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初依頼

少し長いです。

王都について三日が経った。

この3日間は訓練をしたり王都の散策をしたりしていた。実はこの訓練でも収穫ごあった。最近魔素操作や並列思考のスキルレベルが上がってきたお陰で剣を振りながら魔法が使える様になったのだ。つまり今までは戦闘中に剣で戦いながら魔法を使うのではなく、剣での戦いがやんだ時に魔法を使っていたのだが、今は剣で戦いながら魔法を使う事が出来る様になったという事だ。これは大きなアドバンテージだと思う。剣で戦いながら魔法を使えると言う事は例えば敵が複数いて、その一人と剣で戦っている時に他の敵が攻撃して来た時にそのまま剣での戦闘を中断をする事なく、魔法で迎撃出来る様になったという事だ。また、敵が一人の場合も同じ理由で有利になる事が出来る。まぁ、まだ剣での戦闘中に上位の魔法を使う事は出来ないが戦闘の幅が広がったことには変わりない。でも、いつかは魔法に頼らず剣だけでもたくさんと敵を一人で相手を出来る様になって見せる。


他に収穫と言えば、アルベルトが鉄の剣を買って来てくれた事だ。普通鉄の剣は下位の冒険者などが使う物だが今まで木剣を使って来た俺からしたら、木剣が鉄の剣に成るだけで大きな戦力増加になる。多少は木剣よりも重くなるが今まで訓練では重力魔法で自分の身体を重くしていたので思ったよりも簡単に扱う事が出来た。


そして今日はこの三日間で得たものを試して見る為に冒険者ギルドで依頼を受けてみる事にした。

取り敢えず、依頼がいつ終わるか分からないので、屋敷の料理人の人にお弁当を作って貰い空間魔法で収納して冒険者ギルドに向かった。


冒険者ギルドに着くと冒険者が溢れ返っている···と言う事は無かった。どうやら冒険者は基本朝早くに依頼を受け、夕方に帰って来るのでこの時間帯にいるのは酒場で酒をので居る冒険者ぐらいだ。因みに何故朝に冒険者が多いかと言うと早く依頼を受けないと他の冒険者に良い依頼を取られてしまい、依頼をこなしても割に合わない不人気の依頼しか残らないからだ。俺はお金よりも今は経験を積みたいため、そこらへんは問題ない。


ギルドの依頼が貼ってある所に行ってみると。

ボードの様なものに依頼がたくさん張ってあった。俺はDランクだが初依頼なので下のランクの依頼を受けて見ようとしたのだが、ゴブリンの討伐や薬草の採取などの簡単過ぎる依頼しかなかった。因みに冒険者ランクが下の依頼を受けることは可能だ。しかしランクが下の依頼を受けると報酬の金額が下がってしまうらしい。

下のランクの依頼はしっくり来なかったのでDランクの依頼を見てみると、一つの依頼が目に入った。ゴブリンの集落の殲滅だ。下のランクのゴブリン討伐と同じ様に思えるかもしれないがが集落と言うことはゴブリンの上位種がいる可能性もあるし、複数の敵を同時に相手をする訓練になると思ったのだ。因みにこの依頼が残って居るのは貰える報酬が少ないからの様だ。俺は依頼を受ける為に受付に向かった。


受付に向かって見るとレイラさんがいた。


「レイラさん、この依頼を受けたいのですか?」


「あら、アルク君依頼を受けるのね」


「はい、この依頼をお願いします」


「はい、分かりました。···えっ!ゴブリンの集落の殲滅!?アルク君、本当にこれを受けるの?アルク君ってソロだよね?」


「はい、不味かったでしょうか」


「う〜ん、不味くはないけど、確かにアルク君は強いけど集落となると敵の数が多いからソロでの殲滅はちょっと危ないわよ」


「もともと一人で複数の相手をする経験を積みたくてこの依頼にしたので大丈夫です。それに複数を同時に攻撃する技もありますので問題ないです」


「そう···、分かったわ」


受ける依頼を受付嬢が拒否する事は出来ないので、渋々ながら依頼を受理してくれた。


「あっ、えっと、倒した魔物の討伐部位などはありますか?」


「その点に関してはギルドカードが倒した魔物を記録してくれるので問題ありません」


「そんな事が出来るのですか!?」


「はい、もともとギルドカードは遺跡から発見された遺物の複数版ですのでどの様なって居るのか分かって居ません」


「なるほど遺物ですか」


遺物とはその名の通り大昔の文明が栄え、滅びた時代の残った物の事だ。どうして滅びたかは分かっていないらしい。取り敢えずこれで依頼の証明については問題ないので早速行く事にした。


