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タヴィ37
ダリたちはヤゴ族の老人や子どもたちに別れを告げた。子どもたちは不安と期待の入り混じった目で彼らを見上げていた。風が吹き抜け、別れの場にわずかな雪を舞い上げる。去りゆく彼らの背を見送りながら、エルーナはその姿が見えなくなるまで目を離さなかった。胸の奥に残る言葉にならない思いを抱えたまま、彼女は両手を組み、静かに祈りを捧げる。「ハトホル様よ、どうか彼らをお守りください。彼らの行く道に危難がなく、再び無事に巡り会えますように」その声は風に溶け、誰にも届かぬまま空へと消えていった。
参考文献
Emmerich, R. (2008) 10,000 BC(=『紀元前一万年』).
推定総盗用率:およそ8– 20%




