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人間51
しかし、その夜、狼の群れは現れず、三人はほっと息をついた。
6日目、彼らは木々の生い茂る一帯へ足を踏み入れ、虎や豹に遭遇した。猛獣を避けるため、土丘や岩陰、茂みに身を潜めるしかなかった。
9日目になると、彼らは激しい渇きに苦しんでいた。そこには泉も水場もなく、ただ荒れ果てた草原が広がるばかりだった。
干上がった川床では、爬虫類が獲物を狙うように彼らを見据えていた。さらに、無数の虫が辺りを飛び回り、ナオたちの肌へ群がっては針を突き立てようとした。彼らはようやくそれらを追い払った。
参考文献
Boex, J. H. H. (1911) La Guerre du feu(=『火の戦い』).
Sunquist, M., & Sunquist, F. (2002) Wild Cats of the World(=『世界の野生ネコ』).
推定総盗用率:およそ1~5%




