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詩集  大好き  作者: 篝火
14/29

「糸」

手首を走る一文字

溢れ落ちる赤

閉じたまぶたの青

足下がふいに消える


生きていくのは

そんなに辛いですか

愛されることは

重いだけですか

この空の下

あなたを

つなぎ止めるものは

何一つありませんか


愛しいと声が枯れるまで

眠るあなたに呟いても

細い肩を暖めるように

抱きしめても

届かないなら

この腕にもこの声にも

意味はない


掴まえた手をすり抜けて

いつか雪のように消えてしまう

そんな予感を胸に

歯をくいしばる

いつかふいに告げられる

さよならに怯えながら

それでも

明日へ続く

この細い糸を

私はけして

離さない


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