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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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97/107

あと4日

NTR進捗状況

正、漫才編。


田中 ただし :主人公、駿は親友の彼女に手を出さない、ヨシ。

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

金谷 駿しゅん :イケメン、クラス意外でも人気者、幼馴染とフラグ建築中。漫才が好き。親友の彼女に手は出さない。

「そういえば、次の準決勝ってスッコケ二人組とビギナーズがぶつかるんだね。」

ただしは体育館に貼りだされた対戦表を見て意外に思った。正と駿しゅんの二人は以前に漫才勝負で負けたQアンドAとぶつかることになっている。

「えっ、ああ、そうなのか。」

しかし、話しかけられた駿はいまいち集中していない様子で気のない返事を返してくる。駿は特に意外でもないのだろうか。普通なら前回の優勝者と準優勝者は決勝でぶつかるものだが、準決勝で消化していいカードなのだろうか?

「ふん、どうせあれだろ。テレビに出ることになったから俺たちを潰しにかかってるんだろ。」

「ああ、俺たちは運営にも嫌われているからな。」

そんな正の疑問に意外なところから答が返ってきた。知らない声、と一瞬思ったがそういえば昨日も聞いた声だ。振り返る前に正は声の人物がビギナーズの二人だと気づく。

「よお、お前らがセイシュンの二人だろ。」

「初出場で、準決勝まで来るなんてスゲーじゃねーか。」

「あっ、はい、ありがとうございます。」

昨日のもめている雰囲気に緊張していた正だったが、ビギナーズは何故か友好的で肩透かしをくらう。駿は未だに上の空と言うか別のことを悩んでいるようで、いつものような愛想のよさは無い。仕方ないので正は慣れないながらも初対面の二人の相手をする。

「あの、ビギナーズのお二人ですよね。テレビに出るっていうのは。」

「ああ、お前らはまだ知らされてないのか。今回の東京U-18漫才大会で優勝すると大みそかの特番に出れるんだよ。なんか、予定してた漫才師が不倫かなんかで出れなくなったとかでさ。」

「だから俺たちは意地でも優勝させたくないんだろ。テレビに出ても面白くもなんともないってさ。」

早めにビギナーズを潰す。そのために確実に勝てるスッコケ二人組を当てるのだろう。正は裏事情を聞かされ何と答えていいか迷う。

「あの、それは、ご愁傷さまです。」

「ああ、気にするなよ。そういうのは俺たちは慣れているから。」

「それよりも、お前たち中々見どころがあるぜ。昔の俺たちみたいだ。ひたむきに漫才に向き合っていた頃のな。」

何か、前にも同じようなことを言われた気がする。そんなに僕たちは誰かに似ているのだろうか。それともイケメンの駿に似ていると言いたいのだろうか。駿が返事をしないので正が良い返しが思いつかずとりあえず反応だけ返す。

「はあ、ありがとうございます。」

「お前たちは腐るなよ、俺たちみたいにな。」

そう言ってビギナーズたちは去っていった。結局彼らは何を話に来たのだろうか。正はわからず、駿の方を見た。駿は最初から興味がない様子で、結局悩みは解決しなさそうだ。


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