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Aランク

遂に12月に入った。今日、俺はAランク冒険者になる為の試験を受ける事になった。それと一週間後はティア誕生日なので出来ればティアが6歳になるまでにAランクに成りたい。なので今回の試験はいつもより気合を入れて行こう。


王都の冒険者ギルドに入り俺は早速受付に行くとレイラさんがいた。


「あ、レイラさん。Aランク冒険者になる為の試験を受けに来たのですが何をすればいいですか?」


「アルク君、遂にAランク試験ね。話しは聞いているわ。Aランクへの試験はワイバーンの討伐よ」


「ワイバーンですか」


ワイバーンとはトカゲに羽が生えた様な容姿していて一応ドラゴンの一種だ。ドラゴンの一種と行っても本物のドラゴンと比べればトカゲに毛が生えた程度だ。それでもワイバーンは空を飛び、身体の鱗は固くなおかつ口から火の玉を吹くのでAランクと言う厄介な魔物とされている。


早速、レイラさんに試験の手続きをしてもらいワイバーンがいるという情報があった王都から西に大分行った所の森に向かった。その森にはまだ一度も行った事がなかったので転移は使えない。

歩いて行くにしても時間が勿体無いので身体能力を強化して走って行く事にする。


目的の森に着いた俺は気配察知を頼りにワイバーンを探す事にした。だが、ワイバーンはなかなか見つからず、オークやリザードマン、為にオーガなどの魔物が出てきて相手をする事になり思ったよりもワイバーン探しが捗らない。どうしようかと考えていた所に一つの大きな気配が感じ取れた。恐らくこれがワイバーンだろう。因みに気配察知のスキルはレベルが上がると相手の強さがある程度分かる様になるのだ。ワイバーンはオークやリザードマンの魔物とは段違いの強さを持っているようでこれがワイバーンだと思ったのだ。

もし、ワイバーンではなくても確実にAランクの魔物だと思う。俺は早速その気配に向かった。


気配の所に行くとそこには黒色のトカゲに羽が生えた様な生物が川で水を飲んでいた。多分ワイバーンだろう。何故多分かと言うとワイバーンは緑色だったはずなのだが少し違うな色をしているからだ。まぁ、前世のゲームで言う色違いの様なものだろう。不意打ちで倒せないかと思い近づいて見るとワイバーンの顔がこちらを向いた。急にワイバーンがこちらを向いた事で俺は一瞬動きを止めてしまったが俺はすぐに気を取り直す。


「グオオオォォ!」


気を取り直したところでワイバーンが叫び声を出し威嚇してきた。


俺はワイバーンと正面から向き合いアダマンタイトの剣を構える。今回は相手が強いと分かっているので最初から剣と身体能力はオーラで強化している。準備が出来たと同時に俺はワイバーンに向かって突っ込み剣を振るう。その素早い攻撃にワイバーンは反応出来ず浅くない怪我を負う。俺の動きは仙体術のスキルのおかげで動きに全く無駄や空きがなくなっていて前よりも動きの切れがましているのでワイバーンは避ける事が出来ないのだ。そこからはスピードを重視してワイバーンの攻撃を避けたり、流したりしながら確実に傷を負わせていく。暫く一方的攻撃していると拉致があかないと思ったのかワイバーンが空の飛び立った。それを俺は空間魔法で足場を作りワイバーンを追いかける。するとワイバーンが息を吸う様な仕草を取り口から火の玉を吹きてきた。見た限りでは相当な威力がありそうだ。だが、俺はそれを無視してユニークスキルの万象を切り裂く者を使いながら剣を振るう。それだけで火の玉が真っ二つになる。万象を切り裂く者のスキルは威力が足りる限り物質ではない火や光、魔力などあらゆる物が切れる様になるスキルだ。


ワイバーンは自分の火の玉が切られた事に驚き動きが鈍った所を俺は更に魔力でも剣と身体能力を強化してワイバーンの首を切り落とした。


ワイバーンの討伐が終わったのでワイバーンの死体を空間魔法で収納して転移で帰ろうと思ったが、このまま転移で帰ってしまうと王都からグランハルト領に帰れなくなるので仕方なく走って帰る事になった。


王都に戻った俺は早速冒険者ギルドに報告しに行った。


「レイラさん、ワイバーンの討伐終わりました」


「あら、早かったわね手続きをするからギルドカードをだしてね」


そう言われたので俺はギルドカードを出す。

そういえば俺が冒険者ギルドに来るといつもレイラさんがいるのだが一体いつ休んでいるのだろうか?そんな疑問を浮かべているとレイラさんが戻って来た。何故か少し慌てている様な気がする。


「あの、アルク君?何故かアルク君が倒したのがワイバーンではなくワイバーン亜種なのですが···」


「そういえば、何かあのワイバーン黒色をしてましたね」


「ワイバーン亜種を倒してしまったんですか!魔物の亜種は強さが通常よりも高く討伐が難しいのですよ!」


「亜種ではワイバーンの討伐にはなりませんかね」


そうなるとまたワイバーンを討伐しに行かなければいけない。


「いえ、そこは問題ありません。おめでとうございます、アルク君は今日からAランク冒険者です」


「ありがとうございます」


これで遂にAランク冒険者になる事が出来た。


「その年でAランクに成ったのは恐らくアルク君が初めてでしょう」


「そうですか?」


「はい、それとアルク君ならもしかしたらAランクよりも上に行く事が出来るかもしれないからこれからも頑張ってね」


Aランクよりも上とはつまりSランク以上と言う事だ。レイラさんにそう言われたが俺はもとよりもっと上を目指すつもりだ。


そこで暫くレイラさんと話し俺はグランハルト領に帰った。




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