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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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87/107

あと14日

NTR進捗状況

輝が怪しげなヒントを出す。


田中 ただし :主人公、駿は親友の彼女に手を出さない、ヨシ。

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

金谷 駿しゅん :イケメン、クラス意外でも人気者、幼馴染とフラグ建築中。漫才が好き。親友の彼女に手は出さない。輝を殴ってお家に帰る。

黒川 てる  :チャラい。演技派。駿の漫才の相方だったが途中で裏切りそれ以来疎遠。

黒田 おう  :汚っさん、女子生徒をいやらしい目で見ることに定評のある男性教員。駿のテストを改ざんした。

ただしがやって来たのは雑居ビルが立ち並ぶ一角だった。表には看板が出ているわけではなくどんな店舗が入っているのか外からは分からない。十分周囲を警戒しながら入っていく。

正が昨日、てるから聞きだせたのはここに来れば面白いものが見れるという話だった。輝の悪意に満ちた目はその言葉をそのまま文字通り受け入れることをためらわせるには十分なものだったが、しかし今の正にはこれ以外に手がかりを持ち合わせていない。正は覚悟を決める他無かった。輝の言う面白いものは恐らく駿しゅんすずに関わることだろう。それを思うと正は心の奥底が恐怖ですくみそうになる。

正が電球が壊れているせいか薄暗い通路を進んでいると上の方から何か騒ぐ声が近づいてきた。物騒な物言いは尋常な事態ではない。見つかることを恐れた正は咄嗟に手近にあった扉を開けて入る。


「なんだ、ここ。」

正が入った部屋は何か特殊な用途に用いられているのか全体的に明るい雰囲気の、ビルの様子から考えると場違い感を拭えない部屋だった。

どこからか僅かに音楽が流れてくる。どこか懐かしい、しかしどこで聞いたのか思い出せない曲。正が戸惑っていると中から一人の男が出てきた。男は正と目を合わせると戸惑った表情をする。まずい。このままだと、どんな難癖をつけられるか分からない。せめて自分が悪意のない一般人を装う必要がある。

「あっ、すいません。あの、バイトの募集を見て来たんですけど。」

正は咄嗟とっさに出まかせを言う。仮にバイトの募集なんてしていなくても、単純に場所を間違えただけだと思われれば安全に脱出できる。しかし偶然にもこの部屋は本当にバイトを募集していたようだ。

「おお、そうだったか。ちょうどよかった。今手が足りなくてな。早速で悪いが手を貸してくれ。」

正はそのまま奥に通される。何かの罠かと一瞬疑うが、もはや選択肢は無い。覚悟を決めて正は奥へと踏み入った。


「えーん、おうくんがいじめるよー。」

「ちがうよー。これぼくのおもちゃだもん。」

正が踏み入った場所は地獄の様相を呈していた。大の大人が幼稚園児が着るようなスモッグに身を包み、なにやら心が退行したような言動をしている。その大人たちよりも二回りは若い女性がこれまた保母さんが着るようなワンピースとエプロンで彼らの世話をしている。壁には向日葵の絵に幼稚園の文字。正は一瞬で理解した。輝が言っていた面白いものとはこのことだったのだ。

「なっ、お前、なぜここに。」

おもちゃを他の子供おとなから取り上げていたおうくんが正気に戻り正を見る。正の良く知るその大人の様子を思わずスマートフォンで記録してしまった。ここは社会のストレスを一時的に忘れられる場所。まさにこの世界の地獄を現したような、そんな場所だった。


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