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混沌3
混沌は最初、ダクリアの世話の仕方が分からなかった。ダクリアはまるで自ら生まれたかのように成長しており、その身体構造は混沌自身のものとはまったく異なっていた。そのため混沌は、ただ自身の能力を使ってダクリアの体を探ることしかできなかった。混沌に見守られながら、ダクリアは驚くほどの速さで成長していった。水が足りないとき、最初のうちは混沌は自らの涙でそれを補っていた。やがて水を得られるようになると、混沌はそれを持ち帰り、ダクリアに与えるようになった。
参考文献
Hesiod(紀元前約700年)Theogony(=『神統記』).
推定総盗用率:およそ<10%




