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混沌13
ウラノスとタルタロスはやがて成長し、ガイアに求婚した。大地の女神であるガイアはしばし沈黙した後、その申し出を静かに受け入れた。こうして三者の関係は新たな段階へと進んだ。
やがて、ウラノスとガイアの最初の子はオケアノスであった。その頃、ウラノスはすでに空気を操る力に長けており、天空の気と大地に宿る水とを交わらせ、一人の男児を生み出した。ガイアは激しい痛みに全身を震わせながらも、それに耐え抜き、ついに新たな命をこの世に送り出した。
オケアノスを抱くガイアは深い喜びに満ち、その温もりを確かめるように静かに微笑んだ。ウラノスもまたその光景を見つめながら、胸の内に満ちる喜びを抑えきれず、新たな時代の始まりを感じていた。
参考文献
Hesiod(紀元前約700年)Theogony(=『神統記』).
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