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水滸前伝  作者: 橋邑 鴻
第六回  李柳蝉 蒼翠の麓に泪を揮い 小将軍 鄆城に義兄を訪うこと
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閑話休題「宋(北宋)朝行政区分(1)」

歴史のお勉強です。

『水滸伝』を読むにあたっては、ここに書かれている事を知らなくても全く問題なく楽しめます。

「水滸前伝」を読むにあたっては、ここに書かれている事を知らなくても楽しんでいただけるよう心掛けております。そして、歴史のお勉強でありながら、テストには全く役に立ちませんww

史実については色々な資料を参考に可能な限り正確な記述を心掛けましたが、仮に誤りがあっても「所詮は素人が書いたモンだしなぁ」と、そっと胸に秘めて笑い飛ばして(ry

 花宝燕(以下「宝」):はぁ。あの真面目将軍も、今頃は済州でバカンスを満喫してんのかしらねぇ…てか、何かすっごい不本意な言われようだった気がするんですけどー。サブタイもアレだったし…こっちも思い切って言っちゃう?…言っちゃおっか♪えー、ゴホン…


 花毅(以下「毅」):何だ宝燕、一人でブツブツと。栄(花栄)が旅に出て淋しくなったか?


 宝:あ、あら、父様。お早いお帰りで…(汗)ところで「兄様が旅に出たから淋しい」って何ですかソレ?美味しいですか??


 毅:はいはい。それはそうと、ちょっと思い立った事があるんだがな。


 宝:(ギクリ)あ、ぁ、あの、父様?宝燕はちょっと用事を思い出しまして…(汗)


 毅:おいおい、そんな身構えるな。


 宝:い、ぃ、いえ、あの、この前のような難しいお話はマジムリ…じゃなくて、宝燕にはまだ早いと思いますので、兄様…は居ないから、樊虞候とお話になられた方が…(汗)


 毅:何、宝燕のこれからにも関わってくる話でな。


 宝:…これから、ですか?


 毅:ああ。俺が思うに、これからは男だけじゃなく、女性も活躍する社会が必ず来る。その為にはやはり、若い内から色々と身に付けておかなきゃな。


 宝:(ホッ…)さすが父様は先見の明をお持ちです。では、この機会に是非、宝燕にも弓術の極意をお教え下さいませ。(フフフ、これであの真面目将軍ばっかにデカい面をさせなくて済むわね。何なら兄様に代わって──)


 毅:んん、それはまたの機会にな。


 宝:(ギクリ)えっと、それでは今日は何を…(汗)


 毅:この前、栄もああ言ってた事だし、一般教養として宋代の行政について──


 宝:あンの真面目将軍めぇー!コノウラミ、ハラサデオクベキカ…父様、宝燕は大至急、藁人形を作らなきゃならない用事を…あ、いえ、えと…あ、あぁ、何という事でしょう!先ほどまで大量に(汗)を書いた…いえ、汗をかいた所為で急に猛烈な目眩が…たぶん脱水症状でしょう。いえ、これはもう完全に脱水症状です。という事で、今すぐ横になって藁人…ゲフン、水分補給を致しますので、今日はこの辺で──



 ──むんずっ!!



 毅:水ぐらい飲ませてやるよ、大根。


 宝:大根!!!?あ、いえ…えーっと…そ、そう、それに宝燕は今、ちょっと汗をかき過ぎたお陰で…何ていうかもう、人に言えるトコから言えないトコまで、すんごい濡れ濡れで…きゃっ!やだ父様、恥ずかしい…こんな事まで言わせないで下さいませ。とにかく、そんなジュンジュワーな状態で父様のお話を聞くのは大変失礼かと。


 毅:そうか…


 宝:(ヨッシャー!)では、湯浴みをしてまいりますのでこの辺で。あ、そうそう、全身余すトコなくビッチョビチョで、身体の隅から隅まで念入りに洗い上げると、すっっっごい時間が掛かりますから…お話はまたの機会に──



 ──がっしっ!!



 毅:まあ、父娘(おやこ)なんだから汗くらい気にするな。っていうか、しょうがないだろ?栄が居ないんだから。俺一人に最後まで喋らせる気か?


 宝:樊虞候ーっ!!お客様の中に樊虞候はいらっしゃいませんかーっ!?


 毅:何を言ってんだ、お前は…


 宝:あの…ちなみにですが、父様の思う「これから」というのは、一体いつ頃の事を指すんでしょうか?


 毅:ん?そうだなぁ…ま、900年くらい先かな?


 宝:先見の明が異次元すぎるっ!!!?


 毅:ほら、もう始めるから。諦めろ。


 宝:いやーっ、お勉強いやーっ!



()


 宝:はぁ…っていうか、何ですか「路」って?今までに出てきましたかソレ??


