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ログアウト  作者: 狐野柄
第一章:FIRST GAME
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第1話 『ですげえむ』

とある方々をモデルにしているキャラクターがちょくちょく出てきます。

※許可は取ってあります

探してみてください!!!!


そして、初めての小説です!

今回は『デスゲーム』系です!


末永くよろしくお願いします。


――――――――ピロン。


ベッドに寝転んで漫画を見ていた俺の元に通知音が鳴り響く。

すぐにベッドから起き上がり読み途中の漫画を置き、手を伸ばしスマホを手に取る。


こう「たっく…こんな時間に誰だよ…。」


スマホを手に取り画面を見た。


洸「あ?んだよ、快兎(かいと)からか…。」


快兎「よ!もうすぐ夏休みだしよ、みんなでどっか行く計画たてようぜ!」


と、言った図々しい内容のメッセージが来ていた。

漫画を邪魔された洸の顔はめんどくさい顔をして読んでいた。


洸「でたよ。毎年恒例の快兎による夏休み無理くり計画…。」


『またか…。誰を巻き込むご予定で?』と、そういう内容をあの無茶苦茶野郎にメッセージ送った。


洸「ふぅ、というか夏休みまで1ヶ月もあるんだぞ。どんだけ楽しみなんだか…。」


そう思いつつ眠りについた。

そんな夏休みまでの長く退屈な1ヶ月が始まった。


――――――次の日――――――


明るい朝日が差し込む。

それと同時に、鳥のさえずりが外で聞こえてくる。


洸「ん、ん~。」


その日差しで目が覚める。


洸「やっべ!!寝落ちてた!!」


洸は急いで学校に行く準備を済ませ家から出た。


――――――学校――――――


洸「はぁはぁ。間に合ったー。」


洸は全力で走り疲れ切っていた。


快兎「お、洸じゃないか!急いでどうしたんだ?」


洸に軽快に話しかけるこの男が、快兎。

オールバックの元気な男子生徒だ。


洸「昨日お前にメッセージを返した後すぐに寝落ちちまったんだよ。」


快兎「寝落ちですかい(ニヤ)」


悪い顔で快兎はそう言った。


(しろ)「おはよー、洸くん。」


(あかね)「おっはよー!」


この子たちはいつも一緒にいる2人だ。

佐々木 白(ささき しろ)は白髪の女子生徒。頭が切れる学年トップ10にも入る女子生徒。

姫野 茜(ひめの あかね)は黒髪のボブ、赤いカラコンを付けた女子生徒。


快兎「2人共おはよー!」


元気よく快兎が挨拶する。


白「おはよー。快兎くん。」


茜「おはよ!」


それに二人は呼応する。


――――――パンパンっ!


山崎先生「ほらほらー!席に着けー!」


先生が教室に入ってきてみんなに声をかける。


快兎「やべ!山崎だ!」


と、その快兎の声と同時にみんなも席に着く。


茜「ねえねえ、白ちゃん。今日、先生来るの早くない?」


疑問そうにそう茜は問いかけた。


白「んー。確かにいつもより早いけど…そういう日もあるんじゃない?(笑顔)」


天使のような笑顔で茜にそう言った。


茜「(て、天使だっっ!!)」


茜はそう心の中で叫んだ。


(あお)「おい、焦吉(しょうきち)。」


一番後ろの席にいる2人の男子生徒が話している。


焦吉「どうしたー?」


蒼「いや。先生よ、いつもより早いなって。あの先生いつも時間ぴったりに来るだろ?」


蒼が焦吉にそう問いた。


焦吉「んー。ま、たまにはあるだろ。」


蒼「あの山崎が?」


焦吉「たまにはあるだろ?人間だし。完璧じゃないんだしさ。」


焦吉がそういうと蒼は納得したのか前を見た。


山崎先生「えー。それでは、SHR(ショートホームルーム)を始めます。」


いつも通りに、いつもの感じに山崎先生によるSHRが始まった。

何の変哲もない、つまらない一日が始まろうとしていた。

そう、()()()()()()()のはずだった。

その瞬間が起きるまでは。


――――――ピロン!!!!!!!!!!!!!!


――――――ピロン!!!!!!!!!!!!!!


――――――ピロン!!!!!!!!!!!!!!