「分かりました、では行ってきます」


「···はい、頑張ってください」


俺が挨拶をするとレイラさんも渋々返してくれたので俺はゴブリンの集落がある森に向かって行った。


ゴブリンの集落は王都を出て南に数キロ進んだ森の中層にある。数キロと行っても俺の身体能力ならすぐ行く事が出来る。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

ゴブリンの集落がある森に着いた俺は早速ゴブリンの集落がある中層の方に向かった。向かっている途中、スライムやゴブリンなどを倒したりしたが、だんだんと出会う魔物でゴブリンが多く成ってきたのでゴブリンの集落が近い証拠だろう。

それから暫く歩いていると森が少し開けた場所に小さいな建物(建物と呼んで良いか分からない様な物)が見えたのでこれがゴブリンの集落だろう。バレない様に超隠密を使って近づき気配察知のスキルで気配を探ると50以上の反応が会った。依頼ではゴブリンの数は20〜30程度だったので少し数が多い様だが問題ない。


まず、俺は数を減らす為にゴブリンの集落に奇襲として集落を歩いているゴブリン氷魔法を放つ事にした。


「アイスアロー」


アイスアローとはその名の通り氷の矢を撃つ魔法だ。この魔法を並列思考で複数同時に放ち、ゴブリンに打ち込んだ。


「「「ギギャー」」」


複数のゴブリンは悲鳴を上げ絶命した。

また、仲間の悲鳴を聞いたゴブリンが建物からわらわらと出て来た。攻撃したゴブリンの近くも他のゴブリンがいてこちらの場所はバレて居るので俺は剣を出して集落の方に走り出した。出て来たゴブリンは鑑定して見ると、通常のゴブリンから少し大きな上位種ホブゴブリンをいた。


俺はまず近くにいたゴブリンに一瞬で距離を詰め、剣でゴブリンの首を跳ねた。


「「「「ギャー」」」」


仲間を近くで殺られてゴブリンが怒りの声?を上げ四体のゴブリンが同時に攻撃して来た。

俺はニ体の攻撃を剣で流しながら残りニ体の内一体を蹴り飛ばしもう一体魔法のアイスアローで頭を貫いた。剣で戦いながら魔法を使う事出来た事が嬉しかったが今は戦闘中の為、戦いに集中することにした。それから魔法や剣でゴブリンを倒して居ると魔法が飛んできた、そう魔法が飛んでききたのだ。ゴブリンが魔法を使ったことに驚きながら万象を切り裂く者のスキルを使いながら魔法を斬り、打って来たゴブリンを鑑定するとゴブリンウィザードと出てきた。どうやら魔法を使うことに特化したゴブリンもいる様だ。他にもホブゴブリンも出てきた為、オーラや魔力で身体能力を底上げして先にゴブリンウィザードを倒してからゴブリンを殲滅して行った。途中で逃げるゴブリンが出だしたが逃してまた集落を作られたら困るので魔法で倒ふと、俺を倒すしか生き残る方法はないと踏んだのか一斉に向かって来たが空間魔法で向かって来たゴブリンの後ろに転移して後ろからゴブリンを攻撃しながら戦うと暫くしてゴブリンを殲滅する事が出来た。ゴブリンを殲滅した後、他の魔物が住み着かないのうに建物を破壊した。


やるべき事は終わったので、空間魔法で王都の門前に転移して冒険者ギルドに依頼達成の報告に向かった。因みに王都には結界を貼ってある為、結界の外から中や中から外に転移する事は出来ない。まぁ、本気でやれば結界を破ることは俺の魔力量なら可能だけど···。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

ギルドに着いた俺は早速報告に向かった。


「レイラさん」


「あっ、アルク君やっぱり依頼を受けるのは辞めたの?まぁ、違約金は出るけど大した額じゃないから大丈夫よ」


「いえ、依頼の達成報告に着ました」


「えっ、今何て?」


「依頼の達成報告に来ました」


「えっ、本当に?」


「はい、あっ、ギルドカード出しますね」


「···分かりました、確認します。·····えっ!あの、アルク君依頼のゴブリンの集落って数は20〜30体くらい出来たよね?」


「はい、そうですけど何故か少し数が多かったです」


「少しって、上位種含めて64体と書いてあるのてますが···」


「あっ、それぐらい倒したかも知れません」


「はぁ、いいアルク君、ゴブリンの集落で50以上の数になるとCランクかBランクの依頼になるのよ!」


えっ、マジで!?少し多いだけでそんなに上がるの?


「でも、何とかなったので問題ないです」


「はぁ、もういいです。依頼は達成されました。数が本来よりも多いので追加の報酬が出ますので少しまっていてください」


「分かりました」


それから俺は依頼の報酬を貰い屋敷に帰った。


こうして俺の初の依頼は無事に終わったのだった。



次も書き次第投稿します。

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