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出会った美少女は秘密結社の姫巫女様  作者: 健野屋文乃
2章 地下街の秘密基地

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3話 このめんどくさい手続きは何?

自販機は、2台あって、1つは飲料水、

もう1つはハンバーガーの自販機だった。


どちらも、聞いた事が無いメーカーの自販機だった。


「家臣くんは何バーガーが良い?」



メニューには、チーズバーガーと、

ダブルチーズバーガーと、

トリプルチーズバーガ―が有った。


結局、チーズバーガーしかないらしい・・・


僕は普通のチーズバーガーを押し、

由良穂香は、トリプルチーズバーガーを押した。


そして、部活用のショルダーバックに、

トリプルチーズバーガーを入れた。


たしかそのバックの奥には、

濡れたパンツが入っているはずだ。

袋で密封されているとは言え・・・


それで思い出したけど、あるじはまだ短パンの下には、

パンツは履いてないんだった。


そんなあるじは、嬉しそうに、


「家臣くん・・・この自販機、実はですね~」


と僕から取り上げた財布から、100円投入した。


すると当たりくじ付きの自販機が、ピピピと音を立てた。


「あー外れた」


自販機の下から、瓶に入った炭酸水が出てきた。

もちろん見たことがないメーカーのだ。


「じゃあもう一回♪」


再び、自販機ピピピと音を立てた。


「あー外れた」


次はオレンジジュースが出てきた。


「もう一回♪」


「えっ?もう2つあるけど・・まだ飲むの?」


「そう言う事ではないのです」


由良穂香は再び、100円を投入した。


「あーまた外れた・・・。」



まあ良いや。さっき一万円貰ったし・・・

僕は、あるじに好きなだけやらせることにした。



「あーどうしよう。小銭がこれで最後だ。」


すでに、彼女の部活用のショルダーバックには、

10個以上の飲料水が入っていた。


「うん、最後のチャンスは家臣くんが、押して!

私、こういう運、絶望的だから・・・」


と、絶望した由良穂香に代わり、

僕は10円5個50円1個を投入して、ミックスジュースを押した。


ピピピ・・・ピピピピピピピピ\(^▽^)/


「やったー当たった!」


と喜ぶ由良穂香は、「えっホントたった一回で?」と、

自分の運の無さを確認するかの様な哀しい目をした後、

素早く錆びた自販機の飲料水の出口に、

手を突っ込んだ。そして、そのまま自販機を「ガチャ」と開けた。


「えっ?」


自販機は開かれ、

その奥には、巡回の人が飲料水を入れるシステムはなく、

何かの通信機器が入っていた。


それは携帯電話としては大きすぎる携帯電話だった。


「電源ロスが起きても使える奴だよ」


「なんでそんなものが、自販機の中に?

そして、このめんどくさい手続きは何?」


「それは追々説明するね。今の家臣くんは私のお尻だけを、

追いかけていればいいの♪」


そして僕は、ワゴン車に戻る、

セーラー服に短パン姿のあるじの後を追った。


ちゃんとした服装を早く着せてあげたい。

家臣として、そんな事を思った。



つづく \(^▽^)/


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