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わたくし、決心いたしました。

いつになったらイチャツケルノカ…


実家にいた時のように姉さんと連呼しながら呼びかけてくる弟に安堵し、私はセイルを自室に引き入れました。


「お久しぶりです。姉さん」


「セイルどうしましょう…こんなことになるなんて」


怖くて怖くて、セイルにしがみついてしまいました。


「じゃあ、姉さんはどうすべきですかね」


じっと私を見ながら問いかけてくるセイルに私も考え込んでしまいました。

私はいったいどうしたいんでしょう?

バイブルなら…いいえバイブルの通りにしていたからこうなってしまいました。

もうバイブルには頼れないのです!


「この本の通りにしておいたら、これから良くないことが起こることは姉さんはよくわかっていらっしゃるのでしょう?」


「ええ、このままじゃだめよ」


「なら本じゃない姉さん自身で考え、行動しなければならないんじゃないんですか?」


いつだってバイブルの通り行動してきた。

これが一番いい行動だと信じていたから…けど今回はそんなことはことはしてられない。


私は陛下に……



バーンと扉を開いてみれば皆様方が勢ぞろいしておりました。

皆様が私を見つめてきます。


私はそのまま立ち固まったヴァルドとリーナを片手ずつで手をつなぎにいき、陛下のもとに向かったのです。


怖いですが、頑張ります。

私が考えて行動するために!

陛下を下からキッとにらみあげ、私ははっきり言わせていただきました。


「陛下…私実家に帰らせていただきます!!陛下のお気持ちはよくわかっております、だから私から言います。陛下、離婚して差し上げますわ」


そう私が望んだことそれは、陛下も幸せになれて次代王妃様も王妃になれる。

さっさと離婚して実家に帰れば機嫌が直った陛下から家や子供たちに危害は及ばないと考えたのです。


はっきり言いましょう、これこそ最善の策と……


しかし、陛下は微動だにせず、何も言わずただわたくしをにらみ返してきます。


……陛下怖いです。


ルイ「……陛下?」

ジーク「……」

ユーグ「ごめん、その大丈夫」


ジーク「……」


セイル「出てきてもらうことには成功しました」


ルイ「ちょっと、何も解決してませんよ」


ジーク「……もう、俺死ぬわ」

(ゆっくりとした動作で懐剣を取り出す)


ルイ・ユーグ「「ジーク!?早まるな!!」」


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