表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/52

廊下にて、私目撃する。

側室との接触がいまだにありませんが、恋敵撃退編始めます!


本当にどうしたらいいものでしょう?

側室の件も恋敵たちの件も私には手に余るもの…

どう撃退していけばいいのか?


なおかつ悪役王妃にならなくてはいけません!!

困ったものです。


本日も次代王妃様を待ち伏せするため王宮の廊下に向かっていた私ですが、この前隠れていた柱から思いがけない人物を発見しました。


頑張って隠れているようですが、身体が柱から出てしまっている娘のリーナの姿だったのです!!


どうしたのかしら?

とても恥ずかしがりやなリーナが、人がよく通る廊下にいるなんて…

そっと近くの柱に私も隠れるとリーナを観察し始めました。


それにしても、リーナは私にそっくりの容姿なのです…私そっくりなんて母親として申し訳ないのです。

ヴァルドのように陛下に似たらよかったのに…ふぅ

リーナには後でかわいい髪飾りをつけてあげましょう。


話は脱線していきますが、陛下もあれほど素敵な方なのに、女性を選び放題なのに、私とご結婚されて本当に申し訳ないわ…

私としたことが柄にもなく少し落ち込んできました。


気持ちを入れ替えて、そんなことより、リーナはいったい熱心に何を見ているのでしょう?

私のバイブルによれば、これは「恋する乙女」現象の一つだと推測されますわ。

幼いリーナは誰に恋をしてのでしょうか?

母として一人の女としてここはとても気になりますの!


私も柱から身を乗り出すようにリーナを見ると、リーナも柱からもうほとんど出てしまっているというのに、可愛らしく頬を染めながら熱心に見つめている。

先を追ってみるとそこにいたのは……


憎き陛下の恋敵・側近のルイ殿だったのです!

まさか娘の想い人が彼だとは、このわたくしでも気が付きませんでした。

これは早急に対策を練らねばなりません!


ルイ殿は私やリーナに気が付くことなくそのまま去って行かれましたが、その後のリーナはルイ殿の消えて行った廊下の奥を見つめながらゆっくりと両手で自身の頬に手をあて切なげに息を吐いたのです!?


幼い3歳の娘とはいえ彼女のその態度に女はいくつであっても、女であることに変わりがないというバイブルの教えに私は今はただうなずくしかなかったのです。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