長編完結その2 後編
前編でキャラについて長々と書いてしまったので、ここではボツネタ中心に書いていく。
三人衆がかなり好きなので、やらせたいことも色々と考えていたんで。
例えば、ネガロンスから力をもらって、ユアたちを小さくしたり、入れ替えたり(ティミーとディンフルの中身が入れ替わるとか)、ユア以外の四人を子供にしたりなど。
今思うと、ちょっと子供向けアニメっぽいネタだったかもしれない……。
ただ、全五章に収めたかったのと、三人衆の過去も描きたかったので、思い切って削った。
続編でやる案もあったけど、和解まで今作でやるなら、「過去→和解」の流れにした方が良いと思ったので。
ロアリィにもボツネタがある。
給食で体質的に食べれないものを無理に飲ませてしまう、という案を考えていた。(詳細は割愛)
でも、こういった問題は現実でも深刻にもなり得るから、扱いが難しいと判断してボツにした。
次に、リアリティアに出て来るアヨの話。
脚本形式の時からユアの友人として、別キャラを登場させてたけど、共通しているのは「距離が近くなるほど上から目線になる」というところ。
脚本版では最終的に和解するけど、今作ではあえて絶縁という形にした。
今作のテーマは「絆」だけど、ここだけは例外にしたかった。
というのも、世の中には“繋がっている方がいい関係”だけじゃなくて、“切れた方がいい関係”もあると思っているから。
例えば、ロアリィのエピソードに出てくる、父親からDVを受けて母と逃げてきた子供。
この場合、その親子が無理に繋がり続けることが幸せとは、絶対に言えない。
前作のリマネスも、ユアを傷つけるためだけに里子として引き取った。
ユアからしたらすごく嫌だろうし、「それは本当に必要な絆なの?」という話になる。
こういう例を踏まえて、「切れることで守られるものもある」という意味も込めて、アヨはあの結末にした。
次は最終戦について。これも脚本形式からかなり変更している。
まず、ノクリスタリーという石は当初は存在しなかった。闇魔導士の流れから後付けで追加した要素。
結末も大きく変えた。
脚本版ではエグの魔物化はあったけど、レジーやシーラの変化はなく、ドラゴン・フォームやウィザード・フォームも今作で初めて出した設定。
魔物化したエグの描写も違っていて、脚本版では完全にモンスター化させたけど、今作では人の面影を残した形にしている。
ただ、「髪を短く切る」という要素は共通している。
今作では氷から脱出するために自分で切る形にしたけど、脚本版では髪についた毒が回るのを防ぐためにディンフルが切る展開だった。
ヴィヘイトルの「仲間を捨て駒と見る考え」は最初から変えていない。
脚本版ではエグに爆発を仕込むような展開もあって、最後に裏切る描写もあった。
そして、エグが「ヴィヘイトル様」と呼ばなくなる流れも共通している。
ただし、三人衆のその後は大きく変更した。
今作ではフィーヴェから姿を消す形にしたけど、脚本版ではディンフルと一緒に邪龍退治へ向かうエンドだった。(今作の邪龍はヴィヘイトルが召喚していたけど、脚本版では前作の超龍が倒れた後で大量発生した)
ちなみに、その後の続編では、団長と衝突したりして一週間で辞める展開も考えていた(笑)。
小説版では結末を変えたので、この先の展開もまた変わっていく予定。
ネタ自体はもういろいろあるので、あとは書くだけ。
最終話の後書きにも書いたけど、「ラスユア3」の構想もすでにある。
ただ、やりたいネタが多すぎて、今は整理中。
他に書きたい話もあるから、小説を書ける分身が欲しい……。
早くても今秋を予定しています。遅れる場合は、Xや活動報告などでお知らせします。
長くなりましたが、「ラスボスと空想好きのユア 2 Precious Bonds」、完結出来て本当に嬉しいです!
「小説家になろう」や「カクヨム」での応援や感想など、すべてがモチベーションになりました。
アクセスしていただけただけでも、本当に嬉しかったです。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
三作目も楽しんで書いていきますので、またよろしくお願いします!