 毅:この前、ちょこっと話したろう?


 宝:…あっ、思い出しました!確か美味しいヤツですよね。宝燕も大好きです♪


 毅:だから、何でもかんでも美味しいかどうかを基準にするんじゃない。「路」ってのはいくつかの府州と、この前紹介した「軍」や、後で出てくる「監」を管轄してる、宋代の最も大きな行政区分だ。例えばこの青州は「京東東路(けいとうとうろ)」に属してる。


 宝:えと「東路」があるって事は「西路」もあるんですか?


 仲:ああ。元々、路に相当する行政区分としては前朝・唐の「(どう)」があってな。宋の建国当初は道をそのまま使用したり、道に代えて路を採用したり、道と路を併用したりと、なかなか定まらない時期もあったんだが、それが太宗陛下(宋朝第2代皇帝)の御世、997(至道三)年になって、漸く路に統一されたって訳だ。


 宝:…あの、宝燕の質問はどうなったんでしょう?


 毅:ああ、すまんすまん。路制が始まった当初は宋全土に15路が置かれ、青州は「京東路」に属してたんだが、1074(煕寧七)年に「東路」と「西路」に分かれ、青州は東路に属す事になった。ちなみに、青州は京東東路の治所でもあるぞ。当初15だった路は、時代が下るにつれて京東路のように分割されたりして、最大で26路にまで増えた。


 宝:青州の長官が「知州」、清風寨の長官が「知寨」と呼ばれるという事は、路の長官は「知路」でしょうか?


 毅:史実の話をすると、路には知府や知州に相当する、いわゆる長官が存在しない。その代わり、各路によって多少の違いはあるものの──


 ・「転運司(てんうんし)(略称「漕司(そうし)」)」

 →主に運輸・物流を司る。首席は「転運使(てんうんし)」。


 ・「提点刑獄司(ていてんけいごくし)(略称「憲司(けんし)」)」

 →司法・刑獄・地方官吏の監察を司る。首席は「提点刑獄使(ていてんけいごくし)」。


 ・「提挙常平司(ていきょじょうへいし)(略称「倉司(そうし)」)」

 →物資の管理や農商工業、水利を司る。首席は「提挙常平使(ていきょじょうへいし)」。


 …などの役所が置かれ、それぞれの権限の範囲内で各路を所管してた。また、この三つの役所は総称して「監司(かんし)」とも呼ばれる。基本的にこっちの小説も、設定上は史実と同じらしいな。


 宝:「設定上は」?…一応お聞きしますけど、ここで紹介してるという事は、この後この「水滸前伝」に関わってくるんですよね?


 毅:こっちの小説どころか『水滸伝』にすら登場しないぞ?


 宝:F○○○(ピーーー)!!!!…おい、作者さんよぉ。あんまスっトロい真似してんじゃねぇっすよぉ?今すぐドララァされたいっすかぁ?


 毅:コラ!あんま言いたい事ばっか言ってると、その内、相棒の右手でこの世から消されるぞ?


 宝:そんな!本編にも登場させてもらえてないのに、このコーナーからも宝燕が消えてしまったら、一体どれほどの読者さんが悲しむ事か…よよよ。


 毅:はいはい。いるといいな、そんな人が。


 宝:あぁ、父様のレスに塩味が効き過ぎて…せめて、そんな公園のハトに餌をやるようなテンションで粗塩を投げつけないで下さいまし。目に沁みて目に沁みて、今にも涙が…


 毅:但し、登場しないのは「行政路」の話だけどな。


 平:「行政路」?何ですかソレ?美味しい──


 毅:だから食い物の話じゃないって。路にはさっきの「監司」以外に「安撫使(あんぶし)」を長とする「安撫司(あんぶし)(略称「帥司(すいし)」)」という、路内の軍政と治安を司る役所が…全ての路に置かれてたかどうかは定かじゃないが、少なくとも辺境や国境に近い路、内地でも主要な路や府州に置かれ、場所によっては知府州(知府や知州)を兼ねたりもしてたそうだ。これも前回、チラっと話したの覚えてるだろ?


 宝:…?前回の閑話休題は得体の知れない道士と、やたらタカビーな仙女のお話でしたが?


