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プロローグ

こんにちは有機鈴凛と申します。

よろしくお願いします。

 私、伊藤エミ子36歳!

 小学六年生になる娘に手を焼くぴちぴちの専業主婦!


 そんな私が雲母(きらら)町に突如現れた怪人達を追い払うべく町内会の役員クジで何故か選ばれちゃって、魔法人妻に大変身しちゃうなんて聞いてないよ!


 これから私の主婦人生どーなっちゃうのー!?


 魔法人妻⭐︎エミコ! 


 毎週日曜朝8:30からスタート!

 私達の活躍楽しみにしててね!




♡♡♡




 西暦20XX年——


 雲母(きらら)町上空に突如として出現した謎の穴。

 そこから溢れ出した謎の生命体怪人(・・)によりこの町の平穏は脅かされた。


 やがてそのことは大々的にニュースになり、国家が動く事態となった。

 しかし国を挙げて防衛を張っても怪人の侵略は留まることを知らない。


 そんな時、突如として現れたのがミラクルファクトリーといういかにも怪しげな会社だった。

 だが、ミラクルファクトリーの発明したミラクルロッドがこの戦況をガラリと変えた。

 ミラクルロッドで変身した魔法少女たちは怪人に対して唯一有効な攻撃を行うことができたのだ。


 以来、ミラクルロッドに導かれし者、いわば「適合者」となる十代の若い少女を国家が調査し招集し始めたのだ。


 それから一年後、招集された魔法少女たちにより穴周辺に蔓延っていた怪人の殆どが浄化され、雲母町周辺地域は再び平穏を取り戻した。


 のだったが——


「何で私がこんな恥ずかしい格好で戦わなきゃならないのよ!」


 そして現在——


 目の前に立ちはだかる異形の怪人。

 そして怪人の前にはフリフリのスカートに可愛らしいリボンを惜しげもなくあしらった桃色の戦闘衣装に身を包む一人の少女……否、女性がいた。


「つべこべ言わず戦うのじゃ! 魔法人妻エミコよ!」


「もう! あとで覚えてなさい!」


 彼女はこの町の住人であり、愛する夫と娘を持つ三十六歳の人妻だった。






to be continued……

ここまで読んでくださりありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
魔法少女が36歳の主婦! でも別にいいじゃないですか、女性はいつまでも女の子を名乗ることを許されているのだから! 最高の出だしです、続きも読まさせてもらいますね。
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