第8章 5話 新たな異変
依頼主が走ってやってきた。
「ここにいましたか。実は招待状を見直したら、120人の出席者のはずが130人になっているんです」
「どういうことですか?」と僕が聞く。
「先ほど念のために招待状のリストを確認したら、こういう結果に」
「ちょっと案内してください」
そういって依頼主と共に、招待状のリストがあるところへ向かった。
「甘寧一番乗り」三国志コンビがすでにいた。
そして何故か僕らを見てニヤニヤと笑みを浮かべている。
そして4人に、招待状リストに辞退した10人の名前が残っていることを説明してくれた。
「どうなっているんでしょうか。異変だらけです」と依頼主。
「安心してください。先ほどの3つの異変は我々がすでに解明しています」と三国志コンビ。
「本当ですか」と依頼主。
そして三国志コンビの2人は依頼主にトリックの説明をした。
それは僕らが聞いたり考えたりしたことと、全く同じだった。
依頼主は三国志コンビに感謝をしている。
そして僕らは三国志コンビを裏に連れて行き問い詰めた。
「僕らの捜査を聞いていましたね」と僕が言う。
「ああ。君たちが金庫の近くにいた時、すぐ近くにいた。電話をしてるときも、結婚証明書の時もな。こういうのは司馬懿が得意でね」と三国志コンビ。
「卑怯よ」と泉が言う。
「そう思うなら、もっとあたりに注意を払うべきだったな。こんなの戦場では当たり前のことだ」
「ここ戦場じゃありませんが」
「ええい。小癪な。兵法の1つだ」そういうと三国志コンビはどこかへ行ってしまった。
僕らは招待状のところに戻った。
その辞退された10人が載っているリストには最新版と書かれた付箋が。
(付箋をはりかえれば最新版は替わる)
人気のない場所へ移動した。
そしてそのことを泉に話した。
泉も納得をした。
しばらくして三国志コンビがいないのを確認してから、依頼主にあった。
そして「先ほどの招待状のリストは誰でも見れましたか?」と僕が聞く。
「そうですねえ。でもあそこは他の重要書類もあるから、誰でもって訳には」
「ではどなたがあそこに行けますか?」
「7~8人いますけど」
「全員教えて下さい」
そして名前をメモって先ほどの3人の名前と見比べた。
するとその3人の中の1人がまた出てきた。
犯人はこの人だ。
僕は依頼主に犯人の名前を告げ、これまでの経緯も説明した。
依頼主と共に前田という人のところへ行く。
そしてこれまでのことを全て話す。
前田と言う人は自供した。
「片山碧と泉、結婚式の依頼完了しました」と連絡を入れた。