 毅:さっきまでは通じてたじゃないか…


 宝:先ほどは「この前」と仰ってましたので。


 毅:ああ、はいはい、じゃあ「この前」な。


 宝:それにしても、こっちの作者は記憶力ヤバみかしら?「指揮司」とかいう役所のコーナーだった筈なのに、散々関係ない事を喋り倒した挙げ句、よくもいけしゃあしゃあと「チラっと」なんて表現しやがったわね。あんまり鬱陶しかったから☆集めに夢中で、話なんか右から左──


 毅:あー、分かった分かった。要するに、覚えてないって事だな。じゃあまあ、もう一回──


 宝:あー、いえ、覚えてます。ええ、覚えてますとも!父様のありがたみに溢れたお話を、忘れる訳がないじゃありませんか。この小説に安撫使は登場しない!…ですよね?登場もしない人物の事を延々と喋るのは時間の無駄無駄…あ、いえ、父様の喉とその美声が心配ですから、どんどん先に──


 毅:んー、残念。「内地では」が抜けてたな。安撫使の他にも、特に国防に関わる辺境や国境地帯では「経略使(けいりゃくし)」という、地位的には安撫使よりも下になるが、この前言った「文官と武官を兼ねたような職」が置かれたりもしてた。ところが、一口に路と言っても、管轄する地域があまりに広くてな。例えば宋の北西部にあたる「秦鳳路(しんほうろ)」は、時期によって異動はあるものの、多い時には20以上の府州や「軍」が属してたくらいだ。それを僅か数人で統括しても、いざ他国との戦役なんかが起きた時に指揮を執るのが難しいだろ?


 宝:父様、いくら何でも漢字が多すぎです。宝燕は本当に目眩がしてきました…


 毅:ん、頑張れ。そこで、もう少し柔軟な禁軍の運用が出来るよう、軍政に限って路を細分化し、それぞれに安撫使や経略使、或いは双方を兼務させた「経略安撫使」が置かれるようになったんだ。で、その細分化した路は「軍事路(或いは「安撫使路」又は「経略使路」など)」と呼ばれ、行政上の路とは区別されてた、って訳だな。ま、細分化された理由の部分は作者の想像だが。ちなみに、さっき挙げた行政上の「秦鳳路」は、軍事路としては「秦鳳路」「涇原路(けいげんろ)」「熙河路(きがろ)」の三路に分割されてる。


 宝:へーっ…って、作者の想像ですかっ!?!?


 毅:ま、たぶん間違ってないんじゃないか?想像だけど。


 宝:もういいです!で、その軍事路の方は出てくるんですね?


 毅:「水滸前伝」にはな。ただ、それもだいぶ後の方になる予定らしい。その時に、また閑話休題で取り上げられるんじゃないか?


 宝:じゃあ、そっちに任せれば良かったじゃないですか…



()(しゅう)


 毅:『水滸伝』に頻繁に登場するのはこの「府」と「州」からだな。一纏めに紹介してるが、本来、府と州は別物だ。現代の日本で言うところの都道府県だな。


 宝:さすがにそれぐらいは知ってます。州の規模が大きくなったのが府ですよね?


 毅:考え方としてはそうだな。全部でいくつの「府州」があったかは…まあ、不明って事で。


 宝:あの、父様。これは作者に対する心の声ですから、お気になさらないで下さいね?あー、あー…講釈垂れたいなら調べときなさいよ、そんぐらいっ!!


 毅:それはまあそうなんだが…ただ、宋のどの年を基準にするかによっても、だいぶ数が違うからなぁ。宋の建国から、この小説の舞台になってる1100年代初頭までだけで見ても、新たに州が新設されたり、州から府に昇格したりと、異動が結構あったりしてな。例えばこの「水滸前伝」で以前登場した「建康府」は、史実じゃ当時「江寧府」って名称だったが、その江寧府も宋の建国時に江寧府だったのが、975(開宝八)年に一旦は昇州(しょうしゅう)となって、1018(天禧二)年に再び江寧府に改称されたりしてる。


 宝:へぇー。


 毅:まあ府州合わせて、ざっと250~300の間くらいと言われてるな。ちなみに、府州の名称として「建康」が使われたのは、1129(南宋、建炎三)年に江寧府から改称されたのが最初らしい。


 宝:はっきり言って、青州以外の話には全く興味ありませんけど。で、こっちの長官サマは「知府」や「知州」って訳ですね。


 毅:そうだな。ただ『水滸伝』の中じゃ「知府」って言葉はしょっちゅう出てくる割に「知州」って言葉はあんまり見ないな。


 宝:何でですか?別に舞台が府ばかりって事でもないんですよね?


 毅:何でだろうな。


 宝:…はい!?


 毅:そこら辺は『水滸伝』の作者に聞いてみない事には…この「知府」と「知州」についても、作者がネタに困れば、また別の閑話休題で取り上げる予定らしいから、そっちにお任せって事で。


 宝:ウケるww「ネタに困れば」って…閑話休題もまだ7回目だってのに、もうネタ切れの心配とか。随分とまあ、こっちの作者サマは適当ですね。


 毅:まあまあ。取りあえずこの「水滸前伝」の中じゃ府の長官が知府、州の長官が知州で統一されてるようだな。後は…そうそう、本編の後書きにもあったが、宋(北宋)の首都は「東京(とうけい)開封府(かいほうふ)」だ。他に副都として「北京(ほっけい)大名府(だいみょうふ)」「南京(なんけい)応天府(おうてんふ)」「西京(せいけい)河南府(かなんふ)」が置かれてる。


 宝:それくらいもまあ知ってる…「だいみょうふ」?「たいめいふ」では??


