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プロローグ
―ねぇ、知ってる?
ここに一つの噂があった。
―西の倉庫街があるでしょ?あそこに、魔女が住んでるんだって!
人工島にある、とある私立高校。
その朝の喧噪のなか、なおも噂話は続く。
―その魔女の助手が、この学校に転校してくるらしいんだよ!
なんの変哲もない朝に、学校中を駆け抜けた噂を誰も信じなかった。
そして、時は進み翌年五月。
GW明けに、一年遅れて彼はやってきた。
『仄宮 蓉、といいます』
ハッキリとした声音でそう言い、悪魔はふわりと微笑んだ。
何処にでもある、これは都市伝説の物語。
読みにくいらしかったんで振り仮名つけました←




