聞き馴染みのない言葉を…


 宋:だろうね。とっくに廃止されてるから。


 花:Damn it!!義小兄様!「私の話をちゃんと聞いてて下さいね」と、さっき言ったばっかですが!?義小兄様だって不本意ながらここに呼ばれて、早くお帰りになられたいんでしょう?どっかの真面目★★★★将軍じゃあるまいし、廃止されたものまでいちいち紹介していただかなくても結構です!


 宋:真面目…何て!?


 花:いちいち引っ掛からなくても結構ですから!


 宋:はいはい。けど、しょうがないだろ?『水滸伝』に出てくるんだから。


 花:廃止されてるのにですか?


 宋:聞いた事ない?こっちにも名前だけだけど出てきた、滄州(そうしゅう)の柴進殿の事。


 花:さあ?とんと記憶にございませんが。


 宋:柴進殿は本当に素晴らしいお方と評判でね──


 花:柴進殿のお話はここで語っていただかなくても、本編でその内、作者が思う存分しますから!


 宋:えぇ~、そぉ~?


 花:義小兄様が拗ねても、可愛くも何ともありませんよ!…あら、義小兄様?あんまり話が進まないものですから、今度は両頬に虫が──


 宋:ごめんなさいっ!!えーっと…その柴進殿の──


 花:(ギロリ)……


 宋:いや、違うから!ちょ、ちょっと待ってって!その柴進殿の住まいとして「滄州横海(おうかい)郡」って地名が出てくるんだよ!


 花:何だ。それならそうと最初から言って下さればいいのに。


 宋:全然、聞く気なかったクセに…


 花:(ギロリ)何です!?


 宋:何でもないです!えっと、郡は前朝の唐代になって正式に廃止されたようなんだけど、それが後年代でも使われてるってのは、要するに通称っていうか慣習のようなものだね。日本だって今でも「尾張」とか「薩摩」とか使うでしょ?それと同じだよ。


 花:「でしょ?」って言われましても…何故、私が知ってる前提で話を進めてるんですか?


 宋:うん、何かゴメン。あとは…あ、そうそう、郡に関係する肩書として「郡王」ってのが『水滸伝』に出てきてね。


 花:「郡」の「王」?「滄州横海郡」って言うくらいなんですから「郡」は州の下でしょう?その「王」って事は、この小説で言う知県の事じゃないですか。


 宋:字だけを見ればね。これは一種の名誉職のようなものだよ。この小説や『水滸伝』は、宋の第8代皇帝・徽宗陛下の御世が舞台となってるけど、別に歴代の皇帝陛下に男子が一人しかいなかった訳じゃないんだから、当然帝位を継がれなかった皇子の方々がおられるでしょ?そういった方々やその御子の方々──まあ、簡単に言うと帝室に連なる方々は、実務を担ってたかどうかはさておき、時の皇帝陛下から朝廷の官職や地名を冠した爵位を賜ってたのさ。「郡王」もその内の一つだね。


 花:へぇー。


 宋:興味なしっ!?!?


 花:ええ、もう閑話休題に呼ばれるのも三回目ですからね。私だってそりゃあ学習くらいしますよ、ええ。どうせ名称だけしか出てこないとか、そんな感じでしょ?


 宋:『水滸伝』ではね。こっちのストーリー的には『水滸伝』なんかより全然関わりがあるみたいよ。


 花:…ここに呼ばれたって事は、当然、私にも関係あるんですよね?


 宋:えっ!?えーっと…たぶん関係はないんじゃ──


 花:はい、次ーっ!!



(けん)


 花:こっちの作者は読者さんを馬鹿にしてるんですか?「県」にまでルビを振るなんて…


 宋:まあまあ、これまでずっと振ってきたんだし。


 花:まあ、いいですけど。とはいえ、さすがにこれは私でも分かります。府州の下にあたるのが「県」ですよね。


 宋:そうだね。


 花:私が知ってるくらいなんですから、読者さんはとっくに知ってますよ。どんどん先に進みましょう。


 宋:うーん、と…一応サラッと説明すると、正確な県の総数は不明だけど、宋全土でざっと1,000は超えてたらしいね。府州の大きさによって所属する県の数にもかなり違いがあって、1県しか持たない府州もあれば、10県以上が所属してた府州もあったみたい。


 花:そのくらい分かればもう十分でしょう?


 宋:史実においては、仮に禁軍が県に配備されても、知県には基本的に指揮権が与えられなかったようだね。前の閑話休題で書かれてたように、知県が県クラスの(ぐん)を管轄してた例もあるにはあったみたいだけど、まあそこまで細かい例を取り入れてもしょうがないんで、こっちの小説では一律で県に禁軍の兵権は持たせてませんよ、と。


 花:それでいて、清風鎮ではあんな(ろく)でなしに兵権を与えてるんですのね。


 宋:まあ『水滸伝』じゃそういう設定になってるしねぇ。けど、今言ったような例もあったみたいだし、全くの創作って事でもないのかもしれないけどね。『水滸伝』には、例えば盗賊の捕縛に向かう県の巡捕都頭に、地元の兵が付けられるシーンがあったりもするんだけど、恐らくこれは禁軍の兵じゃなくて「郷軍(きょうぐん)」を指してるんだと思うよ。こっちの本編にも一度、名前が出てきたけど。


 花:郷軍?