 毅:作者が初めて目にした時、ルビが振られてなかった「大名府」を「だいみょうふ」と読んで以来、それで刷り込まれてるから、この「水滸前伝」の中じゃ「だいみょうふ」なんだとさ。


 宝:何ですか、それは…


 毅:こっちも後書きにある通り、北京・大名府は現在の河北省邯鄲市大名県に置かれてて、位置的には現在の北京(ペキン)市と全く関係がない。他の三都は全て現在の河南省にあって、東京・開封府が開封市、南京・応天府が商丘市、西京・河南府が洛陽市に置かれ、南京も現在の南京(ナンキン)市とは位置的に全然離れてるな。


 宝:というか、今の南京市は建康府の事ですよね?


 毅:現在の南京市は長江の南北を管轄してるが、建康府はその内の長江よりも南側の部分だけだな。



(ぐん)(かん)


 宝:「軍」はともかく「監」って何ですかソレ?美味──


 毅:ん、何かもう聞き飽きたわ。


 宝:ああ、遂に宝燕のつぶらな瞳から清らかな汁が…ぴえん。


 毅:まあ「監」は『水滸伝』にもこっちにも出てこないから飛ばしてもいいんだが──


 宝:飛ばしましょう!それはもうドライバーのフルスイングの如くに、ファーっと!


 毅:コース外れてるじゃないか…いいんだが、そうすると文量の関係で村や荘まで話す事になりそうだが?


 宝:えっ!?


 毅:元々ここで全部話す予定のところを、文字数もそれなりになった事だし、二回に分けようかって事らしいんだが…飛ばすとなるとなー。


 宝:ヤりましょう!それはもう○○(ピー)○○(ピー)の如くに、○○○○(ピーーー)っと!


 毅:…宝燕。作者の良識に感謝しろよ?


 宝:…エヘっ☆てへぺろ~♪


 毅:はぁ…まあ、いいか。俺もそろそろ面倒臭くなってきたし──


 宝:というか、面倒臭くなってきたのは作者の方では?


 毅:あー、うるさい。「監」は規模によって府州と同等の扱いを受けた場合と、下位の「県」と同等の扱いを受けた場合があるらしいが、いずれにしても冶金や馬産地、製塩の拠点など、宋の国力を支える重要な場所に置かれてた。とはいえ、その数は府州と比べてずっと少なく各路に数個、府州扱いの監ともなると、宋全土でもほんの数ヶ所しかない。最も有名…と思われるのは『三國』ファンには聞き馴染みのある「桂陽監(けいようかん)」かな。ちなみに、本編に一度だけ名前が出てきた莱蕪県には「莱蕪監」という、県と同等扱いの監が置かれてたようだ。


 宝:はい。では、引き続き「軍」の方をお願いします。


 毅:終わると分かった途端に…現金だな、お前は。


 宝:…エヘっ☆


 毅:「軍」は前にも触れたが、読んで字の如く禁軍の駐留地だな。各府州に配属される禁軍とは別に、行政区分として禁軍の駐留地を各路に置いてた。現代の日本で例えると、自衛隊の駐屯地とその周辺の都市を、一つの都道府県として扱ってるようなもんか。但し、国境地帯とそれ以外の内地じゃ、兵の需要と言うか配備兵数の多寡は当然あって、大体、内地は各路に軍が一つだったのに対し、国境に接してる路なんかは複数の軍が置かれてた。


 宝:「監()出てこない」という事は、軍の方は登場するんですか?


 毅:『水滸伝』には物語の主要な舞台の一つとして「無為軍(むいぐん)」が登場するな。この無為軍は実在の地名で、現在も安徽省蕪湖市に無為県級市として名前が残ってるぞ。『水滸伝』に登場するのはこの無為軍くらいなもんだが、この前も言ったように、こっちの小説じゃ他にも、主に辺境地帯に置かれてる行政区としての軍が登場する予定らしいな。


 宝:…えっと、父様。終わりですか?終わりですね??


 毅:んん。最後にちょっと復習でもするか。路に置かれて監司と呼ばれた三つの役所は──あれ?宝燕、何処行った!?


 宝:(逃げるんだよぉ、スモ○キー!)ダバダバダバ~…父様、不甲斐ない宝燕をお許し下さい!宝燕は、宝燕はもう堪えられません!実家に帰らせていただきますぅ~…


 毅:嫁入り前の娘が何言ってんだ、お前の実家はココだろうが…やれやれ。

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