洸「?!」


快兎「なんだ?」


白「私の携帯?」


茜「私もだ!」


みんなが慌てて携帯電話をバッグやポケットから取り出す。


山崎先生「こら!この時間ぐらい携帯の電源切っとかんかい!!」


山崎先生がそう怒鳴るがみんなは聞く耳を持たない。


美南(みなみ)「はあ?なんなの?誰よ!どうせグループかなんかでしょ!」


そう言い、みんながグループを確認するが何も送られてない。


修太(しゅうた)「おい、いつの間にこんなグループ作ってた?お前らのだれかだろ?美南たちだろ?」


美南「はあ?知らないわよ!ていうかどんなグループよ!」


快兎「ホントだ、なんだこれ?入った覚えないぞ?」


歩「なに?いたずら?『ですげえむ』…なんて。」


知らないグループ『ですげえむ』というひらがなで書かれた謎のグループ。


洸「『ですげえむ(25)』って。このクラスの人数じゃないか?」


白「いいえ、クラスは全部で23人だよ。」


茜「じゃあ、あと2人は?」


クラスは1クラスあたり23人。


蒼「ちゃんとみな。1人は先生じゃないかな。」


焦吉「もう1人は恐らく主犯格の奴かだれかだろーね。」


そう言われ、先生含めて全員がグループのメンバーを確認する。


美南「ほ、ほんとだ…!」


洸「気味が悪いな。」


山崎先生「誰のいたずらか知らんが、ほら席に着け!先生はこのグループから抜けとくからな、みんなも変なことに巻き込まれないように無視または抜けときなさい。」


――――――コッ。


先生がグループから抜けた、その瞬間だった。


――――――パンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


激しい破裂音と共に嫌な物が飛び散っていた。

普通の教室、黒い黒板、白い壁。

それが一瞬で真っ赤に染まっていた。


洸「えっ…。」


快兎「は…?」


蒼「…!?」


焦吉「?!」


その瞬間、クラスに静かな空間が生まれた。


歩「きゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」


美南「う…そ?!どうして?!」


クラス中が大パニックに陥る。


蒼「お、落ち着け!」


焦吉「みんな!!」


快兎「なんだよ…これ…!」


洸「…。」


冷静ではいられない状況。

大パニックのクラス。

だが、一つの通知音がまた静寂を呼ぶ。


蒼「…なんだこいつ。」


洸「画像だよな?」


一つの画像が『ですげえむ』のグループに送られてくる。


白「教卓の下ね。ここ。」


快兎「あそこか…。」


その教卓の近くには先生…だったものがある。

もちろん行こうとする者はいない。


美南「わ、私は行かないわよ!?」


茜「わ、私も!」


焦吉「そ、そりゃあそうか。」


・・・・・・・。


修太「ったく…。仕方ねぇなぁ。」


修太が率先して教室に向かった。


快兎「あいつ…。勇気あるなぁ。」


教卓の下を修太が覗いた。


修太「なんだこりゃ。」


修太が何かをもちあげた。

そしてそれを教卓の上に置いた。


茜「ぺ、ペンギン…?」


洸「なんだこれ?」


快兎「マスコットキャラクターか何かか?」


修太「さあ?」


――――――~♪~♪~♪


突如、教室内に音楽が鳴り響く。


歩「ひっ!!!」


美南「なに?!」


修太「なんだ?」


洸「音楽?」


そして、次の瞬間。


ペンギン「コンニチワ!これから皆さんには!カクレンボをしてもらうよ♪」


謎のペンギンがしゃべり始めた。


茜「は?」


蒼「何言ってるかわからないな。」


焦吉「意味わからん。」


洸「まって、まだ説明終わってないっぽいぞ。」


ペンギン「ルールはカンタン!オニからカクレルだけ!制限時間は3時間!!見つかったらオシオキダヨ!見られなければ移動もよし!見られたらオシオキダヨ!30分後に開始ダヨ!」


淡々と説明を受ける。

わけのわからないペンギンからの説明・・・。

そして、紛れもない事実でもあった。


洸「オシオキか…。何されるんだろうな…。」


白「先生見たくなるんじゃないかな。」


ペンギン「ちなみに、学校から出ると即オシオキダヨ!それじゃ!頑張ってね!」


その言葉を最後にペンギンははじけ飛んだ。


洸「何だったんだ。あいつ…。」


蒼「ま、3時間ってことは…。いま8時半だから…そこから30分後だからな。12時までか。」


焦吉「長い長い。」


ペンギンの言う通りにかくれんぼをしようとしてる者が大半。


美南「ま、待てよ。あいつを信じるのか?」


歩「そうよ…。」


ペンギンの言うことが真実と受け取る人が全員ということはなかった。


蒼「あの先生の頭が吹き飛んだのが見えただろ。あいつらにはそういうことができるんだよ。多分な。」


焦吉「時間ないし俺は先に行くぜー。」


焦吉が行くと同時にそれについていくかのように、他の人も動き始める。


快兎「洸…どうするよ。」


快兎がそう洸に話しかける。


洸「あぁ。俺たちも隠れるか。」


快兎「おう!4人でな。」


快兎の後ろには白、茜の2人もいた。


洸「そんなに多くて大丈夫か?」


快兎「2人は小柄だし完全に固まって行動するわけじゃないぜ!」


洸「は?」


茜「近場で4人別々に隠れてやり過ごすのよ。」


白「それも、見晴らしのいい所を探してね。」


そう言われるとその方がいいのかもしれないと、

洸は考え始めた。


快兎「行こうぜ!」


洸「まずは、見晴らしのいい都合のいい場所探しだな。」


快兎・茜「おーーーーう!」


・・・・・・・。


洸「…?」


洸の目には先生の明かりのついた携帯が目に付いた。


『―――山崎 真司がログアウトしました。―――』


洸「…?」


快兎「いくぞー!洸!」


洸「あ、あぁ!」


洸たちは教室を後にし、走り去った。








――――――ピロン。


『残り25分後 オニ解放』



第1話 『ですげえむ』(完)

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