 宋:これは県に限った話じゃないけど、当時は派遣されてくる禁軍の将兵とは別に、州や県が独自に部隊を組織してる場合があって、そういった部隊の事を「郷軍」と呼んでたんだって。当然、そういった部隊に対する指揮権は、その部隊を組織した府州や県の長が持ってるよ。


 花:禁軍じゃないなら、大した軍事訓練なんかも受けてないんでしょう?数だけ揃えたって実戦で役に立つんですか?


 宋:内地じゃあんまり需要はなかったかもしれないね。けど、辺境なんかじゃ郷軍が禁軍並みの訓練を受けて、主に弩弓手として戦力に数えられてたとする資料もあったよ。


 花:へぇー…って、話がコーナーの趣旨からずれてきてますよ!書く事がないなら無理に捻り出さなくても──


 宋:あとは…何か書く事ないかな?


 花:「何かないかな」!!!?…まあっ!!義小兄様、どうしましょう!


 宋:えっ?何が??


 花:義小兄様の周りに虫が集まり過ぎて、もうその御尊顔が見えなくなるほどに──


 宋:はい、次ーっ!!



(ちん)


 花:はい、次ーっ!!


 宋:まだ一言も喋ってないよっ!?


 花:何故、清風鎮に住んでる私が「鎮」の説明を聞かなきゃならないんですか?


 宋:別に小妹に説明する為だけのコーナーじゃないんだし…じゃあ、ここは小妹が説明する?


 花:やってやろうじゃありませんか。コホン…えー、最近、清風鎮では(ろく)でなしの正知寨が賊に(ピー)れた事もあり──


 宋:作者の配慮が目に沁みるっ!!いや、ちょっと小妹、いきなり何言い出すの!?


 花:とっても住み易い(まち)になりました♪


 宋:…えーと、鎮っていうのは県に満たない規模の町の事です。農村とかと違うのは、鎮の方には商家や瓦市(繫華街)なんかがあって、ある程度の商業活動が行われてるってところでしょうか。


 花:義兄様こそ何です?人に説明させるだけさせておきながら、すぐにしゃしゃり出てきて訂正するなんて。嫌味ったらしい真似をしないで下さいまし。


 宋:小妹がちゃんと説明してくれれば、俺がしゃしゃり出る必要もなかったんだけどねぇ…ゴニョゴニョ。


 花:(ギロリ)聞こえません、何です!?


 宋:え、えーっと…さっきの小妹のセリフのように、この小説で「鎮」にルビが振られる時は基本的に「(まち)」と振られるんだけど、そもそも「鎮」の字には「町」という意味の他にも「軍隊の駐留する要所」って意味もあるから、わざわざ「(とりで)」と「(まち)」を使い分けなくたって、単に「清風鎮」と言えば、それだけで「軍の駐留地」である事は分かるっちゃ分かるんだよね。


 花:ああ、どうせまた作者がカッコつけたかったとか、そんな理由なんでしょ?


 宋:いやいや、これは『水滸伝』の中にちゃんと「清風鎮はまた清風寨とも呼ばれている」って記述があるから、それに沿ってるだけだよ。「寨」は「砦」とか「陣地」、あとは「(柵や堀で囲まれた)村」とかって意味もあるけど、まあ二つを並べてみれば、イメージ的に「寨」の方がより「(とりで)」に近いからね。だから「鎮」のルビは「(まち)」で統一してるんじゃないかな。


 花:作者の好みとかどうでもいいんですけどー。


 宋:『水滸伝』には清風鎮の正知寨の所属について具体的に書かれてないけど、当時は元々小さな集落だったところに商家や瓦市が出来たりして、ある程度まで規模が大きくなってくると、州の命令で県から役人が派遣されてたようでね。この小説でも清風鎮に限らず、鎮の長官は県から派遣されてくる設定になってるよ。


 花:最悪なんですけどー。知ってたんですけどー。今からその話しようと思ってたんですけどー。全部言われちゃったんですけどー。


 宋:ああ、そうなんだ…



(そん)(そう)()


 宋:上の「鎮」も含めて行政区分にあたるかどうかは意見の分かれるトコだと思うけど、一応この三つもここで簡単な説明をば。


 花:別に無理して説明しなくたって…


 宋:けど、これだけで一つの独立したコーナーを作っても、そんな大した文量にはならないからね。『水滸伝』にもこの三つは登場するけど、イメージ的に一番小規模なのが「村」、もう少し規模が大きいのが「荘」と「市」って感じだね。こっちの小説でも大体似たようなもんだよ。


 花:荘と市の違いは何です?


