起源3
しかし、宇宙を創造するために必要とされた力は、アザトースの予想をはるかに超えていた。やがて彼は自らの力を使い果たし、長きにわたる眠りについた。
「父さん、どうしたの?!」ニャルラトホテプは、眠りについた父を見つめた。「たぶん、眠っているんだろう」「じゃあ、父さんの眠りを邪魔しちゃいけないよね、兄さん?」「そうだな」「じゃあ、父さんが安らかに眠れる場所を探してくるよ」ヨグ=ソトースは、宇宙全体の構造を維持するという役目を担っているため、自らの持ち場を離れることができなかった。もし彼がその場を離れれば、宇宙の構造そのものが不安定になってしまう可能性がある。
ニャルラトホテプは宇宙中をくまなく探し続けた。そしてついに、眠れるアザトースの存在を受け止められる唯一の場所を見つけた。それが、地球だった。彼はアザトースを、まだ若かったこの惑星へと連れてきた。それ以来、ニャルラトホテプは、かつて二人で語り合った計画を実行に移していった。生命を創造し、世界を形作り、そして宇宙そのものをより豊かなものへと変えていった。
二人は、いつの日かアザトースが再び目覚めると信じていた。そして、その日が来たとき、父がその目で美しい宇宙を見ることを、ニャルラトホテプは願っていた。
推定総盗用率:およそ10-20%