 宋:どっちかっていうと荘は農村がそのまま大きくなったもの、市は農業だけじゃなく商業でも生計を立てる住人が増えてきた状態じゃないかな?「市」って言うくらいだし。本編でも清風鎮の成り立ちみたいなのが少し触れられてたけど、集落に住民が増えてって、鎮と呼べる規模になる前段階くらいな位置付けだと思うよ。


 花:「ないかな」とか「思う」とか…また作者の想像じゃないでしょうね?


 宋:「市<鎮」って関係は史実通りらしいよ。「村<荘」の方は一応、字そのものの意味を調べてはみたらしいんだけど、村も荘もどっちも意味は「村」だからね。『水滸伝』での描かれ方を参考に「村<荘」としたんじゃないかな。


 花:で?何で「行政区分に含めるかどうかは意見が分かれる」んです?


 宋:鎮はまだしも、この三つには府州や県から正式な役人が派遣されてなかったみたいでね。『水滸伝』でもこの三つは「保正」や「里正(りせい)」と呼ばれる人達が、顔役というか代表を務めてて、どっちも役人じゃないから。行政の単位っていうよりは、府州や県の管轄下にある集落ってトコだろうね。


 花:「意見が分かれる」も何も、行政区分からは丸っきり外れてるじゃないですか。ところで「里正」って何ですかソレ?美味しいですか??


 宋:食べ物じゃないよ!?「保正」も「里正」も実際にあった役職というか役目でね。歴史は里正の方が古くて「保正」は宋代に入ってから制定された「保甲法」という法律に基づいた役職だよ。まあ、どっちもイメージ的には日本でいうところの「名主」みたいなもんかな。詳しく知りたい?


 花:ググれ!


 宋:はい!?!?


 花:ああ、いえ、ちょっと心の声が…それで、この小説にも「保正」と「里正」の両方が出てくるんですか?


 宋:どうしようか迷ったらしいんだけどね。ただ『水滸伝』には保正の肩書を持った主要な人物はいるんだけど、里正の方にはそこまで重要な登場人物がいないんだよ。なんで里正の方は不採用にして、名称を保正で統一したみたいね。


 花:その思い切りの良さを、人の呼び方についても発揮してもらいたかったものですが。ってゆーか、以前の閑話休題で散々講釈垂れてたクセに、何で私の呼ばれ方は「義妹」じゃないんですか?私はちゃんと「義小兄様」って呼んでるのに。


 宋:ああ、それはたぶん作者が小妹のキャラ的な事を考えたんじゃない。「親しき中にも礼儀あり」じゃないけど、俺の呼び方を「義小兄様」みたいな堅苦しい感じにしとけば、何となく礼節を弁えてるように見えるし、呼ばれ方は逆に堅苦しい感じがする「義妹」より「小妹」の方が可愛らしいってゆーか、愛らしいってゆーか。まあ、本編じゃないからいっか、ってのもあるかもだけど…(チラッ)


 花:全く、コレだから義小兄様は…どっからどう見たって才色兼備、人気の絵師さんが描く「理想の妹」像を具現化したような私に「義妹」なんて堅っ苦しい呼び方、似合う訳ないじゃありませんか。寧ろ「()さくて誰もが守ってあげたくなるキャワたんな()」以外に、どんな相応しい呼び方があるって言うんです?冗談も休み休み言って下さいまし。


 宋:……(そろ~)


 花:さて、スッキリしたところでそろそろ書く事もなくなって…あら?義小兄様、何処に──


 宋:(ダバダバダバ~…)話す事も一通り話したし、俺は帰らせてもらうから!あと、小妹にビンタされた事、大郎にチクってやるから覚えとけよな!後で思う存分、大郎から怒られるがいいww


 花:う~ん、ザコみ溢れるぅ♪ってゆーか、別に兄様にチクられるくらい、どうって事ありませんけどね。文句があるならこっちに来て、面と向かって言えばいいでしょうが。


 宋:えっ!?いや、それはホラ、アレだ…えーっと…アレだ、ホラ!


 花:何ですか、その「のっけからダウト」みたいなセリフは…


 宋:ツッコミがマニアック過ぎて、バカにされたのかどうかも分かんないよ!?…へ、へ~んだっ。俺なんかなぁ、俺なんか本編ですっごい一杯セリフ貰ってんだぞー。羨ましいだろー、やーいやーいww


 花:(カチン!)義小兄様、ちょっとそこで大人しくしてなさいっ!!その全身に(たか)った虫という虫を一匹残らず、力の限り叩き潰して差し上げますからっ!!!!


 宋:ヤッベ、来た!?誰が待つか、逃げるわっ!!(ダバダバダバ~…)

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